松山さんのこと

松山さんが三田に住んでて、それは自宅で松山医院だった所。その医院跡も本だらけになり、初めは1階、そして2階と本が増えていき、本の間から、きのこがはえてきたなんていって私にも見せてくれた。
3階にはおじさん(お母さんの弟さん)が住んでいて、そうしないと松山さんが勝手にやるのか、親父さんの借金だったかな、そんなトラブルの回避の為におじさんが、ドクター森田さんが住んでいたのだった。そこだけは松山さんの本も置かないという約束になっていたらしく、珍しく本はなかった。
そこで初期のインド哲学をシノハラと2人で習ったのだった。私達の前の時間にはラング氏もサンスクリットを習いに来てたのでした。