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熱中症は、気温よりも「湿度と輻射熱」

連日の暑さで、熱中症のニュースが毎日流れていますが、消防庁によると、7月9日から7月15日の一週間における熱中症搬送人数が9956人になったそうです。

熱中症は、真夏の炎天下で発症するイメージがありますが、気温以上に湿度が大きく影響すると言われています。



この東京消防庁のグラフをみても分かる通り、発症者が増加するのは気温の影響も大きいのですが、その多くは、屋外での場合で、屋内では、25℃~30℃以下であっても、湿度が高くなると、発症者数は増加するのです。

熱中症の危険度を表す数値として、環境省が提供している「暑さ指数(WBGT)」がありますが、この指数は「気温」「湿度」「輻射熱」からなる指数で、屋外の場合は湿度7割・輻射熱2割・気温1割で、屋内の場合は湿度7割・輻射熱が3割の比率で構成され、実際の気温そのものよりも、湿度や輻射熱がもたらす体感温度を重視しているのです。



屋外・屋内ともに、湿度が暑さ指数の7割を占めていることから分かる通り、湿度が高い時ほど熱中症には注意が必要です。

そして、熱中症は、集団で発生する屋外でのケースがよくニュースで取り上げられますが、実際の発症場所で一番多いのが、家の中なのです。



室内の熱中症対策として、室温は27℃~28℃以下が、目安とされていますが、温度もさることながら湿度こそが重要で、60%以内の湿度を心掛けたいものです。

そして、体感温度の上昇をもたらす輻射熱は、屋外の場合、直射日光にくわえ、地表面からの反射による輻射熱の影響が非常に大きいことを理解しなければなりません。

※ コンクリートに囲まれた都市部では、周囲の建物の輻射熱の影響もあります。

一方で、室内における体感温度は、壁や窓ガラス・天井からの輻射熱の影響が大きく、内壁全体の表面温度を抑える家のつくりが大事で、日射熱の侵入を抑え、熱ごもりのない外断熱の家は、室温がイコール体感温度となるので、熱中症のリスクは大幅に軽減する住まいとなります。



まだまだ暑い日が続くようで、うんざりしている方も多いと思いますが、熱中症は暑い日が続けば続くほど発症者は増加します。

夏バテによる体力や免疫の低下が大きな要因で、働き盛りの中高年の方が睡眠中に心不全などを発症し、突然死を引き起こしてしまうのも、この時期が多いそうです。

しっかり水分をとって、バランスのとれた食事にくわえて、何よりもぐっすり眠ることが一番の予防になります。

そして、ぐっすり眠るためには、室内の空気環境と温熱環境がとても重要なのです。

私達は、空気のバリアフリー住宅を目指した外断熱の家づくりに20年以上前から取り組んでいます。

温度と湿度・清浄さのバリアのない住まいが、真のバリアフリーであり、これからの時代に求められている未来基準の住いなのです。

くれぐれもご自愛下さいますようご祈念申し上げます。

※ 連日の猛暑で、熱中症患者が急増している関係もあり、クールビズの話題がほとんど取り上げられなくなっていますが、ソーラーサーキットの家ほど、クールビズに最適な住まいはないと思います。過去記事を張り付けさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=456481


エアコンで床がじめじめする理由とは?

猛暑日でも、27℃~28℃の温度設定で、十分快適な外断熱の家ですが、内断熱の場合は、どうしても熱ごもりによる輻射熱の影響もあり、最低でも2℃~3℃は設定温度を下げないと、同じような涼しさは得られません。

何℃下げるかは、家の断熱や気密性能によっても、変わりますが、共通してるのは、エアコンの温度設定を下げれば下げるほど、床が冷たくなり、じめじめしてくるということです。

ジメジメするのは、無垢よりも、シート張りのフローリングで、特に、濃い目のダーク系の床材は、冷たさやじめじめ感が顕著に表れ、裸足で歩いたりすると、足跡がついたりするのでスリッパが必須となります。

なぜ、こうした現象を引き起こすかと言えば、温度設定を下げることで、エアコンの送風口から出てくる冷気の影響です。

エアコンの冷気は12℃~20℃位で、とても冷たいために、下へと向かうので、床面の温度は、室温よりも低くなってしまい湿度は逆に高くなるのです。

この時期、床が冷たいのはプラスとも言えますが、湿気は何かと問題です。

しかも、床断熱の床下湿度は、高湿の外気が侵入し、常時、高くなっており、その影響で、1階の床面はさらにじめじめしてしまうのです。(気密が悪い場合は特に影響が大きい)

吸湿性のある無垢材を使えば多少、緩和されますが、吸湿性も一時ですので、あまり過度な期待は禁物であり、逆効果さえ生まれます。

また、吸湿性のないシート張の床材を使うと、湿気は、床材表面にこもってしまうので、さらにじめじめ感は助長されてしまうのです。

いずれにしても、無垢材であれ、シート張であれ、湿気が多くなると、ハウスダストが、こびりつきやすくなり、掃除を少し怠るとカビが生えてきたり、汚れやシミもつきやすく、床材の耐久性や臭いなど、2次的な弊害も発生するという認識が必要です。

一方、外断熱の家でも、じめじめ感はないものの、床面はひんやりします。

しかし、その要因は全く別物です。

また、床下断熱の床面の冷えやじめじめ感は、デメリットとなりますが、基礎外断熱の家では、冷えるだけですので、似て非なりの現象とも言えるのです。

基礎外断熱の建物の、床下の絶対湿度と、室内の絶対湿度は、あまり変わらないのは、何度も説明している通りです。

そして、床面は夏場でも常時25℃前後になっており、これは、エアコンの冷気ではなく、地熱によって、もたらされる自然の現象ですので、ヒンヤリはするものの、じめじめ感はなく、逆にさらっとしているのです。

つまり、外断熱の家では、スリッパは必要なく、裸足で歩いて頂いた方が、体感温度も下がり、快適な室内環境をつくり出す一助にもなっているのです。

他社のモデルハウスでは、スリッパをはいてもらうのが、一般的ですが、弊社のモデルハウスでは、冬であれ、夏であれ、スリッパは基本的に用意しておりません。

※ ご希望があれば用意させていただいております。

弊社のモデルハウスは、その名の通り、ソーラーサーキットの家の快適さを、目で見て、肌で感じていただくための体感展示場です。

そして、床下や壁の中・屋根裏といった、普段なかなか見ることの出来ない部分を素の状態で、公開することで、目に見えない壁体内の環境を良くすることが、人と建物の健康をいつまでも守るためにも、重要なポイントだということを、気付いていただくための学びの場でもあります。

スタッフ一同、精一杯のおもてなしに努めておりますが、他の会社のおもてなしとは大分違うので、戸惑うお客様もいらっしゃると思います。

是非、ご理解いただいた上で、ご来場下さいます様お願いいたします。

28.6℃でも暑くないのがソーラーサーキットの凄さ

  • 28.6℃でも暑くないのがソーラーサーキットの凄さ
昨日の最高気温の予想は31℃でしたが、結局35℃位まで上昇し、とても暑い1日となりました。

日中、モデルハウスに立ち寄ったのですが、温度計をみたら、外が35.6℃で室内が28.6℃になっており、「これは、小屋裏のエアコンしかつけてないな」 とつぶやきなから、モデルの中に入ったのですが、いつものようにヒンヤリしており、モデルハウスの猪狩さんが、お客様を案内していました。

モデルハウスでは、28℃を超えたら、小屋裏にくわえ、2階のエアコンもつけるというのが、暗黙のルールとなっているのですが、お客様の案内で、つけることが出来なかったようでした。

そして、ちょうどその時、別のお客様がお見えになり、営業が不在のため、急遽、対応させていただきましたが、結局、2階のエアコンはつけないまま案内することになりました。

案内させていただいたのは、女性のお客様で、昨今の、色々な住宅メーカーの全館空調や全館床暖の家に疑問を持っておられるという方でした。

わざわざコストをかけて、全館空調にしなくても、家の性能を高め、開放的な間取りと暮らし方を心がければ、小屋裏のエアコン一台で、こうした室内環境がつくれるということをご説明させていただいた次第です。

そして、床下から小屋裏まで上がっていただいたのですが、「8畳用のエアコン1台で、家全体をこんなに涼しく出来るのですね~。」 とビックリなされておりました。

折角なので、2ヵ所設けてある屋根裏のメンテナンススペースにもご案内して、暑さを感じない屋根外断熱の小屋裏もご体感いただきました。

お客様いわく、以前見学した〇〇〇さんのモデルハウスのロフトは、今日より暑くない日でも、サウナのような暑さだったそうです。

そして、ロフトのエアコンは、何℃にしているのですかという質問があり、リモコンを見ていただきながら、この通り、設定は、27℃ですと言ったら、「え~。うちでは暑い日は19℃設定よ~」とまたビックリなされておりました。

25℃以下の温度設定にすると、寒くて風邪をひいてしまうのが、外断熱の家なんですという話をしながら、その快適さの仕組みをご説明させていただいた次第です。

最後に、扇風機のあるテーブルで、アンケートを記入していただいていたのですが、こんなに室温が高くても、扇風機で十分なんですね~と感心しておられました。

この時期、エアコンを何台もつけて、ギンギンに冷やされた他社さんの、モデルハウスから、うちのモデルハウスにきて、ここは少し暑いね~と言われてしまうケースもあり、正直ガクッとくる時もあるのですが、今日のお客様のように、理解度の高いお客様との出会いは、非常に楽しくもあり、嬉しい瞬間です。

わざわざ遠い所から、お越しいただいたW様、本当にありがとうございました

今日は、少々、不手際もあり、28.6℃の状態でのご案内になってしまい、多少暑さを感じたかとは思いますが、28.6℃でも、湿度が40%台で、熱ごもりのない外断熱の家は、普通に暮らすには支障がなく、暑く感じた時は、扇風機で十分快適に過ごせるということをご理解いただけたかと思います。

次回は、27℃台の最高の環境でお出迎えさせていただきたいと思います。

ご主人さまとのまたのご来場を心よりお待ち申し上げます。





大東外断熱のオーナー様へ この時期の窓開けは?

弊社の家に住むオーナー様から、朝の窓開けについての質問があったので、紹介させていただきます。

計画換気が義務化前の家では、換気扇が水回りにしかなく、毎朝の窓開け換気が、日課というお宅も多いと思います。

室内空気の汚れがちな夏場は、新鮮な空気を取り入れるためにも窓開けは有効ですが、弊社の外断熱の家では、注意が必要で、梅雨時期の窓開けは逆効果になる場合があります。

いつも、「窓を開けて心地いいと感じる時は、自由に窓を開けて下さい」

と伝えておりますが、開放的な暮らしと換気フィルターの清掃を心がけていただければ、換気が機能し、空気は常にキレイな状態を保っているので、本来、窓開け換気は不要とも言えます。

もちろん、換気うんぬんは別にしても、窓を開放することは、精神的なメリットをもたらすので、天気が穏やかで気持ちのいい時は、開けてもらって構わないのですが、家を建てる前までは、しきりに窓を開けたいと言っていたお客様も、「窓は閉めておいた方が快適だというのは、ホントですね~」という声をたくさん頂戴します。

我が家の女性陣も、以前までは窓開けが日課でしたが、この家に住んでからは、季節を問わずほとんど窓は開けなくなりました。

しかし、そんな我が家でも、なぜか浴室の窓だけは、開ける習慣が抜けきらないようで、開けている時がままあり、その度に小言を言うのも面倒なので、黙って閉めたりしています。

先日も、朝シャンする時に、ふと見たら、浴室の扉も開いた状態で、窓が開いていました。

義母いわく、お風呂の残り湯を使って洗濯しているので、湿気を逃がすために開けているというのです。

気持ちは分かるものの、春とか秋ならいいのですが、さすがに、この時期、外の空気は、じめじめしており、その湿気が室内に侵入してしまうので逆効果です。

洗濯に残り湯を使っていても、浴室の換気はつけており、フタを開けている程度では、残り湯の湿気の影響はありません。

「外の湿気が入り込み、エアコンをつけているのに意味なくなるよ~」

とやんわりと注意し、窓開け時には、1か所の窓だけを開けても効果はなく、開ける時は出来るだけ対角線上の窓をあけないと空気が通らないことや、温度差の少ないこの時期は、風がなければいくら窓を開けても空気は流れないということも合わせて説明した次第です。

※ 夜間、入浴中に、夜風が気持ちいい時は、たまに開けますが、戸を閉めていれば全く問題はありません。(入浴後の換気はもちろん必要です)

さて、話は戻りますが、朝の空気は、空気が澄んでおり、誰でも、気持ちよく感じるものです。

しかし、どうしてもこの時期は、湿度が高いために、折角、湿度のコントロールされた室内の湿度を上げてしまう場合が多々あります。





画像は、17日朝の我が家の外の温湿度とダイニングの温湿度です。このように、ほとんど温度差はないものの、室内の湿度を夜間の除湿によって50%台に調整しており、窓を開けたら湿度90%の湿った空気が侵入して、湿度だけグンと上昇してしまい、除湿した意味がなくなってしまうのです。

※水蒸気は多い所から少ない所へ移動しますが、その差が大きくなればなるほど移動するスピードも量も大きくなります。

窓を開けると、気持ちいいと感じる場合もありますが、そう感じるのは、風の気流によるもので、湿度が高い場合に窓を開け、いざ閉めると室内の湿度が上昇してしまい、エアコンをつけたり、また窓を開けたりと、面倒な状況を招いてしまいます。

しかも、外からの砂ホコリや網戸やサッシについている汚れなども、結構、室内に侵入してしまい、何気に掃除が大変になり、虫なども入ってきたりします。

外と室内との温度差の少ないこの時期は、窓を開けても風がなければ、気流も感じず、家中の窓を長時間開けない限り、換気効果はあまり機能しないというのが現実的な話です。

しかも、空気が澄んでいる空気でも、少なからず様々な物質が含まれており、わざわざフィルターも通さずに、そのまま家に取り入れることはないのです。

ご理解いただきたいのは、決して、窓開け換気を否定するものではないということです。

私とて、空気がいくらキレイとはいえ、さすがに家の中では、深呼吸などしませんが、朝のウォーキングの時には、太陽に向かって、何回も深呼吸しており、自分でも不思議なものだと常々感じています(笑)

外の空気を取り入れるということは、精神的にも、プラスの効果をもたらし、新鮮な外の空気を吸うと不思議にスッキリするものです。

ただ、窓を開けての換気は、寒さや暑さ・風・臭い・音・ホコリ・湿気や雨など、様々な影響を受けるのも現実で、実際に窓開けが有効な日や時間帯は、年間通しても1割にも満たないのではないでしょうか。

弊社の家では、2時間に1回の割合で、外の空気を、キレイな状態にして家の中に取り入れ、汚れた空気を外に排出していますので、家の中で、焼肉や餃子パーティなどして、キッチンの換気でも補いきれずに、臭いが部屋にこもった時だけ、窓を開放して換気していただければOKです。

朝晩の涼しい風を取り入れたい場合は、最低でも25℃~26℃で湿度60%以下というのを一つの目安にしていただければと思います。

ついでといっては何ですが、日常の掃除などの質問も、時折頂戴するので説明させていただきます。

平均C値0.46という気密性の高い弊社の家では、従来の家のように知らず知らずの内に侵入する、家の隙間からのホコリは、窓を開けない限り、ほとんどなくなります。

また、家の中で生じるホコリも計画換気の排気用のフィルターによって、ある程度集塵するので、室内のホコリは激減します。

さらにエアコンを連続運転していただくと、温湿度のコントロールと同時に、エアコンのフィルターでも、ハウスダストが集塵されるので、空気清浄機もいらない位です。(フィルターの汚れも激減します。)

つまり、通常、床に溜まりがちなハウスダストも、従来の家とは、比較にならない程減少するので、普段の掃除は、少しだけ湿った、雑巾やタオル・クイックルワイパーなどで、サッと拭いていただくだけで、OKとなり、掃除機をかけるのは、1週間に1.2度でも十分となります。

外断熱の家は、日々の清掃も本当にラクになる正真正銘の家事楽・ママ楽な住まいと言えるのです。

※ 新築時にルンバを購入するお客様も、多いのですが、ほとんど使わないという方も少なくありません。購入するのは、生活してからでも遅くありません。頭に入れていただきたいのが、今、この世で流通している多くの電化製品や日用品のほとんどは、現代の暮らしの不満や不便を解消するために、誕生しているのは事実ですが、その暮らしを支えている家の性能はといえば、残念ながら十分とは言えません。つまり、高性能な家を建てて生活スタイルを少し見直しただけで、不要なものも多数あるのです。弊社の家は、昔ながらの扇風機で、十分、爽やかな夏の暮らしが送れるのです。







壁体内環境の見える化で性能がわかる

  • 壁体内環境の見える化で性能がわかる
「ソーラーサーキットのお家」の利府モデルハウスでは、室内はもちろん、床下や小屋裏の温度と湿度も、画像の様に、24時間リアルタイムでご確認いただけます。

他社でも、こうしたモニターを設置しているところはあると思いますが、居室のみの表示が大半で、閉ざされている床下や小屋裏の温湿状況を表示しているメーカーは、ほとんどないはずです。

<1F寝室の温湿度と二酸化炭素濃度です。換気も機能しているのがわかります。>

下の画像は、日中33℃を超えた7月14日(土)の外の温湿状況の1日の推移です。



一日で、温度差が約10℃・湿度差も40%位あり、変動が大きいのがわかると思います。

リビングの状況がこちらです。2階のエアコン一台で、24時間ほぼ一定の状況を保っているのですが、こうした環境は、そこそこの断熱性能と間取りの工夫や空調機器で、どこの会社でもわりと簡単につくれる環境です。



そして、次の画像が、小屋裏と床下の環境の推移ですが、この環境だけは、他の会社では、逆立ちしてもつくり出せない環境であり、ソーラーサーキットの快適さの何よりの証明となります。






通常、床下や小屋裏の温湿度は外の日射熱や湿気の影響を受け、外気同様に大きく変動するのが、常識ですが、ソーラーサーキットの家では、こうした目に見えない部分の温湿度もほとんど変動することなく一定です。

いつも、本当にいい家を求めるのであれば、寒い冬や暑い夏に、床下や小屋裏を確認して下さいと言っておりますが、床下と小屋裏の環境を見れば、本当に高性能なのか健康に暮らせる家なのかが、ハッキリと分かるからなのです。

ソーラーサーキットの家は、完全な外断熱と二重通気という独自の技術により、この時期は、高い遮熱性と気密性を同時に発揮し、構造の外側で、日射を遮り、湿気や熱気の侵入を防ぎます。

そして、床下から、小屋裏まで続く通気層に、空気の流れをつくり、床下の涼しい空気を通気層に取り入れ、自然の力で排熱と排湿の機能を働かせ、建物を冷ます効果が発揮され、必然的に室内の温度上昇を抑えてくれるのです。

弊社では、長年にわたり、外断熱の家づくりを通して、温熱環境と空気環境にこだわり、温度差や湿度差のない・そしてきれいな空気の家づくりに取り組んで参りました。

床下であれ、小屋裏であれ、壁の中であれ、湿度や温度などの条件が揃えば必ず、結露もするし、カビも生えるのです。

長年、結露が続いて、家は長持ちするでしょうか?

カビに囲まれて健康な暮らしが送れるでしょうか?

いくら高級な羽毛布団であれ、押入れに何年も入れっぱなしにして、その暖かさは持続できないのは、ご理解いただけると思います。

よく木は生きていて、呼吸すると言われますが、ご自身が木になったつもりで、壁体内の環境を想像してみて下さい。

家の中の環境は、床暖房やエアコンというお化粧によって、お金をかければいくらでも、よく見せる環境をつくることは、そう難しいことではありません。

ところが、構造内部は、どうしても屋外と室内側の環境の影響を受け、熱や水蒸気の移動を繰りかえしてしまうのです。

熱も水蒸気も高い所から、低い所へ移動するために、冬と夏では、その動きも逆転し、季節を問わず、湿気がこもり、露点温度に達すれば、内部結露を引き起こしてしまうのは、自然の摂理なのです。

厄介なのは、こうした湿気や結露によって、人や建物の健康にただちに影響を及ぼすことはないということで、不具合が生じるのが何年後かは、家や住む人によって、まちまちだということです。

震災時にも、よく聞いたフレーズですが、間違いないのは、将来、必ず様々な問題が生じてしまう可能性が、非常に高いということです。

家の本当の性能は、出来るだけスッピンの状態で、体感することが大事で、じめじめして暑い日こそ比較する絶好のチャンスで、建売やマンションを検討している方にも、いつもオススメしています。

弊社では、暑い夏もエアコンに頼らない暮らしを提案しており、モデルハウスでも、出来るだけエアコンを使わず、27℃~28℃・湿度50%台の環境をご体感いただいております。

モデルハウスでは、日中も、照明がついており、地下室から小屋裏まで階段を上り下りすると、私達でも暑く感じる場合もあり、他社のギンギン冷えたモデルハウスを回ってきたお客様から、少し暑いのでは~と嫌味を言われることもたまにありますが、この時期、ほとんどのご家庭では、短パンでTシャツで暮らす日常を考えれば、28℃でも50%台の湿度であれば、間違いなく扇風機で十分な涼しさを得られるのです。

是非、ご来場いただく場合は、この辺のところを頭に入れてご見学いただければ幸いです。

もちろん、エアコンで冷えた環境をお望みのお客様も、熱ごもりの少ない外断熱の家は、僅かな冷房費で涼しい環境は簡単につくれますのでご安心下さい。

※ 余談ですが、床や壁・天井の表面温度も低く、湿度を50%前後のモデルハウスで、26℃の温度設定で、打ち合わせをしていると、薄着では寒くなってくるのも事実です。他の建物と比べると体感温度は、最低でも2℃から3℃は違うのが弊社の家で、28℃・50%であれば、内断熱の26℃・70%よりもはるかに涼しいということをご理解いただきたいと思います。