忘れてました。実は大学のゼミというものがあり、私はお芝居のゼミというところに潜り込んでいたのです。なるべく歌舞音曲の方向を向いているものということで入ったのですが、案の定先輩や同級生は、黒テントやら放送作家やらカメラマンやらオペラ歌手やらみんな濃いことになっています。
で、題名の「私お芝居が大好きなんです!」という台詞は美内ずずえ先生のガラスの仮面に多用されていたのではないでしょうか。この漫画を見たのは、今はなき「蔵」という女子高(現九里)のそばにあった喫茶店です。建物だけは残っていますが。
確か高校のときに土曜日たまたま友人と行き、読み始めたらやめられなくなり、友人は帰ってしまい、結局7時ぐらいまでかけて全巻読みました。そのころは何巻まで出ていたのでしょうか。今から30年前、今も続いていると聞いています。
その後、続きを読む機会があったのが横須賀さいかや(百貨店)の5階休憩室でした。15歳の時に読んでから、25年ほど経過していたでしょうか。あっという間ですよ、年月は。
山形物産展で行っていたのですが、そのときは余りにお客様が来ないためよくみんなでさぼっていて、花より男子もその時しっかり読みました。こういうところは何故か少女マンガなのです。
芝居といえば5月の大阪松竹座は京唄子(81)が骨折のため淡島千影(85)代演とありました。前にも書きましたが淡島先生は一度お会いしたことがあり、(お会いしたといってもバンドの皆さんとご挨拶しただけですが、、)今から15年前もちっちゃなおばあちゃんというイメージでしたが、一ヶ月39公演をやれるだけの体力、気力が充実されているのでしょう。しかも代演をいとも簡単に受けられるわけですから。
亡くなった杉村のお春さんとか、帝劇の森光っちゃんとか、半ば神格化された芸も見ものですが、あくまでも肩肘張らず、しかも商業ベースなのが格好がいいのです。
勿論、芝居がすきなのは分かっています。
写真は去年頂いた寄せ植え鉢に、友人が新たに花を植えてくれました。
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