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芝エビとバナメイエビの価値

今年も残すところ後わずかですね。
個人的にも”転職”を通して、社会的にも食品の誤表記(偽装?)が大きな話題となって改めて「価値」というものを考えた1年だったなと思います。

 芝エビ と同等の味が出せる バナメイエビ
車海老 と同等の味が出せる ブラックタイガー
自家製パン くらいフワフワで美味しい 工場パン
フレッシュジュース と変わらないくらいフレッシュな 容器詰めジュース

 という見方をすれば、バナメイエビやブラックタイガーの価値が上がったような気になります。

一方で、「本物の芝エビ」「本物の車海老」「本物の自家製パン」「今絞ったジュース」の価値も更に上がったようで、車海老の平均単価が一気に上がったというニュースも出ていました。

 下がったのは企業の信用だけかもしれません。 

「美味しい」に価値を感じるのか、「本物」に価値を感じるのか、「価格」に価値を感じるのか、「正直」に価値を感じるのか・・・ 私自身も、転職をする最終決断の肝は「何に価値を感じるか」でした。

 自分にとって価値あるものは何か?相手にとって価値あるものとは何か?

新しい1年を迎えるにあたって改めて考えたいと思います。

なぜ来たか?

弊社で主催している「まみがさきMG」では(本家 西研究所が主催の東京MGでもそうです)ほぼ必ず発表してもらうことがあります。

それは『なぜ来たか?』という問いへの答えです。

「上司・会社の命令で」という回答以外で答えてもらいます。 『なぜ来たか?』社会人に対する研修にとってはとても大事な問いです。この問いを突きつけられると、自分たちがこれから学ぶ研修について自分たちで動機付けを作ることにもなります。

 Q:なぜ来たか?

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新入社員の教育においても「なぜ来たか」があったほうがいいのではないかなぁと思います。

大学生への講義においても「なぜ来たか」があったほうがいいのではないかなぁと思います。

 では、高校の授業はどうでしょう?小学校ではどうでしょう?

自らの好奇心の赴くままに学習を進める「サドベリー教育」という手法もあるそうですね。
生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことができる、という考えに基づいた教育だそうです。
きっとそういう教育を受けてきた人は「なぜ来たか」がすぐに答えられるようになるのではないでしょうか。

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すぐ答えられるのが良いとか、悪いとか、そういうことではありません。おとなか子どもかではなく、「顔をみて決める」のが良いのでしょうね。妙に納得した気になった夜でした。

就職活動解禁にあたって。

12月1日から大卒の就職活動がスタートしましたね。
先日は某大学で、学生さん向けの就職活動支援講座をしてきました。

「不安でいっぱい」だった学生さんが最後に「就活が少し楽しみになってきた」という感想を言ってくれたのを聞いて、講義をやらせて貰って良かったな、と思っています。

 正解が無い中で物事を進めていくのは、就職活動中の学生に限らず、みな同じように不安を感じるでしょう。不安を持ちながらも前に進むためには、「その出来事や現状を、自分がどう捉えるか」「自分が納得できる意志決定ができているかどうか」を考えながら進んでいくことが大事かなと思っています。

カウンセリングの本や、先人たちの言葉をいろいろと見ていくと、その2つに集約されるように思うのです。

 今の現状を明るく前向きに捉え、自分できちんと納得できるように意思決定していく。私がいつも心がけていることでもあります。

 就職活動が、学生にとっても企業の皆さんにとっても良い経験の場・良い出会いの場になるといいなと思います。