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お客さまの幸せを願って

  • お客さまの幸せを願って

仙台の老舗、こだまのどら焼きの工場がTVで紹介されていました。

二十歳の青年が、嬉しそうにどら焼きの生地に餡を絞り出していて

どら焼き愛が伝わってきます。

職人による手作業の工程が多いのは意外でした。

ベテランの女性職人さんが「中身はほとんど愛情!」と

あったかい笑顔で話していたのも印象的。

 

こだまさんは1949年創業で、もうすぐ75周年。

戦後、生活物資を扱っているお店でしたが、

甘いものを作って売れば、みんな元気になるのではと

経験のないお菓子作りを始めたそうです。

 

経営理念は「思い出販売業」。

みんなで美味しいお菓子を食べた思い出はきっと笑顔をくれるとのこと。

どら焼きの生地にメッセージを焼き付ける「メッセージ入り焼印どら焼き」や、

焼き印からオリジナルで作る「オリジナル焼印どら焼き」もあります。

お菓子の先にあるお客様の幸せな姿を

いつも具体的にイメージして仕事をされているんだなと感じました。

見倣いたいです。

 

3代目の現社長さんは、「こだまランド」という新しいプロジェクトも始めました。

壱岐産業は東北の元気を応援していますが、

こだまさんも、地域の元気を応援しておられるようです!

2023.12.17:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

今年も牡蠣がやってきた!

  • 今年も牡蠣がやってきた!

この世に旨いもの多々あれど、食べた瞬間に全身に喜びの渦が走るものと言えば、

私の場合、この南三陸町歌津の生牡蠣なのです。

 

海のミルクと言われる牡蠣。広島産は一般的に粒が大きくてカキフライなどに向いていると

言われていますね。松島産は小ぶりなので、焼いた時味が濃縮されて旨いと言われます。

 

近所のスーパーでは、石巻桃浦漁港の生牡蠣というのが少し高めですがまずまず風味を

落さない加工法で販売されています。

確かに旨いと言えば旨いのですが、全身に喜びの渦は走りません(笑)。

 

気仙沼唐桑志津川、このあたりの牡蠣はどれも素晴らしいと思います。消毒のために

塩素水のプールにひと晩漬けられたもの以外は、身も締まって大きくて私の中でも合格点

であることは間違いありません。

 

しか~し。更に上には上があるのです。

同じ南三陸の海域で育った牡蠣といえども、そして滅菌海水で処理されて、旨味成分が

そのまま残っている牡蠣といえども、「筋肉質かどうか」は大きな分かれ目となります。

 

どうすれば筋肉質になるのか? それは、海流の早いところで育って、海流に流されない

ように必死にしがみつくことによって鍛えられるのです。

その年月3年。普通に育ったのと、海流に鍛えられて育ったもの。この違いは大きい!

 

 

今年の猛暑の影響は海水温をも異常に高くしました。

今でもなかなか下がってこないそうです。

 

牡蠣の身入りは1か月遅れました。

ホタテについては、「中国が買わない」という報道がなされている通り、国内漁協の

買取価格も下落しているよう。

 

さらに、そもそも夏の酷暑の影響でかなり死滅してしまったそうです。

漁業者にとってはダブルパンチです。

 

さて、前置きが長くなりました。

 

私の愛する南三陸町歌津寄木浜の牡蠣。それは丸七水産さんで取り扱っています。

と言いますか、丸七水産さんの考え方が美味しい牡蠣を産み出していると言った方が

より正しいです。

 

漁業者としては、商売的には、身入りがしっかりしているかどうかよりも、市場が求めて

いる時期に出荷した方が高く売れるのは間違いありません。

特に今年のように、1か月も例年より成長が遅い年であれば、なおさら、早く出荷した方が

高値で取引されるのは当然です。

 

しかし丸七水産の頑固おやじ高橋七男さん(愛称すっつぁん)は、身入りの悪い牡蠣を

高値で売れるからと出す男ではありません。

自信を持っておすすめできるレベルになるまでは牡蠣棚に行かないというこだわりです。

 

だから旨い! それはうちの妻が嫉妬する味。何しろ、この牡蠣をひと口食べた瞬間、

妻の手料理では見せたことのない恍惚の顔が現れるからです(笑)。

 

そんな高橋家が手塩にかけた牡蠣ホタテがようやく今月15日から出荷解禁となります。

 

(これは去年撮影した写真です)

 

丸七水産の回し者ではありませんが、息子の栄樹くんから今年の価格を聴き取りしたので

ご紹介しますね。

 

(以下すべて税込)

ホタテ(大)                     190円

剥き身牡蠣(250g)          800円

剥き身牡蠣(500g)          1600円

殻付き牡蠣                        140円

塩蔵ワカメ(250g)          600円

塩蔵平昆布(400g)          600円

塩蔵切昆布(350g)          600円

塩ウニ(70g)                      1700円

冷凍ホヤ(350g)                 600円

蒸しホヤ(冷凍1袋)          600円

 

一番のおすすめは何と言っても剥き牡蠣。

世の中にこんなに美味しい牡蠣があったのか! と感動すること間違いなしです。

 

ただし、15日から出荷解禁とはいえ、少しでも遅い方がより美味しいとのこと。

予約は早くして、遅めの出荷指定をしていただくのがお勧めです。

 

送料は箱代込で60サイズ1280円~120サイズ2300円(東北・関東圏)とのこと。

ホタテ(この値段ではあり得ない大きさと旨さです)は早い者勝ちのようですので、

早い予約をお勧めします。

2023.12.10:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

気仙沼・唐桑オルレの魅力

  • 気仙沼・唐桑オルレの魅力

オルレとは、もともと韓国の文化、という程度の認識で、正直のところあまり魅力を

感じてはいませんでした。

 

たまたま最近、知人が村田オルレのスタート日に参加する、という話を聞いて、改めて

オルレについて調べてみました。以下、「宮城オルレ」のHPでのオルレ紹介文です。

 

韓国済州島から始まったトレッキングコース「オルレ」が宮城県で始まりました。

オルレは、済州の方言で、「通りから家に通じる狭い路地」という意味ですが、

歩く道やトレッキングコースという代名詞として使われるようになりました。

オルレの魅力は、海岸線や山などの自然、民家の路地などを身近に感じ、自分なりに

ゆっくり楽しみながら歩くところにあります。

宮城オルレは、九州オルレ、モンゴルオルレとともに済州オルレの姉妹版として、

風景と温泉、文化と歴史を五感で感じ、体験できる特別なトレッキングです。

 

そうなのです。日本では、宮城県5コースと九州全県20コースしかありません。

宮城県のコースは、設立順から、「気仙沼・唐桑コース」「奥松島コース」

「大崎・鳴子温泉コース」「登米コース」「村田コース」です。

 

過日、「気仙沼・唐桑オルレ」を歩いてみました。全10㎞のコース。

海と森が出入りするダイナミックさと、民家の脇道を通る昔懐かしい人懐こさ

のようなものが入り混じった魅力。想像以上に楽しかったです。

 

 

 

 

最後の写真は巨釜半造という唐桑の名所の折石。ここがコースの終点です。

写真の左下に注目。何やら可愛い住民が写ってますヨ。

2023.12.03:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

ポテンシャルすごい! オレの山一迫

  • ポテンシャルすごい! オレの山一迫

何度かお伝えしているように、里山の森年間レンタルプロジェクトなるものを2021年4月に

始動。放置されて荒れ果てた里山の森が本来の機能と美しさを保つには、人がそこを利用

するのが一番。里山というところは元来そういうエリアなのです。

 

一方、都会生活では、ダイナミックな自然との触れ合うことが希薄となり、本来の生命が

躍動していない人がたくさんいると考えられました。

 

特に注目しているのがアクティブシニアと言われている層。仕事はしているけど、一線

からは一歩引いており、時間は自由になるがこれといって燃える対象を持っていない人が

ゴルフだ、パチンコだ、と、手近な楽しみに明け暮れたりしてないだろ言うか?

 

里山の森に浸り、そこを単に利用するだけでなく、自ら「オレの山」として開拓などして

秘密基地化していくことの喜びは、手近な楽しみをはるかに上回ると思っています。

私自身が事実そうですから(笑)。

 

きのうもその整備に行ってきました。

「オレの山築館」では、キノコの原木を20本ほど設置しており、これから葉っぱが落ちて

太陽の光が直接差し込むようになるとキノコ原木にとってはよろしくないので、日除け

カーテンを取り付けました。

 

 

1.8m×3.6mの寒冷紗を張りました。

原木は右側の組んでいるのがシイタケ、地べたに直置きしているのがムキタケです。

 

来年秋に収穫できます、とのことでしたが、ムキタケは一部今年も出ました!

 

 

「オレの山築館」でもやりたいことはたくさんあるのですが、すでに3人のオーナーさんが

確定しており、注力すべきは一迫。来年4月のレンタル開始に向け、「ああ、ここはぜひ

借りたい!」と思っていただけるよう準備をしているところです。

 

ポテンシャルは築館以上です。何しろ敷地面積が3.5ha(築館の3.5倍)、敷地の中に

ため池が2つあります。それを囲むようにモミジなど美しい木々が生えているのですが、

今は笹藪に覆われていて、綺麗とは言い難い状況です。

 

だいぶ良くなってきています、あと少し!

 

 

 

2023.11.26:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

高尾山

  • 高尾山

ずっと気になっていた東京の高尾山に登ってきました。

11月にしては暑いくらいの休日で、

多くの人でにぎわっていました。

 

標高599メートル。

高尾山山頂まで、ケーブルカーやリフトで行くこともできます。

体力に合わせて、いろんなコースがあります。

山頂からは富士山がきれいに見えました。

やっぱり富士山はいいですね~!

空気が澄んでいれば、

東京タワーや横浜方面、日光や筑波山まで関東平野が一望できるそうです。

富士山の山頂に夕日が掛かる「ダイヤモンド富士」がみられることも。

 

今回は、山頂から少し足を延ばして城山(標高670.3M)まで行ってみました。

ここは神奈川県との県境。

紅葉がきれいでした。

 

朝早く新幹線に乗れば仙台から日帰りでも行けると思います。

空気がきれいな冬がなかなかいいかも。

 

 

 

 

 

2023.11.19:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]