確か私が高校の時にはなくなっていたのではないでしょうか?
コーヒーミルのエンブレムを見ていたら、なぜか一中の近くにあったプラモデル屋を思い出しました。ちなみに後ろの紐は線香花火です。
ここは小学生の頃には、やっぱり買うものがなくても、買う金がなくてもしょっちゅう覗いたものです。
入口は東西ニ箇所だったかなぁー?そんなに万引きしやすい構造にはしないよなあー。店を入ると右側のガラスのショウケースには小さいプラモデル、たとえばサンダーバードだったり、軍用自動車だったりそんなものがありました。そして棚には戦艦から、戦車から、自動車から、バイクから、お城から、おでん屋までいろいろなプラモが所狭しと積み上げられています。
レジ周り(レジはあったかなぁー?)の上にはあの細木で作る飛行機がいっぱいぶら下げられており、下のショウケースにはマブチモーターなんかがキラリとわたくし、高級品です、といった風情で並んでます。
そして左側にはかなりの場所をとってレーシングサーキットがありました。お金持ちの子供やあんちゃ方は自前でしたが、持ってないガキは車を借りて競争しました。夢のような場所でした。
店の脇には少し幅のある小川が滔々と流れていて、、、、
他にラジコンやUコンの道具、若干鉄道模型もあったように記憶していますが。
その後遠征して同業の立町のジューキミシンに行くと、まったくたたずまいが違います。戦艦ものやタミヤ、イマイなどの戦車、戦争関係が充実していました。ドイツ陸軍とか。詳しいことは分かりません。とにかく中井よりもちょっと硬派な感じでした。
中井の親父さんもなんとなく芸術家崩れみたいな風貌で、なんとも3丁目の夕日でした。
今の子達ははそういうたまり場あるのでしょうか、ねぇー。
よく行きました。
中井模型店と金ミシン店にはよく行きました。とても高くて買えないプラモばかり。しかし、レーシングカーブームの時は、どちらのお店の中にもレーシングロードが作られ、自分のカーを100円位で楽しむことが出来たので行く回数が増えました。昭和38年から42年頃の想い出です。
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