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上杉博物館のとっておき

  • 上杉博物館のとっておき
 今週末17日より開催します、コレクション展「博物館のとっておき-あなたがえらぶたからもの-」。今回はその概要をお知らせいたします。

博物館、そして皆さんのとっておき
 当館には20000点を超える資料が収蔵されています。お馴染みの名品から知られざる優品まで幅広い分野にわたる資料は博物館の収蔵品であるとともに、郷土の財産でもあります。
 博物館の中にある沢山の「モノ」はどんな「コト」を私たちにもたらしてくれるのでしょう?今回の展覧会ではそんな視点にも光を当てながら、博物館の収蔵品を来館者の「声」とともにご紹介します。
 平成15年から米沢市の広報誌「広報よねざわ」紙面に連載している〔博物館のとっておき〕で紹介してきた収蔵品のなかから事前のアンケートで出品作品を決定しています。
 展覧会を機に、皆さんが自分の「とっておき」を見つけていただき、博物館資料に対する新たな見方を発見していただけたらと思います。

主な出品予定資料
 ●太刀 銘 長船長光(鎌倉時代)
 ●紺糸威二枚胴具足(上杉斉憲所用甲冑)
 ●上杉景勝肖像(江戸時代)
 ●上杉景勝書状写 『景勝公御書』五〔元禄4年(1691)〕(天正11年(1583)頃
 ●上杉鷹山書状(寛政元年3月25日)

 ●徒然草図屏風(江戸時代前期~中期)
 ●コロラド 後藤克芳 1977年  
 ●母の便り 吉池青園女 1915年頃
 ●孫二人 椿貞雄 1956年
 ●海の詩 椿夏子 制作年不詳
 ●いのちの軍勢 鈴木浩明

 等他多数

 あわせて、新収蔵品福王寺法林「ヒマラヤの朝」 を公開いたします。
この作品は、米沢市出身の文化勲章受賞画家・福王寺法林氏の初期の大作です

 本展は会期も長く、出品作品のジャンルも幅広いものとなっていますので、是非何回も、ごゆっくり御覧いただき、皆さんにとっての、お気に入り作品を見つけていただければと思います。

展覧会情報
 会期 2007年11月17日(土)~2008年1月14日(月・祝)
 休館日 11月28日(水)、12月~1月は毎週月曜日(ただし、月曜日祝日の場合は翌日) 年末12月26日(水)~31日(月曜日)
 開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
 入場料 一般200(160円) 高大生100(80)円 小中生50(40)円
     *()内は20名以上の団体
     常設展とのセット件あり

ギャラリートーク
 オープン初日の17日は、担当学芸員によるギャラリートークが開催されます。
今回は午前と午後2回予定しております。是非足をお運びください。

 開催情報
  日時 11月17日(土)10:00~/14:00~
  場所 企画展示室
  *企画展入場券をお求めの上、上記時間まで展示室内にお入り下さい。

少し早いかもしれませんが
上杉博物館は正月三が日も開館致します。正月限定企画等も予定しておりますので、是非ご期待ください。
 
2007.11.14:denkoku:[博物館情報]

特別展「日本の屏風絵-京都国立博物館の優品-」ギャラリートーク

 あす10月13日(土)は、特別展「日本の屏風絵-京都国立博物館の優品-」ギャラリートーク開催の日です。

 ギャラリートークは、学芸員などによる展示解説のことで、毎回多くの方より好評をいただいております。
 今回のテーマは「屏風絵展の見どころ解説」。本展に出品されている屏風絵の優品について、その見どころや作者にまつわる逸話などを織り交ぜて解説いたします。
 多くの方のご来館を心よりお待ちいたしております。
 
時間:14:00~15:00(先週とは異なりますのでご注意ください。)
場所:企画展示室内
特別展入館券をお求めの上、上記の時間まで展示室にお入り下さい。
2007.10.12:denkoku:[博物館情報]

パネル展示「直江兼続の生涯」展開中!

  • パネル展示「直江兼続の生涯」展開中!
 平成21年のNHK大河ドラマの主人公に決定し、「話題の人」となっている上杉家の智将・直江兼続
 上杉博物館では、彼の人物や業績を知っていただくため、パネル展示「直江兼続の生涯」を展開しております。場所は館内情報ライブラリー。展示室内ではございませんので、無料でどなたでもご自由にご覧いただけます。ご自宅で兼続についてもっと知ってみたいという方に、無料の解説シートも用意しております。すべて揃えると、兼続の人生や人間性が見えてくる、そんな内容となっております。
 展示をご覧いただいた方は勿論、お仕事の合間の休憩の際等でも、お気軽にお立ちより下さい。
2007.10.11:denkoku:[博物館情報]

特別展「日本の屏風絵~京都国立博物館の優品~」オープン

  • 特別展「日本の屏風絵~京都国立博物館の優品~」オープン
米沢市上杉博物館にて開催の、特別展「日本の屏風絵~京都国立博物館の優品~」が10月6日(土)にオープン致しました。
 初日は当館主任学芸員によるオープニングギャラリートーク(解説)が行なわれ、大勢のお客様に足を運んでいただきました。お陰様で昨日、そして本日も引続き賑わっております。
 はるばる京都からやってきた屏風絵の優品は、どの作品も目の前にしてみると、その美しさと豪華な色づかいと筆づかいに魅了されてしまいます。本当に、多くの方に見ていただきたいと思える作品ばかりで、美術に関心をお持ちの方は勿論、あまり関心の無い方にも絶対にお勧めです。
 10月、芸術の秋。この時季にまさにぴったりの展覧会。皆様のご来館を心よりお待ちいたしております。

 *ギャラリートークは今後も開催いたします。次回は10月13日(土)。テーマは当館主任学芸員による「屏風絵展のみどころ解説」です。
2007.10.08:denkoku:[博物館情報]

雪舟・尾形光琳等の優品、米沢に登場!

  • 雪舟・尾形光琳等の優品、米沢に登場!
米沢市上杉博物館では10月6日(土)~11月11日(日)の日程で特別展「日本の屏風絵 -京都国立博物館の優品-」を開催いたします。

京都国立博物館から所蔵の屏風絵の優品を借用して展開する特別展です。室町時代の水墨画の巨匠、雪舟。浅井長政の家臣、海北綱親の子として生まれ、豊臣秀吉に画才を認められた、海北友松。狩野探幽の弟子の一人と伝えられる謎の絵師、久隅守景。華麗にして奔放な生涯をおくった天才絵師、尾形光琳写生という絵画手法を完成、日本絵画の世界に新風を巻き起こした江戸中期の絵師、円山応挙など日本の絵画史を代表する有名絵師の作品を米沢で見ていただくことができるまたとない機会です。当館所蔵で上杉家伝来の「厩図屏風」を加え、日本の屏風絵の美を堪能していただきたいと思います。


展覧会情報
特別展「日本の屏風絵-京都国立博物館の優品-」
【会期】
 10月6日(土)~11月11日(日)
【休館日】
 10月24日(水)
【料金】
 一般 400円(320円)
 高校・大学生 300円(240円)
 小・中学生 200円(160円)
詳細は伝国の杜HPにある「日本の屏風絵」コーナーをご覧下さい。
特別展「日本の屏風絵 -京都国立博物館の優品-」

※国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本は京都国立博物館で開催される特別展覧会「狩野永徳」(10月16日~11月18日)で展示されるため、ご覧いただくことができません。
2007.10.05:denkoku:[博物館情報]