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次回展示会のお知らせ

本日1月24日(日)で、企画展「生誕100年 浜田浜雄 造形の遊技場」の展示が好評のうち終了致しました!

さて、次回の展示は、

企画展「上杉家の古写真 ―伯爵の暮らしと米沢― 」です。

上杉家では、幕末から昭和20年代にかけての古写真を1,000点以上所蔵しており、その大部分が今回初公開です。

古い物では幕末期の武士や明治初期の元勲の肖像が残されており、最後の藩主・上杉茂憲の明治5年(1872)からの英国留学と、明治14年からの沖縄県例関連の写真は、現地の様子を伝えてくれます。

上杉斉憲・茂憲・憲章と三代にわたる歴代当主とその家族を中心に、上杉憲明の妻・房子(公爵鷹司家出身)の華やかな女学校時代、皇太子を米沢に迎えた際の伯爵邸、古文書・武具・美術品といった上杉家伝来の宝物類の写真からは、当時の華族の暮らしがうかがえます。

また、上杉神社や武者行列をはじめ、米沢の人と建物の写真と絵葉書は明治期から昭和初期の郷土の貴重な記録と言えます。

「こんな写真があったのか」とおどろくような

上杉家所蔵写真の魅力を、是非ご堪能下さい!

写真  「上杉茂憲夫妻と子ども達」

 

*企画展「―伯爵の暮らしと米沢― 上杉家の古写真」*

【期間】

2016年2月6日(土)~2016年3月21日(月祝)

※休館日 毎週月曜日(祝日の場合翌日)

【開館時間】

9:00~17:00(入館は16:30まで)

※2月13日(土)と14日(日)は雪灯籠まつりの為開館時間を19時まで延長致します。

【入館料】

一般 200円(160円) 高大生 100円(80円) 小中生 50円(40円)

※( )は20名以上の団体料金

【ギャラリートーク(展示解説)】

各回14時から、企画展示室にて行います。

2月6日(土) 「展覧会の見どころ」         学芸員:佐藤正三郎

2月20日(土) 「明治を生きた上杉家の女たち」 学芸主査:角屋由美子

3月12日(土) 「古写真と上杉伯爵邸」       学芸員:佐藤正三郎

※3月12日(土)は上杉伯爵邸見学ツアーがあります

主催:米沢市上杉博物館

 

お問い合わせ 上杉博物館 0238-26-8001

2016.01.24:denkoku:[博物館情報]

2・3月の体験学習室

毎日雪が降り、朝も起きるのがつらい日々ですね…(((´+_+)))

道路も凍って滑りやすくなっています、気をつけてご来館下さいヽ(*’O’*)/

 

2月の季節企画「節分(1/23(土)~2/25(木))」

豆の用意はできましたか?今年の恵方巻き丸かぶりの方向は南南東だそうです。

3月の季節企画「桃の節句(2/26(金)~3/24(木))」

おきたま雛回廊(2/23(火)~3/24(木))

今年も体験学習室では享保雛を展示します!

写真撮影もできますので(※フラッシュ禁止)、ぜひお越しください^^

 

 

2・3月の造形体験「紙ねんどでつくる春の和菓子」(1月23日(土)~3月24日(木))です。

春をイメージした和菓子を紙ねんどでつくります。

つくった和菓子には名前をつけてみてね!

和菓子職人を体験してください(*^ ^*

 

2016.01.22:denkoku:[体験学習室]

置賜文化ホール「書く女」米沢公演は全席完売となりました

2/9(火)開催の置賜文化ホール自主事業
二兎社公演40「書く女」は
好評につき全席完売となりました。

誠にありがとうございます !!

2016.01.18:denkoku:[ホール情報]

「浜田浜雄展」ギャラリートークのお知らせ

ただいま当館では、1月24日(日)までの期間で

企画展「生誕100年 浜田浜雄展 造形の遊戯場」を開催しております。

本展示会では、浜田浜雄の多様な造形世界を紹介するとともに、特に戦後の活動にも光をあてていきます。

是非ご来館下さい♪

 

ギャラリートークのご案内です。

平成28年1月16日(土)14時より

当館学芸員による展示解説を行います。

浜田浜雄「ドローイング」

1951年

紙・ペン・エアブラシ  

22.0×27.7

 

 

★ギャラリートーク★

 日時:1月16日(土)14:00~

 場所:企画展示室

 ※企画展入場券が必要です。

 

皆様のご来館をお待ちしております!

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

2016.01.11:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 「戊辰戦争と奥羽越列藩同盟」

上杉文華館の12月の展示をご紹介します。

 当館常設展室内では国宝上杉家文書を常時見ることができる上杉文華館があります。

 今年度のテーマは「 国宝『上杉家文書』に見る幕末の米沢藩」です。

 上杉家文書のうち幕末期のものは未だ活字化されていないものも多く、初公開の資料もご紹介します。

 

 平成27年度、全12シリーズの第10弾は…

「幕府と朝廷の間で」です。

【展示期間】:平成27年12月22日(火)

            ~平成28年1月24日(日)

                                

 明治新政府は明治元年(1868)正月7日に徳川慶喜追討令を出し、15日には奥羽諸藩にその支援を命じます。さらに1月20日、仙台藩に単独での会津藩追討を、25日には米沢・秋田・南部の諸藩に仙台藩の支援を命じました。慶喜は恭順の姿勢を取り、4月11日に江戸城は無血開城し、5月15日に上野の彰義隊が敗走すると、戊辰戦争の中心は奥羽へと移っていきます。

 3月に新政府の鎮撫総督一行が仙台に到着、29日には会津征討に参加するよう改めて米沢藩に指示が届きます。一方、東北諸藩は2月頃から閏4月にかけて協力して会津藩赦免を実現すべく新政府に働きかけ、米沢藩も奔走しますが、赦免交渉は新政府には受け入れられませんでした。5月3日、東北諸藩は奥羽列藩同盟を結ぶと、長岡など越後諸藩も加わり奥羽越列藩同盟が成立、新政府と戦うことになります。米沢藩は新庄・秋田、越後、白河など各方面に出兵し、各地で激戦を繰り広げていきました。

会津藩攻撃を支援せよ

国宝「上杉家文書」

上杉斉憲宛松平容保追討沙汰書

 時代:(明治元年・一八六八)正月(二五日)

法量:二一・七×八三・五

所蔵:米沢市上杉博物館

〔解説〕

 新政府から米沢藩主上杉斉憲に宛て、仙台藩を支援し、会津藩を攻撃するよう命じた文書です。

 新政府は一月二〇日、仙台藩に単独での会津藩追討を命じます。左に展示した、仙台藩主伊達慶邦への沙汰書の写しを指します。さらに二五日、本文書を受け取った米沢をはじめ、秋田・南部の諸藩に仙台藩の支援を指示しました。

 

◆コレクショントーク◆

  平成27年12月23日(水祝)14:00~

担当:当館学芸員 佐藤 正三郎

場所:常設展示室 上杉文華館

※入館料が必要です。

 

 

次回、平成27年度予定

上杉文華館  《 国宝上杉家文書にみる幕末の米沢藩 》

「戊辰戦争の終結」

【展示期間】:平成28年1月26日(火)

           ~2月28日(日)

◆コレクショントーク  平成28年1月30日(土)

                   14:00~

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

2015.12.22:denkoku:[博物館情報]