東京出張という心地よい響き。その4

  • 東京出張という心地よい響き。その4
本郷もかねやすまでは江戸のうち、という川柳は子供の頃から聞いている。

享保年間(1716~1736)に、現在の本郷3丁目の交差点角に、兼康祐悦という歯科医が乳香散という歯磨き粉を売り出した。
これが当たり店が繁盛していた、らしい。

私としては何となく刃物屋かなんかと思っていたのですが。今は洋品店のようだがその時間店は開いていなかった。
そこでマックで珈琲をいただくことにする。

吾妻サービスエリアで買った雑誌でも見ようとした時、本が汚れていることに気が付いた。
粘度のある茶色い液体でべたべたしているのだ。


それはマックスバリュで買った焼き鳥の残りのたれがパックからしたたり落ちたものだった。
ということは、あのお土産にも、、、確認すると買ってきたお菓子の包装紙にもすっと一筋やきとりのたれが附いていた。

ナプキンを水で湿らせて叩いてみたが、そのくらいで落ちる代物ではない。
思えばサウナを出るときにこういうことも想定されるので、捨ててしまおうとも思ったのだが、見たら割と旨そうだったのね。

かなりブルーになりながらも水道橋を目指して歩くと真砂坂という地名が出てきた。女系図で有名な真砂町の先生が住んでいたところだ。
坂を下っていく途中のマンションの駐車場のところから丸の内線が出てくるのが見えた。
もうすぐ後楽園の駅だ。


2010.02.21:mameichi:[そこいら辺を歩く]

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