HOME > 記事一覧

梨もぎとり祭

  • 梨もぎとり祭
(2015年10月撮影)




秋も深まり、今年も恒例の「梨もぎとり祭」を行う季節となりました。


今月、29日(土)30日(日)に、利府ハウジングギャラリーの隣にある梨園にて、お客様への感謝をこめて行います。


今年で13回目の開催となりますが、毎年OBの客様を中心に多くのお客様にお越しいただいております。


当日は、モデルハウスご見学のお客様も無料で参加いただけます。


もいでいただくのは「梨の王様」と、言われる「新高(にいたか)」と、いう大きな梨で、


生産農家の多い利府町の直売所で、最後にお店に並ぶ贈答用として大変人気がある美味しいなしだそうです。


当日は、トン汁なども用意をしてお待ちしておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

沖野 T様新築工事現場・・・・・木工事

  • 沖野  T様新築工事現場・・・・・木工事
若林区沖野にうちエコWIN(外断熱工法)で自宅新築工事を行っていましたT様邸の木工事が始まり、

17日には上棟の予定となりました。

ご近所の皆様には何かとお騒がせ、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、

よろしくお願い致します。

建築中の構造をご覧になりたい方は、ご連絡頂ければいつでもご案内いたします。

良寛和尚の逸話

  • 良寛和尚の逸話

江戸後期の禅僧、良寛和尚の逸話を聞く機会がありました。

良寛の名声をねたむ一人の船頭がいました。

その船頭は、良寛が舟に乗ったとき、
川の真ん中でわざと大きく舟を揺らしました。

良寛は、川の中に投げ出され溺れますが、
船頭を恨むこともなく、運命を甘んじて受け入れ、死に向かいます。

その泰然たる様子に、さすがに船頭は良寛を舟に引き上げました。

そこで、引き上げられた良寛は、なんと言ったと思いますか?

「命を助けてくれてありがとう。
あなたは私の命の恩人です。この恩は決して忘れません。」
と、手を合わせたというのです。

一見、プラス思考のように思えるかもしれません。

でも、良寛和尚は、川の中に投げ出されたことを、
マイナスにもプラスにも解釈するのではなく、

ただ水の中に投げ出されたという事実を受け入れたのです。

そして、船頭のその後の人生にとてつもない影響を与えたそうです。

良寛は、自分のためにプラス思考で考えたのではないのです。

マイナスでもプラスでもない、「ゼロ思考」をすることが出来たのだそうです。

「ただ、事実を事実として、受け入れる。」ことができたのです。



私は病気にかかるまではプラス思考の人間だと思っていました。

この様な病気にかかるとは、夢にも思っていませんでした。

「どうして病気になったんだろう。」と、マイナスの気持ちが渦巻いている自分がいました。

気持ちがプラスになったり、マイナスになったり、

そして今は、事実を事実として受け入れることが大切だと


わたしは「病気を事実として、受け入れる。」


そうそう、良寛和尚の号は、「大愚」だそうです。





薪ストーブ 二代目

  • 薪ストーブ 二代目
20年以上前に自宅を新築した時に、設置した薪ストーブが寿命を迎え、


昨日、友人の力を借りて、235kgの薪ストーブを庭に運び出しました。


これからも、庭のオブジェとして楽しませてください。









二代目 薪ストーブはDutchwest エンライト ラージタイプ


触媒を使用せず煙を希薄燃焼させる、リーンバーン燃焼方式を採用している薪ストーブです。


サイズは一代目よりは大きめですが、重量は218kgとちょつとだけ軽くなりました。


それでも、重量は200kgを越える超ヘビー級です。大人4人で夕方までかかり、やっとのおもいで据付けました。


これから何十年お世話にならかわかりませんが、終の薪ストーブになるように付き合っていきたいと思います。


末長くよろしく。






薪ストーブは、間伐・枝はらいなど森林の管理、家を建てるときに出る木材の使い端を燃料にすれば、


資源の有効利用になります。


一方、地球が地下に貯蔵してきた石炭や石油は、自然界の二酸化炭素の循環の環には含まれていないので、


これを燃焼させると地球の温暖化に繋がります。


木材を燃やすとCO2は発生しますが、木は成長過程で光合成によりCO2を吸収しているので、


ライフサイクル全体で見ると、大気中のCO2を増加させていないとみなされています。


薪ストーブやペレットストーブが人気なのもうなずけます。


省エネ以外にも、太陽光や風力.地熱などのクリーンエネルギー、


これからは生活に合わせてエネルギーを選ぶことが大切です。


それ以上に、気密・断熱性能のよい家を選ぶことも大切です。


薪ストーブへのあこがれ

  • 薪ストーブへのあこがれ
(2016年2月の撮影)



10月に入りすすきを目にすることも多くなり、お萩が食べたくなります。

私は根っからの地元民で、建築を学んだわけでもなかったのですが、

平成元年にログハウスの工場開設をきっかけに、好きなログハウスならお客様にその良さを、お伝えできるだろう。

その気持ちで入社しました。「心を和ませてくれる、木と薪ストーブの温もりをお伝えしたい。」と思っていました。

その良さとその使い方をお客様に伝えるには、自分で使ってその手間暇を、お伝えすることが一番だと、

薪ストーブを備えたログハウス風の自宅をつくりました。もう20年以上前のことになります。
(余談ですが、「もう少し断熱・気密性を考えればよかったな。」と、反省しています。
今となっては、どうしようもありませんが。)



秋になるとひと冬分の薪を用意し、12月になるとストーブに火を入れます。

ストーブの火、赤く輝く火、熱としての火、光としての火、みる者の心を和らげてくれる火、

火へのあこがれはつきません。



一度使い始めたらやめられず今まで使い続け、

火へのあこがれがつきないがゆえに、手間暇かけて毎日使い続けてきました。

火の温もりがこころを揺り動かし、二代目の薪ストーブを・・・。



私たちが薪ストーブの火にあこがれるのは、遠い遠いむかし火を誕生させたときの喜びの記憶を、

無意識に取り戻したいと思っているからなのか知れません。


長い間お疲れさまでした。冬の寒さから家族を守ってくれてありがとう。