香害の恐ろしさ

  • 香害の恐ろしさ
お世話になっている、みやぎ化学物質過敏症・アレルギーの会 「ぴゅあぃ」の代表の佐々木さんから、ご紹介され「香害」という書籍を読んでみました。

香りがもたらす健康被害については、ある程度理解していたつもりでしたが、初めて知った内容も多く、大変勉強になりました。

シックハウスが悪化すると、発症する化学物質過敏症ですが、CS(化学物質過敏症)患者は、予備軍も含め国内に1000万人以上いると言われています。

住宅に使われる建材の制限や換気設置の義務化もあって、家そのものが原因のシックハウスは、沈静化している側面はございますが、相変わらず無関心な造り手も存在し、換気が機能していない住宅も多いのも現実です。さらに換気について、つける・つけないは個人の自由となっており、CS患者の増加が危惧されています。

人は、水や食料・空気を体内に取り入れていますが、重量で比較すると、空気の割合は、実に85%という事を理解しなければなりません。



そして、このうち室内の空気は平均で57%となっており、家にいる時間が多い、お子さんや奥様、お年寄りはもっと多くの室内空気を取り入れているのです。

体内に取り込める化学物質の許容量は、人それぞれですが、ひとたび許容量をオーバーすると、原因不明の咳や頭痛、目眩やしびれ・倦怠感など様々な健康障害に襲われ、日常の生活が困難に成る程、重症化する怖い病気です。

消臭や除菌の為に、シュッシュしたり、部屋干しの嫌な臭いを軽減するために、柔軟剤や香料の強い洗剤を使いたくなる気持ちもわかりますが、使用することで、ご自身やご家族の体を知らず知らずのうちに、蝕んでいるという事も、正しく理解しなければなりません。

現代に生きる私達は、水や食料・空気も含め、様々な化学物質に囲まれて生活しており、全てを取り除いた生活は不可能ですが、出来るだけ取り入れない生活と家の中の空気を綺麗に保つための換気が必要です。

換気の王道は、何といっても窓開け換気ですが、屋外の空気汚染や防犯上の問題、共働きにより、留守がちな生活形態や雨や風・砂ほこりの侵入もあり、窓開け換気が難しい環境下で私達の生活は営まれております。

つまり、室外の空気は極力、綺麗な状態で取り入れ、室内の汚れた空気は速やかに排出するための換気設備と換気が正常に働くための、高い気密性能が重要なのです。

特に、妊婦の方や、小さなお子さんのいる家庭では、十分に注意が必要で、アトピーや喘息・食物アレルギー・花粉症・発達障害など、様々な影響を及ぼす危険性があり、私達の生殖機能にも関わってくるそうです。

いずれにしても、基本は出来るだけ使わない、やむなく使う場合でも、室内に化学物質が充満しないような、換気を心がけるしかありません。

そして、付け加えさせていただければ、柔軟剤や制汗剤・香水など、私達が無意識に発する臭いによって、辛い思いをしているCS患者の皆さんがいるということも、理解しなければなりません。



健康に暮らしたいという方には、必ずお役にたてる内容ですので、是非読んでみて下さい。ご希望の方には、お貸しいたしますのでご遠慮なくお申し付け下さい。





「ロフト」便利? いらない?

スーモジャーナルというサイトに <ロフト利用者300人に聞いた、「ロフト」便利? いらない?>
という記事を見つけたので紹介いたします。

これは、戸建てのユーザーではなく、あくまでロフト付の賃貸物件に入居した経験のある300人のアンケートで、おそらくは断熱は内断熱で、階段はハシゴ式だと思われますが、参考にしていただければと思います。

http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20160622/Suumo_113383.html

この記事を読めば、ロフトのある賃貸物件の入居者の方々のロフトについての感想は、賛否両論のようですが、弊社で建てた外断熱の家で、ロフトを採用していただいたお客様には、ロフトは失敗だったというお客様は多分いないと思います。

それはなぜか!

記事の中にもありますが、ロフト付の物件のデメリットとして、多くの方があげているのが、

1位 夏はロフト部分が暑い(57.3%)
2位 階段の昇り降りが面倒(53.3%)

という項目ですが、固定階段で夏も快適に過ごせる外断熱のロフトは、プラスワンのスペースとして、こうしたデメリットを感じることなく、有効にご活用いただけるからなのです。







坪単価のからくり

価格の安さを売りにしているローコストメーカーがありますが、その販売手法にはいろいろなカラクリがあります。

さすがに坪35万で家ができると思っているお客様はだいぶ少なくなりましたが、未だに誤解しているお客様もいらっしゃるようですので説明したいと思います。

まず、建築確認申請に用いる床面積といえば、延床面積ですが、建築業界においては面積表示の基準はあいまいで何の基準もないのが実情です。

そうした実情を利用して、ほとんどのローコストメーカーが採用しているのが、施工床面積という面積表示です。

施工床面積というのは、実際の室内の床部分にあたる面積ではなく、施工する部分の面積まで含む表示法で、どこまでの面積が含まれるかは、各社違うのですが、玄関ポーチやバルコニー・吹き抜けや小屋裏・ひどいメーカーは、軒の面積まで含んだ面積を表示しているのです。

つまり、最低でも実際の床面積よりも5%から10%は、大きい面積で表現しているため、実際の床面積が35坪でも建築費を算出する施工床面積は38坪から40坪になるのです。

そもそも坪単価というのは、あくまで建築費の目安の一つであって、建物の大きさや形状・設備や内外装の仕様によって大きく変るので、注文住宅の場合には、設計や仕様に基づいた見積もり書を作成し、はじかれた金額を床面積で割って坪当たり何万円の建物となるのです。

しかしローコストメーカーの場合は、あらかじめ坪単価の元となる設計基準・仕様・条件が細かく決められており、基準外の部分はすべてオプションや別途工事となるので、基本的に追加や変更なくして住める家にはなりません。

つまり坪単価〇〇万円は、あくまでお客様を呼び込むための入り口価格に過ぎず、住める状態になるには多額の追加工事が必ず必要で、結局は高くついてしまったというお客様が非常に多く、ローコスト住宅にトラブルや訴訟などが多いのはこうした理由が大きいのです。

次にメーターモジュールについても説明しましょう。

モジュールとは、柱のピッチ(間隔)の事を指し、通常の在来木造住宅の場合3尺(910㎜)ピッチが基本寸法となりますが、メーターモジュールの場合は1メートルが基本寸法となります。

ローコストメーカーの坪単価を算出している、設計基準のベースとなるのがメーターモジュールによる設計で多くのメーカーで採用しています。

すなわち、尺モジュールと比べ長さで1割長くなるために、床面積では全体で2割程増加します。

尺モジュールの6畳間は1.5間(2.73M)×2.0間(3.64M)で面積は9.94㎡となりますが、メーターモジュールの6畳間は3M×4Mで、面積は12㎡となり、面積は約20%増加するので、6畳が実質7.2畳大になります。

つまり尺モジュールで30坪の間取りをメーターモジュールに置き換えて建築すると36坪になり、40坪であれば48坪になるのです。

営業マンは、「メートル法が世界基準で、廊下や階段も広くなって、部屋もひとまわり大きくなるのでゆったり過ごせます。日本人の体型も大分変わりましたので」などと、もっともな話をすると思います。

しかし、住宅業界でメーターモジュールを採用した最大の目的は、見た目の坪単価の引き下げにあります。

同等の設備や仕様で建築した場合、40坪の建物より50坪の建物のほうが坪単価は安くなるのはご理解いただけるでしょうか。

40坪の建物でも、50坪の建物でも、二世帯住宅でもなければ玄関は一つですし、水回りの設備も一件分です。要するに建築費における比率が高い水道工事や設備機器の費用が面積が大きくなればなるほど割安となるのです。

こうした現象を最大限いかすのが住宅におけるメーターモジュール化なのです。

同じプランを、メーターモジュールで設計すれば、たとえ面積が広くなっても柱の本数・サッシや内部ドア・照明やコンセントの数・外壁や内装材で割高な出隅や入隅・コーナーに至るまで、基本的な数量は変わらないために、部材費はもちろん、施工費の増加を最小限に抑えることが可能となるのです。

しかし考えて欲しいのは、メーターモジュールでなくとも廊下や階段の寸法や部屋の広さは自由自在なわけで、あえてメーターモジュールにする必要はないのです。

しかもメーターモジュールの押入れやクローゼットの奥行は1m・トイレは2mというのが基本寸法となります。

さらにサッシやドア・ユニットバスやキッチンのメータモジュール対応の商品は割高で種類も限られているために、尺モジュール用の商品を使用し、わざわざ無駄なスペースをつくっているとしか思えない箇所が多々あります。(ユニットバスの周囲は約20㎝ものデッドスペースができます)

ちなみにメーターモジュールの会社に、尺モジュールに変更してくださいとリクエストしてみて下さい。

対応は難しく、もし対応したとしても坪単価は間違いなく大幅にアップします。

坪単価を安く見せつつも、面積を増やすことによって建築費をつりあげるメーターモジュールの家が世界基準といえるのでしょうか?

メーターモジュールなのに㎡単価ではなく坪単価で表記する事に、違和感を感じませんか?


最後に、本体工事以外の別途工事や付帯工事にどの位必要なのかをご説明いたしましょう。

会社によって、別途工事は様々ですが、ざっと別途工事になりえるものをあげてみましょう。

〇外部給排水工事 〇雨水排水工事 〇下水道接続工事 〇電気引き込み工事 〇仮設工事(電気・水道・トイレ)〇仮設足場工事〇2階トイレ・洗面所 〇勝手口 〇和室真壁仕様 〇一室を超える和室〇和室障子〇面格子や出窓〇網戸〇照明器具〇エアコン〇暖房器具〇カーテン工事 その他にも出隅や入隅の数・1階2階部分の面積比率・屋根勾配・軒の出・スイッチ・コンセントの数など少しでも基準をはずれると追加・変更工事が発生する仕組みになっています。

そして諸費用や諸経費にも、本来工事費に含まれるような費用が別途に計上されているケースが多いので注意が必要です。

〇地盤調査費用 〇気密検査費用 〇各種検査費用 〇工事管理費用 〇設計管理費用〇融資手続き費用 〇オール電化申請費 ※ 設計変更や仕様変更には変更手数料が発生するケースがよくあります。

こうした費用が、本体価格にプラスされる為に、あっという間に坪40万円はおろか50万円をゆうに超えてしまい、とてもローコストとは呼べない住宅も非常に多いのです。

さらにローコスト業界では、契約後の追加や変更工事で利益をさらに計上するかのような風潮もあり、追加工事を多くとることこそが腕の見せどころといったメーカーもありますので、注意しなければなりません。

加えて、最近では坪単価ではなく、20坪位の小さな建物で8百万とか、30坪弱の建物で1,200万といったように小さな面積で総額を低く表示する会社も出没してきましたが、こうした会社も別途工事や追加工事の考え方は、基本的に同じです。

坪単価のマジックや総額表示のからくりには、十分お気をつけ下さい。




夫婦別室

  • 夫婦別室
夫婦円満の秘訣?ということで、寝室を別にするという「夫婦別室」が、年々増えているようです。

ちなみに、弊社でも、夫婦別室でというリクエストを頂戴するケースが、ままございますが、ご要望いただくのは、奥方からというのがほとんどです。

ちなみに年代別の割合ですが、

30代……同室72.8% 別室27.2%
40代……同室59.2% 別室38.8% 他2%
50代……同室62.1% 別室35.0% 他2.9%
60代……同室46.6% 別室49.5% 他3.9%

部屋数などの問題もありますが、60代になるとほぼ半数が別室のようですが、これをご覧になっている貴方様のご家庭ではいかがでしょうか?

理由は、様々ですが、圧倒的に多いのがいびきだそうです。

その他にもいろいろありますが、何かと差し障りがあるので控えさせていただきます(笑)


オープンな収納は、一石三鳥!

  • オープンな収納は、一石三鳥!
ウォークィンのクローゼットは、基本的にオープンですが、部屋に備え付けの物入れやクローゼットは、通常、扉がつきものです。

こうした場合、時折、扉を開け風をあてたりするなどの工夫が必要ですが、そのまま締め切ってると、湿気を呼び込み、カビが発生したり、臭いが気になったりして、防虫剤や消臭剤・水とりぞうさんのような湿気取りが必要になってきます。

湿気取りは、健康にはあまり影響を及ぼしませんが、消臭剤や防虫剤は、有害な化学物質が含まれており、健康上、十分な注意が必要です。

昨今は、建物そのもののシックハウスよりも、室内に充満した化学物質によるシックハウスが急増しており、原因不明の咳やめまい・頭痛や疲れ・発疹などのアレルギーに悩まされている方はかなりの数にのぼります。

また、今は大丈夫でも、体内への化学物質の許容量がオーバーすると、ある日突然発症するの怖い病気ですので、出来るだけ体内に取り入れない様にしなければなりません。

オープン収納にすると、通気性が確保され、換気性能の高いソーラーサーキットの家では、こうした問題に悩まされることは、ほぼなくなると思います。



特に子供部屋には、最適で、整理整頓も身に付き、ちょっとしたコストダウンにもつながるので、
まさしく一石三鳥となります。



見せたくないものは、安価でお洒落なカーテンやスクリーンでOKです.。





こんな収納は、インテリアとしてもいいですね。