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春は別れと出会いの季節。

  • 春は別れと出会いの季節。
21日に山大工学部の卒業式がありました。

よく豆いちに通ってくれたT君は一部上場の大手コーヒー会社、Kコーヒーに就職します。
Kコーヒーのドリップ方法は私が習ったものとは違っていて、その淹れ方でキリマンジャロをいただきました。

他にもH君の彼女、月曜日にみんなでわいわいコーヒーを買いに来てくれたチームYOKOのメンバーが旅立っていきました。

で、また新しいメンバーが加わることを祈りつつ、若者たちの前途に乾杯したいと思います。
2010.03.24:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]

子供とコーヒー。

  • 子供とコーヒー。
「しゅんは15さいになったらこーひーをのむんだ!」といっていたのですが、
飲んだらしいのです、昨日。
10歳分フライングしました。

銘柄はコロンビアのエメラルド・マウンテン、珈琲:牛乳=2:8で大層ご満悦だったようです。

昨年の暮れからエメラルド・マウンテンを取り扱うようになりましたが、独特の香りの高さとしっかりした風味が人気です。
試飲もOKですので、リクエストしてください。
2010.03.15:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]

うーんんん。

  • うーんんん。
なかなか書けないもんですねぇー。

特にショックとは自分では思っていない筈なのですが、、、。
今日で2週間、この間のような遠い昔のような不思議な感覚がいたします。

御香典、弔電、お花など頂いた方々、本当にありがとうございました。
もうちょっと落ち着いてからご連絡させていただきます。

2010.03.09:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]

再開しました。

  • 再開しました。
丁度一週間休んでしまいました。皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
3月3日、本日より通常営業に戻りました。
御贔屓何卒宜しくお願い申し上げます。

そして、豆いちの駐車場の抜け道の雪が解けたので、餃子の江戸久に抜けられるようになりました。
本来は道路ではないのですが、永井荷風の濹東綺譚と同様、「ぬけられます」。

今日は九里高校の卒業式で、店の前は前途洋洋の活き活きとした顔が通り過ぎていきます。
自分のことを考えると今を去ること28年前、おそらくマイルスで一杯飲っていたに違いありません。

2010.03.03:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]

東京出張という心地よい響き。その6

  • 東京出張という心地よい響き。その6
後楽園に行くには、水道橋の駅から歩くというのと、丸の内線の後楽園駅で下車というのと2パターンある。
東京に来た頃、随分ジャズ喫茶巡りをしたのだが、水道橋にはスイングという老舗があった。

どうやって場所を調べていったのか憶えていないが、あそこは一体なんだったのだろう。
川の脇の、ちょっと船着場のそばの店みたいな佇まいだったように記憶している。
まるでニュー・オリンズにでも紛れ込んだような錯覚を覚えるいい雰囲気だった。
黒澤明映画の戦後すぐの東京、酔いどれ天使あたりともかなりかぶるシチュエーションだ。

人のよさそうなおじさんとちょっと大柄のおばさんでやっている摩訶不思議な空間。
そこで流れるのは1920年代から40年ごろまでのデキシー、スイングジャズ。
時間が止まったような場所は、私が行ってから数年で無くなった。だから私がそこへ足を運んだのは一回きり。
その後スイングは飯田橋へ移った。ちょっと坂を上ったところにある穴倉のような空間で、ここも居心地は悪くなかったが程なくして閉店してしまった。

サラリーマンになってからは飯田橋の店によくサボりに行ったんで、私が行くとテナーサックスのレスター・ヤングやベン・ウエブスターなんぞをかけていただいたことを思い出す。


スイングという同じ屋号のジャズ喫茶は渋谷にもあった。
ここはジャズの映像をプロジェクターで見せてくれる店で、たまたま渋谷区役所に営業に行く途中立ち寄った。

東急ハンズから少し坂を登り、左にタワーレコードを見ると右に階段がある。
数段登ると左側の奥のほうがスイングだった。
ここには随分お世話になった。
マスターは宮沢さんというおじいさんで、ちょっと昔話を聞いたこともある。
いつもビールの小瓶を注文していた。
最近余り見ないが、缶よりもいいね、ビールの小瓶。

2010.02.23:mameichi:コメント(0):[嗚呼うましコーヒー]