おうちで楽しむ 城下絵図デジタルマップ 新機能を追加!
明和6年(1769)の米沢城下の絵図をご覧いただける「明和六年米沢城下デジタルマップ」に、新たな機能が追加されました。操作マニュアル(添付PDF)も分かりやすく書き換えました。
・現代の目印が多く分かりやすい「観光白地図と重ねる」
・米沢城の見どころが分かる「米沢城を知る」
が特にオススメです。
他にも、次のような機能がパワーアップ
・城下の構造と形骸化が分かる 分布表示→「寺社」「明屋敷」
・好きな場所を記録できる「座標を記録する」(絵図と重ねる のみ)
・代表的な場所 に松川小学校などを追加。
・人名検索がひらがな(読み仮名)でも可能に!
ぜひ、ご自宅からご覧ください。次回以降、新機能の使い方も交えて、ご紹介していきます。
【博物館 5月23日再開予定】
新型コロナウィルス感染拡大に伴い4月1日から臨時休館しておりますが、上杉博物館の再開予定は5月23日(土)といたします。あわせて、以下の通り変更します。
・特別展「関東管領上杉謙信」
会期を5月23日(土)~6月21日(日)に短縮。展示資料を一部変更します。
講演会、ギャラリートークは中止といたします。
会期中に国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本を展示します。
・6月21日までの教育普及事業はすべて中止といたします。
・その他、対応の詳細はこちら
なお、5月22日までは休館となります。
今後の状況次第で、再度変更等が発生する可能性があります。また再開後、常設展示と館内施設の一部を中止する場合があります。
お客様にはご理解のほどよろしくお願いいたします。
最新情報は当館HPや公式SNSでお知らせします。
公式HPはこちら
おうちで楽しむ 城下絵図デジタルマップ 2 【関連資料】
当館ホームページから、明和6年(1769)の米沢城下の絵図を、現在の地図と比べながら見られます。こちら。
別の時期の城下絵図として、文化8年(1811)の絵図は複製をウェブでも販売中(税込1,650円税込)。人名を活字化した解説もついています。紙でじっくりご覧になりたい方は、こちらがオススメです!
市立米沢図書館のデジタルライブラリーには、例えば次のような米沢城関連の資料を掲載。
・明治初期の本丸御殿を描いた、米沢城御本丸図
・城の規模などを記した地誌「米府鹿子」
あわせて、ぜひご自宅からご覧ください。
【おうちで楽しむ 城下絵図デジタルマップ 1】
当館ホームページで公開中のシステムで、お手元のパソコンを使って、明和6年(1769)の米沢城下の絵図を、現在の地図と比べながら見られます。
こちら からご覧いただけます。
このマップの使い方、楽しみ方のポイントを、数回にわけてご紹介します。自宅のパソコンから、米沢城下を旅してみましょう!
(1)絵図だけをみる
左の「絵図のみ」を押すと、城下と原方(外縁部)の絵図がつなげて表示されます。
「拡大」「縮小」ボタンや、マウスのスクロールをつかって、拡大・縮小ができます。
拡大しても、画像はくっきり!!
(2)絵図切り替え
城下絵図だけを表示するか、原方とつなげて表示するか選べます。あまり使わないかもしれません…。
(3)分布表示
クリックすると、上・中級藩士の身分(組)が色分けして表示されます。身分の高い侍組(ピンク色)の家臣が、主に城の東側に配置されていることが一目で分かります。
その他の組も、組毎に集まって住むのが原則です。ただし、原則がくずれた様子(組=色分けが分散している)点にも注目です。だんだん、家臣の居住地を藩がコントロールできなくなっていったようです。
なお、原方は分布表示の対象外ですが、ほとんどが下級藩士の居住地です。
いろいろ触って、試してみてください。次回をお楽しみに!