カップ・オブ・エクセレンス

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今年はグァテマラのエルインヘルト農園のパカマラ種が入荷しました。

カップ・オブ・エクセレンス(Cup of Excellence)は、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質(トップ・オブ・トップ)のものに与えられる名誉ある称号で、中南米を中心に各国でコンテストが行われています。国内予選を勝ち抜き、国際審査員の厳格なカップテストにより評価された、全生産量の数%にも満たないほんのわずかなコーヒーだけが、カップ・オブ・エクセレンスの称号を授与されます。

カップ特徴はチョコレート・バニラを思わせる味と香り、果実(桃・葡萄・林檎)のような明るい甘みと酸味の調和がとれた珈琲です。

エルインヘルト農園は、1879年に国に登録された歴史のある農園で、ウエウエテナンゴ県でのコーヒー栽培の草分け的な農園として有名です。
1874年にMr.Jesus Maria Aguirre Panama氏によって設立され、1900年にコーヒーを栽培するために新たに農園の開発を始め、このセクションをEl Injerto(接ぎ木)と名付けました。
彼の没後農園は2人の息子に譲渡され、1939年にEl InjertoⅠ(ウノ)とEl InjertoⅡ(ドス)という名前を付けて分割されました。Pena Blamcaという川により2つの農園は分割されています。
現オーナーAturo Aguirre Escobar氏は第3世代にあたり、1956年以来この農場を所有しています。

グァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、2001年度2002年度3位入賞、2003年度は中止になりましたが、2004年度2位入賞、2006年度2008年度2009年度そして2010年度は優勝を飾っています。

データ
生産国名:グァテマラ
生産地区:ウエウエテナンゴ
農園名:El Injerto
農園主:Aturo Aguirre Escobar
国際審査員スコア:90.09点
ランク:1位
品種:パカマラ種
標高:1500~2000m
年間降水量:1800~2000㎜
敷地面積:750ha
栽培エリア:447ha
精製方法:フルウオッシュド/天日乾燥
堆肥:ミミズを使って作る有機物質

講釈は講釈として、一回味わってみてください。

それと10月の珈琲「神無月」が終了したので、1日早いのですが、本日より11月の珈琲「神楽月」を発売いたします。
ブレンドの豆は、グァテマラ・ブラジル・マンデリン、コクがある深い味わいのブレンドです。こちらも是非お試しください。

2010.10.31:mameichi:[嗚呼うましコーヒー]

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