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「洛中洛外図屏風」原本展示のお知らせ

当館では9月23日(土・祝)~10月22日(日)までの期間で、

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示いたします!

 

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったといわれるもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

 

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

 

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※同時期に開催の特別展「上杉家の名刀と三十五腰」のチケットでご覧いただけます。

 

特別展「上杉家の名刀と三十五腰」

【期間】 平成29年9月23日(土・祝) ~ 平成29年10月22日(日)

【休館日】会期中休館日はありません。 

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

【入館料】 一般 820円(650円)高大生 510円(400円)小中生 350円(280円)

     ※( )は20名以上の団体料金

 

【オープニングギャラリートーク】

「上杉家の名刀と三十五腰」の展覧会みどころを、担当学芸員が解説します。

 日 時 : 9月23日(土・祝) 14:00~

 場 所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 ※ギャラリートークは特別展入館料が必要です。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2017.09.22:denkoku:[博物館情報]

【予告】 特別展「上杉家の名刀と三十五腰」

9月23日(土)より、特別展「上杉家の名刀と三十五腰」を開催します(10月22日まで)。


本日より、当館ホームページに概要を掲載しました。
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/101meitou.h…

国宝 短刀 銘 備州長船住景光/元享三年三月日 附 黒塗脇差拵(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
重要美術品 短刀 銘 吉光(号 五虎退)(個人蔵)

はじめ、上杉家伝来の刀剣類の名品が数多く展示されます。

PCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボし、五虎退の等身大パネルの設置やミュージアムショップにて関連商品を取扱います。

どうぞお楽しみに。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

2017.09.01:denkoku:[博物館情報]

講演会のお知らせ

ただいま当館では、企画展「ドールハウスへの招待Ⅱ~見て学ぶ 世界のドールハウス~」を開催しています。

本展では、「大草原の小さな家」の作者ローラ・インガルス・ワイルダーの生誕150年を記念し、ローラの生家のドールハウスを初公開。またローラにまつわる資料も展示しています。

 

展示にあわせてた講演会のご案内です。

翻訳家 谷口由美子氏「大草原のローラの物語:Pioneer Girl」出版記念講演会

9月2日(土) 14:00から

伝国の杜 2階大会議室 聴講無料 先着110名(申込不要)

「大草原の小さな家」シリーズはじめ、「赤毛のアン」、「若草物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」など、多くの英米児童文学の翻訳をされている谷口由美子さんにローラの回想録であり、「小さな家」シリーズのもととなった「大草原のローラの物語:Pioneer Girl」にまつわるエピソードをお話しいただきます。

 

貴重なお話を聞ける機会ですので、ぜひご参加ください!

 

【ドールハウスへの招待Ⅱ】

【期間】 平成29年7月29日(土) ~ 平成29年9月18日(月・祝)

【休館日】8月23日(水) 

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

【入館料】 一般 410円(320円)高大生 300円(240円)小中生 200円(160円)

     ※( )は20名以上の団体料金

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

2017.08.26:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏⑱」

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏⑱」

外征の苦悩

 

2017年度の上杉文華館は、昨年度に引き続き「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な資料をご覧いただきたいと思います。

 

【展示期間】 平成29年8月24日(木)~9月27日(水)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。

2017年度 第6回目の上杉文華館は、「外征の苦悩」と題し、長尾為景による越中出兵をめぐって、陣中で認められた武士の遺書、また戦場で家臣を失った武将の歎きなど、合戦をめぐる苦悩を紹介します。そこには現在の我々も共感できる価値観、また戦国武将としての価値観などが示されています。

 

上杉文華館では、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も公開しています。

今回は1995年制作の複製です。現状の制作時を想定しています。

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族長尾氏 外征の苦悩」

  平成29年8月27日(日)

  14:00~

  場所: 常設展示室 上杉文華館

  ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2017.08.24:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏⑰」

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏⑰」

越中の攻略

 

2017年度の上杉文華館は、昨年度に引き続き「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な資料をご覧いただきたいと思います。

 

【展示期間】 平成29年7月27日(木)~8月22日(火)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。

 2017年度 第5回目の上杉文華館は、「越中の攻略」と題し、長尾為景の対外政策に位置付けられる越中出兵について紹介します。どのような関係性の中で、それは敢行されたのか、それがどのような影響を与えたのかなどを紹介します。

 

「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も公開しています。

今回は2000年制作の複製です。

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族長尾氏 越中の攻略」

  平成29年7月30日(日)

  14:00~

  場所: 常設展示室 上杉文華館

  ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2017.07.27:denkoku:[博物館情報]