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「エニアグラム入門セミナー」受講してきました

  • 「エニアグラム入門セミナー」受講してきました

先日、「エニアグラム入門セミナー」を受講してきました。
エニアグラムとは、ギリシャ語で「9つの図」と呼ばれる象徴図を用いて発展を続けている、古代ギリシャから繋がる歴史と現代の心理学を取り入れた性格類型論の一つです。

よくある性格論、タイプ論と違うなと感じた点が多くありましたが、1つは「探求する」ことに重きを置いている点でした。
よくあるタイプ論は、「タイプAはこういう傾向だから、こういうコミュニケーションを取りましょう。」「タイプBとタイプCが上手く付き合うためには、こんな事を意識しましょう。」といった、人間関係をうまく対処するためのものが多いように思います。
一方で今回受講したエニアグラムは、そういった対処を目的にするのではなく、自分のタイプを探り、自己発見を進めて「自己を探求する」プロセスに重きをおいて学んでいく点が、他のタイプ論と大きく異なる点だと感じました。

講義の中では、タイプを知ることでタイプを乗り越える=「より自由になる」という表現をされていましたが、「私は◯◯タイプだから」「誰々さんは××タイプだから」というように囚われてしまう考え方よりも、気持ちの良い考え方だなと思いました。

また前回の究極のドラッカーセミナーにおいても、東洋的なものの見方と西洋的なものの見方の繋がりを感じましたが、今回のエニアグラムも、「東洋と西洋の融合」を感じました。(全く毛色の違う講座でしたが、ドラッカーの言う「知覚(Perception)」が感覚的に掴めたような気がしました。)

講師のティム先生、よし子先生の温かい人柄もあって、癒やしの効果もある講座でした。

自己探求をより深めていきたいなと思います。

今回も先生方の著書にサインをいただきました(^^


シープラスエフ研究所 http://www.transpersonal.co.jp/

「究極のドラッカー」セミナー受講

  • 「究極のドラッカー」セミナー受講

先日、原田さんのご推薦を受けて外部のセミナーを受講しに行ってきました。

 

今回受講してきたのは國貞克則さんが講師の「ドラッカーのマネジメントから紐解く、リーダーシップとコミュニケーション」という1日講座。

若手マネージャークラスの方々が40名程度参加し、リーダーシップについて学びました。

 

ドラッカーについては、MGにもその思想が通じるものがあるということで、「名前は聞いたことある~」というくらいのレベルでしか知らなかったのですが(恥ずかしながら・・・)、今回の講義でもっとちゃんと勉強してみようかなぁという思いが沸々と湧いてきました。

國貞さんの生の話を聞いて、空気や熱、音を感じながらワークに取り組むと、一つ一つの問いかけがグサリグサリと心に響きました。

本を読むだけでなかなか感じられないことが、他の参加者との交流も含めたライブ感を持つことによって身体に入っていく感じがしました。

「私は一体何者なのか」真剣に考えていきたいと思います。

 

幸運にも講師の國貞さんから一番近い席に指定されていて、休憩中やちょっとしたワークの合間に言葉を交わすことができました。

山形県にもご縁があるそうで、山形の会社でもドラッカーの思想によってより良く変わった事例などもお伺いすることができました。

思い切ってサインまでいただいてきちゃいました。どうもありがとうございました。

 

ドラッカー、勉強してみたいなぁという方は、是非オススメです。

 

<関連リンク>

國貞克則さんが代表を務められていらっしゃる会社 有限会社ボナ・ヴィータコーポレーション

「究極のドラッカー」原田さんによるご紹介ブログ

 

社長の世代交代問題

今朝(3月11日)の山形新聞の記事によると、山形県内企業の社長の平均年齢が60歳を超えて、社長交代率も4年連続で4%を下回っていることから、県内企業の多くが「後継者問題」に直面しているという実態が帝国データバンクの調査によって明らかになったそうです。

県内企業の社長の57%以上が60歳以上とのこと。 全国的な社長の平均年齢が何歳なのか気になって調べてみると、全国平均は58.9歳(2013年)、こちらも過去最高、交代率も低下しており、全国的にも後継者難に直面しているようです。

 「後継者がいない」「若手がいない」という声を聞きますが、裏を返せば「後継者を作ってこなかった」「若手を育ててこなかった」という社長の責任です。 身体が言うことを聞かなくなって、判断が鈍くなってから急に世代交代するのでは遅いのではないでしょうか。しっかり準備し、十分に後継者を育てることが必要です。

 とは言え、これまで社長が培った経営哲学を、経営戦略を、【誰に】【どうやって】伝えていくか。これが難しいから、なかなか社長交代が進まないのでしょう。

 どうしたらいいのか?

 後継者候補に、一度実際に社長をやらせてみればいいのです!社長をやらせながら育てればいいのです。

 「バカなことを言うな。そんなことをして事業に失敗したら大変だ。」
ごもっとも。
 本当の経営をいきなり任せるわけにはいきません。ちょっと試しに社長をやらせてみて、失敗してしまったら大変なことになります。一つの意思決定のミスが大きな損害に繋がることもあります。


 じゃあどうするか?そんな社長の後継者育成に役立つのが「MG」なのです。

MGでは、参加者一人一人が社長になって実際の会社経営をシミュレートします。試しに社長をやることができる機会なんて、そうそう無いはずです。

まず2日間、社長をやってみるところから始める後継者育成を。


 ※MGは、ソフトバンクの孫正義社長が実際に学び、自身の後継者育成のために立ち上げたことで有名な「ソフトバンクアカデミア」でも取り入れている教育手法です。ここ山形でも学ぶことが出来る数少ないチャンスです。  

研修実施後のコメントを考える

「講義はとてもわかりやすく、勉強になりました。ありがとうございました。」

 研修実施後のアンケートの結果、このような感想があったとします。
参加者全員がこう書いていました。 

どう思いますか?

 受講者満足度100%で良かったなと思いますか? 
研修実施して良かったなと思いますか? 

  では、研修の「効果」は出ると思いますか? 

 「わかりやすくて勉強になりました」というコメントばかりが集まる研修は、危険ではないかな、と思います。

この結果を見て「研修をやった甲斐がありました」と満足する講師は、プロではありません。

  それはなぜか? 

是非一度「まみがさきMG」に参加してみてください。

http://office.career-create.co.jp/mamigasaki-mg/

なぜ来たか?

弊社で主催している「まみがさきMG」では(本家 西研究所が主催の東京MGでもそうです)ほぼ必ず発表してもらうことがあります。

それは『なぜ来たか?』という問いへの答えです。

「上司・会社の命令で」という回答以外で答えてもらいます。 『なぜ来たか?』社会人に対する研修にとってはとても大事な問いです。この問いを突きつけられると、自分たちがこれから学ぶ研修について自分たちで動機付けを作ることにもなります。

 Q:なぜ来たか?

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新入社員の教育においても「なぜ来たか」があったほうがいいのではないかなぁと思います。

大学生への講義においても「なぜ来たか」があったほうがいいのではないかなぁと思います。

 では、高校の授業はどうでしょう?小学校ではどうでしょう?

自らの好奇心の赴くままに学習を進める「サドベリー教育」という手法もあるそうですね。
生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことができる、という考えに基づいた教育だそうです。
きっとそういう教育を受けてきた人は「なぜ来たか」がすぐに答えられるようになるのではないでしょうか。

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すぐ答えられるのが良いとか、悪いとか、そういうことではありません。おとなか子どもかではなく、「顔をみて決める」のが良いのでしょうね。妙に納得した気になった夜でした。