先日、日本のいちばん長い日を観ました。
映画館で観ようと思ったけど、タイミングが合わず、そのまま忘れてしまい、ツタヤでたまたま棚を眺めていたら、もう準新作になっているところを発見し、借りてみた。
観た感想としてはその時代のそれぞれの考え、思惑をうまく表現しているなと感じた。ただ、これもあらかじめその時代のことを知っていないとよくわからないまま終わってしまうのではないかなと感じたな。
終戦間際の首相、陸軍大臣、海軍大臣、その他の大臣、陸軍それぞれの立場がある程度わからないと、なかなか理解しにくい映画だと思う。立場がわかった上でなんであの言動、行動なのかが見えてくるので、小説があるからまずそれを読んでからのほうがいいのかもわからんね。自分は個人的にこの時代のことがものすごく興味があり、少し本など読んだことがあるので、なんとなくわかったけどね。そういう点では、阿南陸軍大臣をどのように演じるのかはひとつ注目をしていた。なにしろ、陸軍である以上、下からの暴発を防ぐために戦争続行の意見を言わないといけなかったり、気をつかわないといけない立場だったからそこの苦悩がものすごく伝わってきたな。でも、最後はもうみんな命がけで自分の信じる道を進む姿に感動した。
まぁ、あんまり言うと、あれだからぜひ、みんな観てほしい映画だったな。
本当映画っていいものですね~
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