先日、「エニアグラム入門セミナー」を受講してきました。
エニアグラムとは、ギリシャ語で「9つの図」と呼ばれる象徴図を用いて発展を続けている、古代ギリシャから繋がる歴史と現代の心理学を取り入れた性格類型論の一つです。
よくある性格論、タイプ論と違うなと感じた点が多くありましたが、1つは「探求する」ことに重きを置いている点でした。
よくあるタイプ論は、「タイプAはこういう傾向だから、こういうコミュニケーションを取りましょう。」「タイプBとタイプCが上手く付き合うためには、こんな事を意識しましょう。」といった、人間関係をうまく対処するためのものが多いように思います。
一方で今回受講したエニアグラムは、そういった対処を目的にするのではなく、自分のタイプを探り、自己発見を進めて「自己を探求する」プロセスに重きをおいて学んでいく点が、他のタイプ論と大きく異なる点だと感じました。
講義の中では、タイプを知ることでタイプを乗り越える=「より自由になる」という表現をされていましたが、「私は◯◯タイプだから」「誰々さんは××タイプだから」というように囚われてしまう考え方よりも、気持ちの良い考え方だなと思いました。
また前回の究極のドラッカーセミナーにおいても、東洋的なものの見方と西洋的なものの見方の繋がりを感じましたが、今回のエニアグラムも、「東洋と西洋の融合」を感じました。(全く毛色の違う講座でしたが、ドラッカーの言う「知覚(Perception)」が感覚的に掴めたような気がしました。)
講師のティム先生、よし子先生の温かい人柄もあって、癒やしの効果もある講座でした。
自己探求をより深めていきたいなと思います。
今回も先生方の著書にサインをいただきました(^^
シープラスエフ研究所 http://www.transpersonal.co.jp/