やっぱり猫が好き?

  • やっぱり猫が好き?
社会人になって、短い期間に引っ越しを2回して三鷹のかなり古いアパートに越した時のことです。
駅前の不動産屋のおばさんにすすめられ、自転車を借りておばさんと三鷹の町を走り回り物件をあたりました。その時多摩川上水沿いのボロい二階建ての二階の真ん中があいており、「このアパートが建った時は、あちこちから見学に来たものよ。」(あんたはいつから不動産屋やってるの?)みたいな感じでしたが、そこに決めました。
部屋は台所2帖(板の間)、畳8帖だったでしょうか。もちろん風呂はありません。近くの銭湯に行くわけですが、あのころはバブルの真っ最中で、遊ぶのに忙しく、なかなか風呂に行けません。よく会社の同僚で風呂付の人のアパートで、シャワーを借りたりしていました。

そのアパートの特徴は何といってもベランダというか、物干し場というかがいきなり広いのです。畳にして3帖ぐらいはあったと思います。そこに毎日猫が遊びにきて日向ぼっこをしています。ちょっとパンの切れ端などをやったりすると情も倭寇というものです。
まだそのころは、一部土曜が半ドンだったので、14時頃帰ってきて早風呂に行き、16時頃からエルモア・ジェームスのギターなぞ聞きながら、ビール片手に猫と戯れ、武蔵野の野部を半眼で遠目に見ていたことを思い出します。

写真は最近仕入れた、踊る猫たちでございます。
2009.03.26:mameichi:[動植物奇想天外]

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