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蒲の穂が 揺れて因幡の 白うさぎ

  • 蒲の穂が 揺れて因幡の 白うさぎ
郊外の田んぼ道を走っていた。
風が強い日だった。
ふと見れば、減反の田に蒲の穂が揺れていた。
車を止めて、眺めてしまった。



【因幡の白兎】
という伝説を思い出した。
以下「日本昔話」より引用させていただく。
一部、手を加えてある。

むかしむかし、隠岐(おき→島根県)の島という小さな島に、一匹の白ウサギが住んでいました。
ウサギは毎日浜辺に出ては、海の向こうに見える大きな陸地に行きたいと思っていました。

ある日の事、良い事を思いついた白ウサギは、海のサメに言いました。
「サメくん、ぼくの仲間と君の仲間と、どちらが多いか比べっこをしよう。君たちは向こう岸まで海の上を並んでくれ。ぼくはその上を数えながら飛んで行くから」
「いいよ」
お人好しのサメは、白ウサギの言う通りに向こう岸まで並びました。
「じゃあ、始めるよ。ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」
白ウサギはサメの上をジャンプしながら、向こう岸まで渡りました。
「やーい、だまされたな。比べっこなんてうそだよ。お人好しのサメくん。ぼくはこっちに渡りたかっただけなのさ」
それを聞いたサメは怒ってウサギを捕まえると、ウサギの皮をはいでしまいました。
「うぇーん、痛いよ!」
皮をはがされたウサギが泣いていると、若い神さまたちがそこを通りかかり、
「海水を浴びて、太陽と風に当たるといいよ」
と、言いました。
ウサギが教えられた通り海水を浴びると、ますます痛くなりました。 そして太陽と風に当てると、さらにもっと痛くなりました。
そこへ、大荷物を持った神さまがやって来ました。 その神さまは意地悪な兄さんたちに荷物を全部持たされていたので、遅れてやって来たのです。
「かわいそうに、まず池に入って、体の塩気を良く洗うんだ。それから、がまの穂(ほ)をほぐしてその上に寝転がればいいよ」
ウサギがその通りにすると、やがて痛みも消えて、全身に元通りの毛が生えてきました。
この心やさしい神さまは、のちにオオクニヌシノミコトと呼ばれ、人々にうやまわれたそうです。

・・・むかしむかし、聞いたストーリー。



あらためて思う。
この物語は、いろんなキャラが出て来る。

【白ウサギ】
【サメ】
【若い神様】
【オオクニヌシノミコト】

誰が「善」で誰が「悪」か。
表面的には、白ウサギが最も可哀そう?
若い神様が最大の悪?
オオクニヌシノミコトが最大の善?
いやいや、この物語は、まだまだ深い。
最大の「悪」は、実は白ウサギのような気がする?

本当は、かなり怪しげなストーリーなのだ。

いろいろ考えているうちに、寒くなってきた。
風が強い・・・・・
ファックション・・・フィクション・・・

ヒンシュクのバイヤー「英さん。」
蒲の穂の褥のシンフォニー・・・・・・・・

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2016.11.23:hidesan:コメント(0):[コンテンツ]

地獄への 0.15 ミリグラム

  • 地獄への 0.15 ミリグラム
写真は、アルコール・チェッカー。
英さん。がいつも携帯しているものの1つである。
結構高い。
チェッカーもピンキリあるが、高いものほど信頼性がある。
飲んだ次の朝は、必ず吹いてみる。



酒気帯び運転になるのは、呼気1リットルあたり0.15ミリグラム以上だそうな。
個人差もあるが、英さん。は、午前様になると、大抵それを超えてしまう。
この日は、0.05ミリグラムだ。
誤差もあるから3度測っての最高値。
まず大丈夫だろう。



写真のチェッカーは、2万円近くする。
しかし、いろいろ考えれば、決して高くはない。



この標語は、置賜総合支庁・西庁舎の玄関。
毎日変わる手作りの看板だ。
ナイス!!!



ところで、いよいよ雪の予報。
皆さん、タイヤ交換は、お済みだろうか。



早く冬タイヤにすれば、ノーマルの寿命を延ばすことになる。
そういう、逆転の発想はいかがだろうか。

ヒンシュクのバイヤー「英さん。」
今日は珍しく、案外真面目なシンフォニー。

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2016.11.21:hidesan:コメント(0):[コンテンツ]

契約と いう名の秋の 大宴会

  • 契約と いう名の秋の 大宴会
全国では、ほかの市町村にもあるだろうと思うのだが・・・

「隣組」という制度。
長井・西置賜あたりでは、まだまだ生きている。
簡単に言えば、町内会の下部組織だ。
最小の行政単位のようなものか。
5~10軒程度の世帯のグループである。
町や市の広報誌を配ったり。
奉仕活動をしたり。



毎月、町内会費と隣組費を積み立てる。
そして、秋の稲刈りなどの終わった頃に宴会をやる。
今年の会計報告と反省をし、来年の「隣組長」を決める。
「来年も仲良くやりましょう」という約束をする。
そして「乾杯!」
だから、「契約」という名の宴会なのだ。



山形名物の「もってのほか(食用菊)」



さらに、山形名物の「鯉の甘煮」スペシャル。
これだけで1000円はするだろう。



大都会では、おそらく無い制度だろう。
何かあれば、みんなで協力して解決する。
すぐに「駆け付けて」解決する。
たまに、ケンカするアホ?もいるが、基本的には仲良し。
お互いに、よく考えている証しだ。
日本の誇る素晴らしい「Countory System」だ。
集団的自衛権など必要ない。

ヒンシュクのバイヤー「英さん。」
秋の宴会のポルカ・・・

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2016.11.20:hidesan:コメント(0):[コンテンツ]

ボージョレか ボジョレーか いやボジョーレか

  • ボージョレか ボジョレーか いやボジョーレか
これは「ジャポネ・ヌーボー」
英さん。家のニャンコ「ルル」も大好きな酒である。
「鈴木酒造店長井蔵」の「いわき壽」
「しぼりたて生」
本醸造タイプの、絶妙な味だ。



今日は、ナンチャラ・ヌーボーの解禁日だった。
本当においしいのだろうか・・・・・・・まー、嗜好品だから、人それぞれだが。
英さん。は「ジャポネ・ヌーボー」の方が好きである。



「ボージョレ?」
「ボジョレー?」
「ボジョーレ?」
チラシによっていろいろある。
はたして真実は?
などと、どうでもいいことに突っ込んだりする。
酔ったかな?



それにしても、ナンチャラ・ヌーボーは・・・・・
「今年は最高の出来」と、毎年言っている。
「今年はイマイチ」というのもあっていいと思うのだが。

今年のコメント。
「天候に恵まれ、香り高く、甘味と酸味のバランスが良い」だとか。
日本語の表現は絶妙だ。

ヒンシュクのバイヤー「英さん。」
酒と・・・涙と・・・男と・・・女・・・そして・・・猫・・・

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2016.11.17:hidesan:コメント(0):[コンテンツ]

しっぽりと 野中神社で 縁結び

  • しっぽりと 野中神社で 縁結び
13日の記事の続き
雨の仙台シリーズ・第二弾
長井から誤差の範囲の100キロ地点の仙台

英さん。仙台に行くと必ず参拝する神社がある
ビル街のど真ん中にある「野中神社」だ



今年開通した、仙台の地下鉄東西線
「青葉通一番町駅」
そのちょいと南にある



「縁結び」と「商売繁盛」の神社だ
ここを参拝したカップルは、必ず結ばれるという

さて、賽銭箱・・・いくら入れようか



11月11日だったから、11円を2口入れることにする



お参りして、いよいよ目的地に向かう

青葉通りと南町通りの間
昭和っぽいムード満点の、レトロな通りがある
「壱弐参(いろは)横丁」だ



ここが第一の目的地
暖簾をくぐる
今日は何が待っているだろうか



ヒンシュクのバイヤー「英さん。」
雨の仙台・徘徊ブルース

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2016.11.15:hidesan:コメント(0):[コンテンツ]