豆いちの南隣には会津屋さんという古くからの米穀店があります。時々灯油を買ったり、ごみ袋を買ったり、カップヌードルを買いに行きます。
そしておばあさんがいつも店番をしていたのですが、5月7日に急遽お亡くなりになりました。享年87歳、5月5日まで普通に店番をしていて、少し調子が悪いとのことで入院、眠るように亡くなったとのことでした。
旦那さんを早く亡くされ、女手一つで子供を育てながら50年間店を切り盛りされたそうです。人によっておまけをしてくれるらしく、カップヌードルを買う時「130円でいいがら」といってもらっていました。
「今はみんな朝ごはん食べなくなって、おたくのコーヒー一杯で会社さいぐなだもなぁー。んだがら米屋は大変なんだ。これがらはおたくみたいな商売いいなだべなぁ。」などといってもらいました。
入院してからもあれとこれを仕入れするようにと最後まで商売の話だったとのことです。
いつも黒米を指で丁寧に選っていたのが印象的です。ちょっとのお付き合いでしたがお世話になりありがとうございした。
心よりご冥福をお祈りします。
- HOME
- 嗚呼うましコーヒー
- 文化芸術のココロ
- 米澤絵葉書繁盛記
- うつわいろいろいろ
- 食いしん坊万歳
- 豆いち、店舗にて
- 動植物奇想天外
- そこいら辺を歩く
- 家庭の事情は!
- 芸能音楽の50
- 米沢城下に江戸を訪ねる
- 線路は続くよ果てまでも。
- 豆いちのコーヒー一覧
- 昭和元禄商売絵巻
- 酒の山形・置賜の地酒 亥子屋
- あの頃
- ギャラリー
- プロフィール
- モバイルサイト
- お問合せ
- 新着コメント
-
2021.11.06 (黒金)映画館懐かしいです。
-
2020.12.28 (なつかし)マイルス
-
2020.01.12 (みちのくはじめ)よく行きました。
-
2019.12.29 (nakaki)マイルス思い出
-
2018.04.16 (石塚)あのころは、
この記事へのコメントはこちら