南部小学校の西側に、ついこの間までマックスヴァリュ城南店があったのはみなさんご存知のことでしょう。
ここを通る時、一冊の本を思い出します。
それは佐野眞一が2008年に著した「甘粕正彦 乱心のこう野」(こう=日遍に廣)です。
甘粕の原籍地(正彦は父親の赴任地の仙台で出生)の門東町は、江戸時代の古地図では主水町の名前で武家屋敷が並び、甘粕姓も見える。
しかし、現在そこは大型スーパーの駐車場にかわり、付近にも城下町らしい雰囲気はまったくなかった。、、、とあります。
その駐車場がここですね。確かに昔の地図にも甘粕家と書いてあります。
全く江戸時代の雰囲気がないと書いてありますたが、花岡町(西側)の方にあった庭園は多分古いものではなかったでしょうか。
クリーニングの店の後ろ側にあったところは手は入れられてはいませんでしたが、どう見ても最近いじった庭ではなく、昔っぽい雰囲気が横行していました。
見事になんにもなくなってしまいましたが、ここが甘粕近江守の地であることは間違いありません。
あそこが、こういうようなことに、、、
2011.05.17:mameichi:[米沢城下に江戸を訪ねる]
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