毎年、次の年に行くのが躊躇われるといった感じで、鬼籍に入られるそれも巨人がいます。
今日の読売にジャズトランペット奏者フレディ・ハバードが亡くなったことが掲載されていました。70歳ということで、まだまだ若いのですが、最近はラッパを吹いている情報はなかったように思います。
いまから十数年前、蔵王ジャズに来たときも、ほぼラッパは吹けず、アドリブは先輩のジャッキー・マクリーンが一生懸命埋めていました。情報誌などに数年に一度調子が戻ってきたという記事が載るのですが、そのころからアルバムやゲストのレコーディングもなかったのではないでしょうか。
この間ラジオで聞いた古い録音はやはり素晴らしかった。私ももっといいトランペットを吹けるように精進したいと思います。
改めてご冥福をお祈りします。
そして名門劇場の閉館です。前にもちょっと話しましたが、新宿コマが今日をもって閉場となりました。
今はなき阪急電鉄及びそのグループ(東宝、宝塚歌劇とか、、)の創始者小林一三が名付けたというコマのように回る劇場、なんたって回り舞台が三重に巡らされているのですから。
梅田コマも味わいましたが、なんとも馬鹿馬鹿しい豪華さが好きでした。当然創始者はその場所が演歌の殿堂になるなどとは笹の露も思わなかったに違いありません。
とにかく北島三郎、坂本冬美、細川たかしを観覧しました。観覧という感じでした。友人がバンドにおり、楽屋で遊んで帰りしな、淡島千景先生が退出時で若い衆の皆さんと「オツカレサマデシーターァ-」をさせていただいただきました。
今はなき北島バンドの鈴木操というバンマスに「絶対リズム感」の講釈を受けたのもコマの楽屋でした。鈴木操氏は芸大卒の尺八男爵でした。
今年もお世話になりました。2009年が皆様にとって素晴らしい年であります
ようにお祈りしたいと思います。では、よいお年を!
追伸:明日の中継、明治神宮は青空球児好児さんで、角座前は鶴光でおま、でしょうか。
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