2月24日(日)には、天皇陛下御在位三十年記念式典が挙行されます。
これを記念し、天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業として、
式典当日は当館の常設展・企画展を無料公開致します。
只今行っている企画展示は
アートコレクション展「美術の見方案内所Ⅱ~みる・きく・ふれる・かんじる~」
となっております。
この機会にぜひご来館ください!
皆様のご来館を心よりお待ちしております。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2月24日(日)には、天皇陛下御在位三十年記念式典が挙行されます。
これを記念し、天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業として、
式典当日は当館の常設展・企画展を無料公開致します。
只今行っている企画展示は
アートコレクション展「美術の見方案内所Ⅱ~みる・きく・ふれる・かんじる~」
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米沢市上杉博物館 0238-26-8001
この冬、置賜文化ホールでは、10代から60代まで世代を超えての有志オーケストラが、合同練習を開き、今年の練習課題曲「アルルの女」など3曲を弦楽器、管打楽器、それぞれのエキスパート講師から学んでいます。
第1回「山響メンバーによる弦楽講習会」につづき、2月11日にはクリニック第2回「合奏講習会」が開かれ、弦楽器の木谷圭先生、管打楽器及び全体合奏の内山厚志先生を講師に招き、音楽の基礎から合奏の楽しみ方まで充実した内容で指導していただきました。
次から次へ工夫を凝らして指導していただく学びのシーンには新たな発見が多く、参加者は終始ニヤニヤ・・・、いえ、ニコニコ。一日があっという間に感じられて、心地よい疲れと、もっと高みを目指そうという意欲が生まれたクリニックとなりました。
次回3月3日は一般公開でのクリニックです。本番とは違い、指揮者とオケで音楽を練り上げていく様子を垣間見ることができる滅多にない機会です。音楽が好きで集まったメンバーの底知れぬパワーと情熱、探求心に、ぜひ客席から応援ください!
「オーケストラ公開練習会~オーケストラはどんな練習をしているの?」
日時 3月3日(日)12時半開場 13時開始
会場 伝国の杜置賜文化ホール
料金 入場無料
曲目 ビゼー「アルルの女」第1組曲、第2組曲、ベートーヴェン「運命」第1楽章
本年度の上杉文華館は、「初公開 上杉鷹山関連および幕末・明治期資料」をテーマに国宝を中心としたゆかりの文化財、貴重な史料をご覧いただきたいと思います。
【展示期間】平成31年2月5日(火)~平成31年3月3日(日)
《第11回 細井平洲の教え》
国宝上杉家文書の近世文書には上杉鷹山周辺の多くの内政文書や幕末・明治期資料が含まれています。今回は上杉鷹山の学問の師、細井平洲の書状三通です。
尾張国平島村(愛知県東海市)出身の細井平洲の姓は紀氏、諱を徳民、通称甚三郎と言いました。二四歳で江戸に家塾嚶鳴館を開きました。はじめ、生活のため行っていた辻講釈でしたが、それを聞いた鷹山の侍医で学者の藁科松伯が米沢藩に推薦したと言われます。明和元年(一七六四)一一月一六日、上杉家の江戸桜田邸で、八代藩主重定、世子鷹山に初講義を行いました。鷹山一四歳、平洲は三七歳でした。「学思行相須つ」、つまり、学び・考え・実行するという三つがそろって初めて学んだことになる、という実践を重んずる平洲の教えは、鷹山の治世に強い影響を及ぼしました。
国宝上杉家文書中に平洲書状は一八通含まれ、平洲は学問を教授するだけでなく、鷹山の政治に対する様々な相談にのっていたことも確認できます。また、弟子である米沢藩士の書籍購入にも尽力していたことなどが知られます。平洲は米沢に三回下向し、学館再興(藩校興譲館)の指導、落成した学館の運営指導等行いました。入館を許された諸生への講義はもとより、町人・農民への通俗講話等も行われました。平洲は尾張藩、人吉藩にも招かれ、藩主や世子の指導にあたり、享和元年(一八〇一)、江戸で七四歳の生涯を閉じました。
一八通の多くはすでに公開していますが、今回の三通は初公開です。三月二五日付の書状には、「学問大意」のことがでてきますので、寛政元年(一七八九)のものと推定できます。鷹山は一族の子弟、子女に教訓書を贈っていますが、「学問大意」は、鷹山の義弟にあたる上杉重定の六男近江定興に贈られたものです。定興は旗本内藤家の養子となり、内藤信政と名乗ります。「学問大意」は鷹山が定興に贈る前に、平洲に送って指導を受けていたことがわかります。四月一一日付の二通は、鷹山の実子直丸(後の顕孝)が、一〇代藩主上杉治広の世子として江戸に登り、その師について相談したことに対して答えていますので、寛政四年(一七九二)と推定できます。日付の同じもう一通は別紙、追伸にあたります。直丸の江戸登りと交代する形で帰国した駿河守(米沢新田藩三代藩主上杉勝定、上杉重定五男)について、米沢ではなかなか学問をすることが難しくなるので、なるべくその時間を作ってほしいと認めています。
米沢と江戸の距離を、鷹山と平洲の書状は行き来しています。平洲は直丸の師ともなりますが、上杉家一族の人たちのこともよく理解し、気遣いをみせています。
織田信長が謙信に贈った狩野永徳筆の国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は、複製(2作目=複製B)となります。
▼ コレクショントーク
平成31年2月9日(土)
14:00~
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001
本日より、「明和六年 米沢城下絵図」デジタルマップのWeb公開を開始しました。
上杉鷹山が生きた、江戸時代中頃の米沢城下の絵図を、自由に拡大・縮小したり、現代の地図と並べてご覧いただけます。
これまで、館内の情報ライブラリーで限定公開をしてきました。本日からはWebを通じて、世界中からご覧いただけます。
なお、今後は絵図と地図の対照精度の向上、人名検索など、機能を充実させていく予定です。ご注目ください。
ぜひご覧ください。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2月2日(土)より始まるコレクション展のお知らせです。
米沢市上杉博物館アートコレクション展「美術の見方案内所Ⅱ~みる・きく・ふれる・かんじる~」
絵や彫刻などの美術品を見るとき、「何だかよく分からないなぁ・・・」「難しいから、あまり好きじゃない・・・」という声を聞きます。むしろそういう人の方が多いかもしれません。ましてや、美術作品は、毎日使うものでもなく、水や食べ物のようにそれがなくては死んでしまうというものでもありません。しかし・・・
美術には人間の心の豊かさに作用する重要な力があります。作品を見ているとき、私たちは目の前にある作品と単に向き合っているのではありません。無意識に、作品を眺めている自分自身や、作者と対話している時間なのです。それは、自分が今まで身につけてきた様々な知識や身体感覚を総動員して目の前の作品に意識をめぐらせることであり、一人一人が感じ、考えるプロセスを発見することでもあります。だから、美術の見方は十人十色。答えはありません。自由に感じていいのです。
本展では、当館のアートコレクションから選りすぐりの近・現代作品を展示し、より深く作品にアプローチするためのポイントを紹介しながら、「みる」「きく」「ふれる」「かんじる」の4つの感覚で美術の見方の楽しい旅へと誘います。
さあ、あまり難しく考えず、まずは作品の前に立ってみましょう。美術の世界がググッと近づいてくるはずです。
【期間】 2019年2月2日(土) ~ 2019年3月17日(日)
【休館日】毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
※ 3月11日(月)は開館いたします。
【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)
【入館料】 一般 200円(160円)高大生 100円(80円)小中生 50円(40円)
※( )は20名以上の団体料金
【ギャラリートーク】担当学芸員による展示解説
日 時 : 2月2日(土)「美術の見方案内所」14:00~15:00
場 所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室
※企画展の入館料が必要です。
皆様のご来館を心よりお待ちしております!
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001