HOME > 記事一覧

コレクション展 展示品紹介

現在、好評開催中のコレクション展「初公開 上杉家ゆかりの名品と地域の歴史を語る資料」から、注目の展示品を何度かに分けて紹介します。

展示の見どころのひとつが、上杉家の家紋・竹に雀紋があしらわれた美術工芸品です。12月3日まで、短冊箱と食器、盥の3件を展示しています。

このほか、上杉謙信、景勝、定勝、鷹山、斉憲、茂憲といった当主の書状や書跡も、上杉家ゆかりの品として展示しています。ぜひ、ご覧ください。

 

牡丹唐草竹雀紋蒔絵短冊箱 一合
江戸時代(19世紀)
41.0×11.0×12.5 
2015年度 収集
〔解説〕
 黒漆に牡丹唐草の蒔絵を施し、竹雀紋を据えた短冊箱です。短冊箱は短冊を収める細長い箱で、大揃いの大名婚礼調度では硯箱や文箱とともに厨子下段に飾られました。
 製作目的や時期は判明しませんが、本作は蒔絵の文様や技法から江戸時代末期のものとされています。

金蒔絵の美しい資料です。ご来館の際は、お見逃しなく。

展示の詳細はこちら
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/102hatu.htm

 

2017.11.08:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏 文化交流」

2017年度の上杉文華館は、昨年度に引き続き「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な資料をご覧いただきたいと思います。

 

【展示期間】 平成29年10月26日(木)~11月21日(火)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。

 2017年度 第8回目の上杉文華館は、「文化交流」と題し、贈答によって為景のもとにもたらされた文化財を通して、為景をめぐる社会的関係や文化財の持つ社会的意義などを紹介していきます。

 

上杉文華館では、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も公開しています。

 

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族長尾氏 文化交流」

  平成29年10月29日(日)

  14:00~

  場所: 常設展示室 上杉文華館

  ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2017.10.26:denkoku:[博物館情報]

ギャラリートークのお知らせ

 

現在開催中、特別展「上杉家の名刀と三十五腰」のギャラリートークのご案内です。

10月7日(土)14時から、企画展示室にて展示解説を行います。

テーマは「上杉家の名刀」です。みなさまぜひご来館ください。

※ギャラリートークは特別展の入館料が必要です。

 

特別展「上杉家の名刀と三十五腰」

【期間】 平成29年9月23日(土・祝) ~ 平成29年10月22日(日)

【休館日】会期中休館日なし

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

【入館料】 一般 820円(650円)高大生 510円(400円)小中生 350円(280円)

     ※( )は20名以上の団体料金

     ※常設展示室もご覧いただけます。

 

講演会の追加募集を行っています!

皆様のご応募おまちしております。

 

■講演会 『上杉家の名刀を語る』
・10月21日(土) 14:00~16:00(会場13:30)
 置賜文化ホールにて、聴講無料、定員500名(要申込)
・講  師/角屋 由美子(米沢市上杉博物館学芸員)
      関口 真規子(埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸員)
      志田  理子(佐野美術館学芸員)

・申込方法(往復はがきでのみ受け付けます)

・記入事項/往信面の裏:郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号
            参加希望人数(2名様まで)、同伴者のお名前
      返信面の表:郵便番号、住所、氏名
・申込締切/10月10日(火)必着
・宛  先/〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-2-1 米沢市上杉博物館
     「上杉家の名刀と三十五腰」講演会係
・ご参加の方にはオリジナル五虎退グッズ(チケットホルダー)をプレゼント!

※チケットホルダーは往復はがきと引き換えになります。

 

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

 

2017.10.05:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏⑲」

上杉文華館「謙信を生んだ一族長尾氏⑲」

為景への期待~関東から

 

2017年度の上杉文華館は、昨年度に引き続き「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な資料をご覧いただきたいと思います。

 

【展示期間】 平成29年9月28日(木)~10月22日(日)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。

 2017年度 第7回目の上杉文華館は、「為景への期待~関東から」と題し、抗争する関東の諸勢力と長尾為景(上杉謙信父)の手紙のやりとりを通して具体的な関係を紹介します。越後と関東は歴史的に深い関係がありましたが、為景はそれを転換しました。

 

 

上杉文華館では、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」の原本も公開しています。

今年最後の原本展示になります。

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族長尾氏 為景への期待~関東から」

  平成29年10月1日(日)

  14:00~

  場所: 常設展示室 上杉文華館

  ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2017.09.28:denkoku:[博物館情報]

講演会のお知らせ

現在開催中の特別展「上杉家の名刀と三十五腰」の講演会に関するお知らせです。

 

講演会「上杉家の名刀を語る」

10月21日(土)14:00~16:00(開場13:30)

会 場 :伝国の杜 置賜文化ホール

料 金 :無料

定 員 :500名 ※要申込

講 師 :角屋由美子(米沢市上杉博物館学芸員)

     関口真規子(埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸員)

     志田 理子(佐野美術館学芸員)

・申込方法(往復はがきでのみ受け付けます)

・記入事項/往信面の裏:郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号
            参加希望人数(2名様まで)、同伴者のお名前
      返信面の表:郵便番号、住所、氏名
・申込締切/9月30日(土)必着
・宛  先/〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-2-1 米沢市上杉博物館
     「上杉家の名刀と三十五腰」講演会係
※応募多数の場合は抽選となり、締切後に抽選結果をお知らせします。

 

講演会ご参加の方には、五虎退グッズをプレゼント!

皆様のお申し込み、お待ちしております!

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

 

2017.09.24:denkoku:[博物館情報]