今の仕事になって大きく変わったことといえば、「朝寝坊になった!」ことが挙げられます。決して誉められたことではないのは分かってはいるのですが、実際そういうことになっています。
で、毎日「NHK朝の連続テレビ小説」を見ています。呑気なもんです。略して朝ドラなのですが、全く略になってないと思います。
また連続テレビ小説というフレーズは、あくまでも連続ラジオ小説=新諸国物語=笛吹童子&紅孔雀、とかそういうのに対してテレビ小説なのではないでしょうか。
それが映画になって東千代之介と中村錦之助がヒーローで、高千穂ひずるがヒロイン、高千穂のお父さんが「私がルールブックだ!」といった二出川球審の娘だというのはみんなが知っていた時代です。古い話です。
まあそれは兎も角、今の「だんだん」に桂米朝師匠が出演していらっしゃいます。そしてその奥さん役がかしまし娘の正司照枝が固めています。ちょっと前まで3女の花江さんも施設の入所者の役で出ていました。みなさん、古くからやってらっしゃいます。
この3人に共通することは、関西の芸人だが吉本の所属ではないということです。NHKはよく見ていると吉本の芸人は昔から重用されていないと思います。いろいろな事情があるのでしょうが、吉本がそれだけがっちり民放に食い込んでいるということでもあるのでしょう。そしてNHKには松竹芸能(現在は鶴瓶などを擁する芸能プロダクション)のコネクションがしっかりしていました。当時はかしまし娘は松竹の看板でした。
まあそんなことはどうでもいいのですが、米朝師匠、随分年を取られました。人間国宝なのだからそれはそうでしょうが。もう生の落語を聞くことは難しいと思いますが、こうやってテレビででもお会いできるというのは本当にありがたい。
まだ学校前の子供のころ、木曜日の8時からNHKでやっていた宮田輝司会の「ふるさとの歌まつり」という公開番組を見ていて花菱アチャコがゲストで登場したことがあります。両親がそれを見て「アチャコ、まだいぎで(生きて)だんだなぁ」という反応だったことが忘れられません。
TVを見ていて、自分もそういうことを思う歳になってきたな、と思う昨今です。
今日は 「愛珈琲」を製造しました。
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