訃報、山下敬二郎

  • 訃報、山下敬二郎
ロカビリー3人男として平尾昌晃、ミッキー・カーチスと共に一声を風靡した山下敬二郎が亡くなりました。
私は直接ショウを見に行ったことはないのですが、柳家金語楼の息子というのが印象的です。

柳家金語楼はジェスチャーで有名ですが、艶福家としても知られ敬二郎以外に嫡男として、山下武という人がありました。
一昨年亡くなったこの人は、日劇の舞台監督やNETの大正テレビ寄席のプロデューサーを務め、その後工学院大学、芝浦工業大学などで教鞭を取った方です。

大学4年のとき卒業論文を書いたほうがいいんじゃあないか!ということでプロデューサー研究でもしたら面白いんじゃぁないかと思い、日本劇場を調べようと思い立ちました。
なぜこの山下武さんが日本劇場に関係していたのかを知ったのか分かりませんが、多分手紙を書いたのだと思います。
そして返事をいただきました。太い万年筆で書かれたあのハガキは何処にいったのでしょう。

結局卒論は書かずじまいで、山下さんとお会いすることもなく、しかも適当に卒業させてもらいましたが、神田の古書店で購入した50部ほどの日劇のパンフが手元に残っております。
お二人のご冥福をお祈りします。

写真は石見焼すり鉢です。

2011.01.07:mameichi:[嗚呼うましコーヒー]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。