「音の絵本」プロジェクト始動!

先週5日(日)に、伝国の杜ホールと博物館による
「音の絵本」プロジェクト・ワークショップ
の第1回目が開催されました。

このプロジェクトは、博物館にて12月4日(土)より始まった展覧会「美術の見方案内」との
連携事業です。
本展で展示している上杉博物館アートコレクションの中の選りすぐりの近現代作品の中か
ら、小学1~6年生までの子供達にお気に入りの1枚を見つけてもらい、作品から感じた印象
を言葉や楽器や絵で表現したものをプロの作曲家さんに曲にしていただき、アマチュア演
奏家の方による2月のコンサートで披露する、という壮大な(!)プロジェクトです。
上杉博物館アートコレクションの主な作家(近現代)は、米沢市出身の椿貞雄、桜井祐一、
後藤克芳など・・・。

作曲家は、今年3月と6月の屏風ライブシリーズでも大変御馴染みの、
美しく幻想的かつ斬新な曲を創って下さった大場陽子さんです。


さて5日は、11人の子供達が集まってくれました。
まずは企画展示室にて好きなものを選んでもらい、それぞれの作品について学芸員さん
からお話をお聞きしました。


その後別室にて、各自作品から受けたインスピレーションを自分の言葉で表現してもらい、
様々な楽器でそれを自分の“音”にしてもらいました。


絵を見て、お話を聞いて、珍しい楽器を鳴らして・・何もかも新鮮な体験にみんな目を
キラキラさせていたのが印象的でした。
いや、一緒にいる大人の私達もそれ以上に楽しませていただきましたよ★☆★☆!

来週の12日(日)は、先週のみんなの“音”を元に大場さんに作ってもらったメロディを
まず聴いてもらいます。その後、南陽市在住のイラストレーター・菊地純さんの指導の
下、その音のイメージでみんなに絵を描いてもらう、という流れ。
そうしてできた絵が、後に「音の絵本」となって2月5(土)・6(日)のコンサートに登場
します。
詳細は後日またお知らせしますね♪(^m^)。

果たしてどんな曲が出来上がるのか?
大場さんが現在鋭意製作中のことでしょう。
参加してくれている子供達の今週末の活躍も楽しみです..。.:*・゚☆´。
2010.12.09:denkoku:[体験学習室]