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講演会のお知らせ

ただいま、特別展 「―開館15周年記念特別展― 米沢中納言 上杉景勝」を好評開催中です!

前期は5月15日(日)までと、間もなく終了です。お見逃しなく!!

 

展示にあわせた講演会のご案内をいたします。

■講演会

5月14日(土)

「豊臣政権と上杉景勝」

講師:矢部 健太郎 氏(國學院大學文学部教授)

時間 : 14:00~16:00

場所 : 伝国の杜 大会議室

定員 : 先着120名

※聴講は無料です。

 

あらかじめ特別展をご覧いただくと、

より理解が深まる講演会になるのではないでしょうか。

 

◎原本展示

2016年 4月16日(土)~5月15日(日)

国宝 「上杉本洛中洛外図屏風」

※特別展にて展示

新山形県指定文化財「徒然草図屏風」

※常設展示室・上杉文華館にて展示

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております!

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 TEL 0238-26-8001

2016.05.11:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 「謙信を生んだ一族・長尾氏 ~越後支配の要諦~」

当館常設展示室では国宝上杉家文書を常時見ることができる上杉文華館があります。

2016年度の上杉文華館は「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な史料をご覧いただきたいと思います。

平成28年度、第2回目のテーマは… 「長尾越後支配の要諦」 です。

 

【展示期間】 平成28年4月27日(水)~5月24日(火)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。2016年度第2回目の上杉文華館は、「越後支配の要諦」と題し、守護上杉氏の越後支配の基礎が形成される14世紀後半、守護上杉憲栄・房方、守護代長尾景春・高景・邦景の時代の動向、特に支配強化の手段の一つになった使節遵行という職務について、国宝「上杉家文書」から紹介します。

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族・長尾氏 ~越後支配の要諦~」

平成28年 5月7日(土)14:00~

場所: 常設展示室 上杉文華館

※入館料が必要です。

 

▼「徒然草図屏風」展示情報

【展示期間】 平成28年4月16日(土)~5月15日(日)

新たに山形県指定文化財となった「徒然草図屏風」を展示します。江戸時代の作であり、上杉家ゆかりの作品です。江戸時代の大名家の教養の一端を知ることのできる貴重な資料と言えます。

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

2016.05.07:denkoku:[博物館情報]

特別展「米沢中納言 上杉景勝」好評開催中!

ただ今当館では、特別展「米沢中納言 上杉景勝」前期の展示を開催中です。

さて、本展示会では、昨年度ご好評いただきました刀剣の展示も行っております。

特別展「米沢中納言 上杉景勝」前期の期間で、太刀 銘 一(号 姫鶴一文字)を展示しております!

この太刀は上杉景勝自筆腰物目録に上秘蔵「ひめつる一もんし」と記されている一口です。拵は鐔のない合口拵で、上杉家の刀剣の特色の一つとされています。

上杉家伝来の名刀である姫鶴一文字を是非、ご覧下さい!

重要文化財 太刀 銘 一(号 姫鶴一文字)

(太刀)

 時代:鎌倉時代(13世紀)

長さ:71.5

反 :2.0

所蔵:米沢市上杉博物館

(拵)

総長:104.2

柄長:23.0

鞘長:81.5

所蔵:米沢市上杉博物館

◆「姫鶴一文字」展示期間:2016年4月16日(土)~5月15日(日)

※ 特別展「米沢中納言 上杉景勝」前期での展示

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

2016.04.22:denkoku:[博物館情報]

「徒然草図屏風」展示のお知らせ

4月16日(土)~5月15日(日)までの期間で、新しく山形県指定文化財に指定されました、

当館所蔵の「紙本著色徒然草図 六曲屏風」(しほんちゃくしょくつれづれぐさず ろっきょくびょうぶ)

お披露目展示いたします!

徒然草図屏風-左隻

徒然草図屏風-右隻

 

「徒然草図屏風」は、右隻と左隻が対になった一双屏風で、江戸時代前期の作とされます。

「徒然草」の全244段から28説話を選び、一話一図の間を金雲で埋めている本屏風の場面は、吉田兼好作の『徒然草』から採っています。

作者は不詳ですが、狩野派を学んだ絵師と考えられます。

 

「徒然草」を題材にした絵画作品は少ない上、屏風に描かれたものは非常に珍しく、最も古い作例の一つで、わが国の文化史上、貴重な資料です。丁寧に描かれた画面は親しみやすく、面白いものになっています。

ぜひご来館いただき、新山形県指定文化財「徒然草図屏風」をご覧ください!

 

※常設展示室・上杉文華館にて展示致します。

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 TEL 0238-26-8001

2016.04.14:denkoku:[博物館情報]

洛中洛外図屏風原本展示のお知らせ

当館では4月16日(土)~5月15日(日)までの期間で、

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示いたします!

 

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に送ったと伝えられるもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳に描かれました。

 

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

 

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※同時期に開催の、特別展「米沢中納言 上杉景勝」のチケットでご覧いただけます。

 

特別展「米沢中納言 上杉景勝」

【期間】

2016年4月16日(土)~2016年6月19日(日)

前期:4月16日(土)~5月15日(日)

※洛中洛外図屏風は前期の期間のみの展示です。

後期:5月21日(土)~6月19日(日)

※展示替え5月16日(月)~5月20日(金)

※休館日 5月25日(水)

【開館時間】

9:00~17:00(入館は16:30まで)

【入館料】

一般 620円(490円) 高大生 400円(320円) 小中生 250円(200円)

※( )は20名以上の団体料金

※常設展と企画展のセット

◎5月5日(こどもの日)/小中高生…無料

◎5月18日(国際博物館の日)/常設展…無料

2016.04.12:denkoku:[博物館情報]