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【次回展示予告】特別展「上杉家 葵の姫のものがたり-徳川家三姉妹の守刀-」

4月20日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。

特別展「上杉家 葵の姫のものがたり-徳川家三姉妹の守刀-」

 

 

 江戸時代の米沢藩主上杉家の縁組および華族となった近代上杉家の婚姻を紹介します。

 米沢藩主から華族制度がなくなるまでの上杉家当主は15人、正室は武田・四辻・鍋島・保科・紀州徳川・黒田・山内・尾州徳川・浅野・讃岐松平・細川・高須松平・大給松平・鷹司・徳川宗家などから迎えました。同じ家から何代かに渉る婚姻や正室の死去に伴って複数の夫人がいる方もあります。
 上杉家16代当主上杉隆憲夫人敏子は、徳川宗家徳川家正の二女でした。上杉家に嫁ぐ際、守刀として「短刀 銘 国光」を贈られました。このたびの展覧会では、「葵の姫」であった徳川家出身の女性を中心に紹介します。敏子の長姉豊子は会津松平家に、妹順子は高遠保科家に嫁ぐ際、同じように守刀を持参しました。徳川宗家に生まれた三姉妹の一堂に会した守刀や古写真などで、近代華族の婚礼を知る機会とします。
 婚姻の意図や婚姻がもたらしたもの、また嫁いだ姫の生涯も謎に満ちていますが、華麗な婚礼調度や資料の数々に姫君の物語を紡いでいきます。

 

【期間】 2019年4月20日(土) ~ 2019年6月9日(日)

【休館日】5月22日(水)

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

【入館料】 一般 620円(490円)高大生 400円(320円)小中生 250円(200円)

     ※( )は20名以上の団体料金

     ※常設展とセットのみ

♦入館料無料の日 

 5月5日(日・祝)こどもの日 小中高生入館無料!

 5月18日(土) 国際博物館の日 どなたでも入館無料!

 

【ギャラリートーク】展示解説

 日 時 : 4月20日(土)「上杉家の婚姻」

       4月27日(土)「葵の姫-江戸時代-」

                 6月1日(土)「葵の姫-近代-」

       ※いずれも14:00より開始いたします。

 担当学芸員 : 角屋由美子

 場 所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 ※特別展の入館料が必要です。

 

【講演会】

「尾張徳川家の姫と婚礼調度」

 5月11日(土)14:00~16:00

 会 場 : 伝国の杜 2階大会議室

 料 金 : 無料

 定 員 : 120名(先着・申込不要)

 講 師 : 吉川 美穂 氏(徳川博物館マネージャー学芸員)

 

【トークイベント】

「葵の姫のものがたりと上杉家」

5月19日(日)14:00~15:00

会 場 : 伝国の杜エントランス

料 金 : 無料

定 員 : 200名(先着・申込不要)

登壇者 : 前田利祐・萬理子御夫妻、松平頼武・豊子御夫妻、
      徳川恒孝・幸子御夫妻、松平宗紀・智子御夫妻、
      保科正興・雅子御夫妻、上杉邦憲・紀美子御夫妻、
      鷹司尚武・久美子御夫妻、大坪喜美雄・和子御夫妻(順不同)

 

国宝「洛中洛外図屏風」原本展示

 期 間 : 4月20日(土)~5月19日(日)

 場 所 : 常設展示室

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

2019.04.05:denkoku:[博物館情報]

2019年度上半期の当館スケジュールのお知らせ

新年度が始まりました。

2019年度上半期の当館スケジュールを、ホームページに掲載しています(情報は、随時追加していきます)。

 

 

上杉博物館 展示スケジュールはこちら
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi_schedule.htm

教育普及事業は こちら
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/education.htm

置賜文化ホールの情報はこちら
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/hall.htm

また、当館のニュースレター「伝国の杜だより」最新号(35号)にも、いろいろな情報を掲載しています。
こちらからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/fc-newsletter.htm

 

新年度も伝国の杜をよろしくお願いします!

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.04.01:denkoku:[博物館情報]

伝国の杜ファンクラブのお知らせ

伝国の杜ファンクラブでは、2019年度の会員を募集しています。2018年度会員の方が更新される場合の割引(200円)は、3月31日までの更新が対象です。〆切間近ですので、まだ更新されていない方は、お急ぎください。

また、4月30日までに新規入会してくださった方には、素敵なプレゼントがあります。

博物館を何度でも楽しみたい、講演を先行予約したりお得な割引料金で見たい!!…特典盛りだくさんのファンクラブです。

ファンクラブの詳細はこちら
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/fc.htm

ぜひ、ご利用ください。

 

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.03.28:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 米沢初入部250年記念「上杉家文書」に見る上杉鷹山

2019年度の上杉文華館は「米沢初入部250年記念「上杉家文書」に見る上杉鷹山」と題して、館蔵の国宝「上杉家文書」に伝えられた文書やほかの館蔵資料を通して、鷹山の人生の一コマを紹介していきます。

 

【展示期間】2019年3月26日(火)~2019年5月24日(金)

 

《鷹山の人柄》

 鷹山は、宝暦元年(1751)7月20日、高鍋藩主秋月種美の二男として江戸に生まれました。母方の祖母が4代米沢藩主上杉綱憲の娘でした。宝暦10年10月19日、8代米沢藩主上杉重定の養子として上杉家の江戸上屋敷桜田邸に移りました。そして、明和4年(1767)4月24日、上杉家の家督を継ぎ、数え年17歳で9代藩主に就任しました。ここに財政難に苦しむ米沢藩の再建が若き藩主に委ねられました。その2年半後、明和6年(1769)10月、鷹山は初めて領地米沢に足を踏み入れました。

 次期藩主となる大名の子息は、江戸藩邸に暮らすことが決まりでした。国元で生まれても幼いうちに江戸へ上ります。家督を継いで大名となり、将軍から暇を得て帰国しますが、藩主として初めての帰国は特別のことでした。藩士らにとっての新しい主人であり、新しい関係の始まりでした。例年行われる行事でも、この時ばかりは特別の次第で行われるものが少なくありませんでした。

 2019年度第1回は「鷹山の人柄」をテーマにします。鷹山の初入部に関する資料や、国宝「上杉家文書」の中で未公開の鷹山関係文書などを展示して、鷹山の人となりに迫っていきたいと思います。

 

 上杉文華館では、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」も公開します。4月20日~5月19日には原本を、その前は2000年制作の複製B、後は1995年製作の複製Aを展示します。

 

▼ コレクショントーク

  2019年4月7日(日)

  2019年5月12日(日)

  14:00~14:30

  場所:常設展示室 上杉文華館

  ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.03.26:denkoku:[博物館情報]

アートコレクション展会期終了まであと3日

アートコレクション展「美術の見方案内所Ⅱ~みる・きく・ふれる・かんじる~」

まだまだと思っていた会期も残すところあと3日となりました。予想を超えて多くの方にご来館いただき、本当にありがとうございます。


 今回の展覧会で毎週展示替えをしている作品があります。お気づきですか?「暮らしと美術」のコーナーにある芹沢銈介の「型絵染カレンダー」です。12か月があまりにも美しく表現されているので、週ごとに月替えしていました。また、椿貞雄が大切にしていたガラス花瓶とそれを描いた作品を離れたコーナーに展示しています。こちらもお見逃しなく!「みなさんの気になる作品」にもぜひご参加ください。

 近代から現代と「美術」の価値や意味は変化してきています。純粋に作者の感動を形にしていた時代から、様々な社会の課題と向き合う一つの「ちから」としての役割も担うようになってきています。「美術」を通して様々な見方、価値観を発見し認めあうことで私たちの世界は広がっていきます。 

 17日まで皆様のご来館をお待ちしております。

 

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.03.15:denkoku:[博物館情報]