上花沢片町を線路の方から行くと、旭町にぶつかります。旭町は鉄道が出来たときに作った道で、仲町、信濃町、小国町と次々斜めに当たって相生橋に出ます。
片町から旭町に出ると大河原牛肉店に路地があり、住之江町(これも鉄道開通時の新道)に抜けます。そこを渡りハヤシ薬局のところをまっすぐ行くと松川橋に出る道にぶつかり、そこを抜けていくと佐藤清水公園にたどり着きます。
大河原牛肉店からの細道が参道ということでしょう。多分古くからの道でしょう。昔は結構店もあった通りと聞いています。
明治末期、近くに火力発電所があったとも聞きます。蒸気機関車の残骸のような鉄の塊が、子供の頃にもあった記憶があるのでそれではなかったでしょうか。
明治32年に鉄道が開通した頃には、花都と松川という二軒の料理屋があったということです。
花都はその後新野医師が結核診療所として買い取り、その名も月見山療養所になりました。松川は料理屋から弁当屋になり現在に至ります。
写真はヨークベニマルの駐車場から見た佐藤清水公園。
子供の頃このへんの窪地は全体的に湿地帯で、沖正宗の瓶詰め工場がありました。
醸造していたのは現在くすりのカワチのところですが、窓などがなく古めかしく、妙に威圧感のある建物だった記憶があります。
佐藤清水公園を裏から覗く。
2011.09.27:mameichi:[米沢城下に江戸を訪ねる]
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