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好評開催中 国宝上杉本洛中洛外図屏風原本展示

  • 好評開催中 国宝上杉本洛中洛外図屏風原本展示
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示、好評開催中です。今回は上杉文華館「直江兼続の生涯」もご一緒にご覧いただくことがでる、豪華開催となっております。
 明日10月4日(土)には、学芸員が国宝上杉本洛中洛外図屏風を解説するコレクショントークを開催します。原本展示のコレクショントークは今回が最後になりますのでお聴き逃しなく。
 御来館心からお待ち致しております。


 会期 ~10月26日(日)
 休館日 10月22日(水)
 入館料 一般200円 高大生100円 小中生50円
 コレクショントーク
  10月 4日(土)14:00~
 解説 当館学芸員 沖田友紀
 コレクショントークは特別展示室内での開催となりますので、お聞きいただくに は特別展示室入館券が必要になります。
2008.10.03:denkoku:[博物館情報]

国宝上杉本洛中洛外図屏風原本特別展示 上杉文華館 直江兼続の生涯

  • 国宝上杉本洛中洛外図屏風原本特別展示 上杉文華館 直江兼続の生涯
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示を開催いたします。写真は今年4月の特別展内で、展示を行った時の様子です。

上杉本洛中洛外図屏風は、全国に伝わる洛中洛外図屏風の中の一つで、織田信長が上杉謙信に贈ったとされます。作者は狩野永徳とされています。室町時代後期の京都の様子が一人一人の人物の表情にいたるまで細やかに描かれています。通常はレプリカを常設展示室内にて展示しておりますが、年に2回、春と秋に原本を限られた日数(資料保存のため、文化庁が定める期間)で公開しております。
 
 昨年秋に京都国立博物館で開催された狩野永徳展では、観客を展示ケースの前に足止めし、その混雑でケースに近づくことすらできなかった方も多かったそうです。また、今年の春は特別展「上杉伯爵家の明治」の展示資料としての展示でしたが、今回は上杉本洛中洛外図と上杉文華館「直江兼続の生涯」で構成する単独の特別展示室を設けての展示になります。一層じっくり鑑賞していただける良い機会です。この秋、米沢にてその魅力をご堪能下さい。期間は9月27日(土)~10月26日(日)となります。お見逃しのなく。

上記特別展の展示解説を学芸員が行う、コレクショントークも開催いたします。解説を通して、国宝上杉本洛中洛外図屏風をご覧いただくことができる良い機会ですので、
ぜひお越しください。

会期 9月27日(土)~10月26日(日)
休館日 10月22日(水)
入館料 一般200円 高大生100円 小中生50円※20名様以上の団体料金有
解説 当館学芸員 沖田友紀
コレクショントークは特別展示室内での開催となりますので、お聞きいただくには特別展示室入館券が必要になります。

なお、上記展示室で上杉文華館 直江兼続の生涯を同時開催いたします。上杉本洛中洛外図屏風原本と一緒に直江兼続関連の史料をご覧いただけます。ぜひ足をお運びください。
2008.09.24:denkoku:[博物館情報]

今週末より開催 特別展「没後50年 愛情の画家 椿貞雄」

  • 今週末より開催 特別展「没後50年 愛情の画家 椿貞雄」
9月も残りわずかとなりました。先週9月15日(月・祝)を持ちまして企画展「ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド」が無事終了しました。一万人を超す、多くのお客様に足を運んでいただきました。本当にありがとうございました。

さて夏も過ぎ、いよいよ秋が深まるこの頃となりました。秋と言えば「芸術の秋」。そんな今の季節にぴったりの特別展を開催いたします。タイトルは「没後50年 愛情の画家 椿貞雄」。米沢市出身。岸田劉生に師事し、山形近代絵画の先駆者となった椿貞雄の大規模な展覧会です。今回はその概要をお知らせいたします。

本県近代絵画の先駆者。その写実力は、師・岸田劉生をしのぐ。

1896年(明治29年)、米沢市上花沢仲町(現在の東3丁目)に生まれた椿貞雄は、1914年(大正3年)に画家を志して上京。画家、岸田劉生(きしだ・りゅうせい)と運命的な出会いを果たします。白樺派のヒューマニズムに影響を受けた劉生は「油絵という西欧伝来の画法を用いて日本人の心を描く」という理想を抱いており、椿はその理想に共鳴し、ともに草土社(そうどしゃ)の創立に参加しました。草土社を舞台に彼らは、写実を通して精神的な「内なる美」の表現を目指す、独自の美術運動を展開しました。劉生亡き後、椿はその理念の正当な継承者となります。自らの言葉「画道精進(がどうしょうじん)」に象徴されているように、61歳の生涯を閉じるまで、日本人の油絵を描き、写実の道を追及し続けました。
戦後、孫に囲まれた平和な暮らしが訪れると、それまでの重厚な色調に明るい大らかさが加わるようになりました。家族への愛情の中に新しい表現を見出したのでしょう。義兄である白樺派同人、長與善郎(ながよ・よしろう)は、椿が描いた愛情あふれる家族の肖像に対し、「愛情の画家・椿」という一文を草しました。そうした椿の暮らしぶりは彼の日記にも遺されています。
本展では、草土社時代の新出作品や周辺資料を含め、約100点を展示し、白樺派の影響や椿にとっての劉生の存在などを探りながら、椿貞雄の芸術とは何かを再評価していきます。(伝国の杜ホームページより転載)

 本展の会期は前期・後期に渡ります。前期と後期では展示品がほとんど入れ替わり、それぞれ異なる内容で楽しんでいただけます。また本展が初公開となる作品も展示いたします。
 地元米沢の方にも、そして他地域にお住まいの方にも、米沢が生んだ画家・椿貞雄の美術に触れていただける良い機会です。多くのお客様のご来館を心からお待ちしております。

また、会期中担当学芸員による展示解説・ギャラリートークを開催いたします。本展を各テーマに沿って解説いたします。本展をより深く楽しんでいただける内容となっております。こちらにもご期待ください。

会期:〔前期〕2008年9月27日(土)~10月26日(日)〔後期〕10月29日(水)~11月30日(日)  
休館日:10月22・27・28日 11月26日
入館料:本展では、前期・後期のどちらかを一度だけ見ることができる【前・後期単独】チケットと、前・後期の両方を一度ずつ見ることができる割安な【前・後期共通】チケットの2種類を販売しております。

〔前・後期単独〕一般 400円(320円)高・大学生 300円(240円)
           小・中学生 200円(160円)
〔前・後期共通〕一般 600円(480円)高大生400円(320円)
           小・中学生250円(200円)
             ※( )内は20名以上の団体料金

ギャラリートーク
  「椿貞雄と岸田劉生」
   9月27日(土)10:00~
  「椿貞雄と油彩画」
   10月18日(土)14:00~
  「愛情の画家椿貞雄」
  11月22日(土)14:00~   
 解説 当館主任学芸員 花田美穂
※全日程とも、企画展示室内での開催となるため、お聞きいただくには特別展入館券が必要になります。
問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

2008.09.24:denkoku:[博物館情報]

次回の企画展

  • 次回の企画展
季節は秋。芸術の秋にぴったりの特別展を開催いたします。
タイトルは「没後50年 愛情の画家 椿貞雄」 米沢出身で山形県の近代絵画の先駆者である椿貞雄の、没後50年を記念した大展覧会です。

さらにファンの皆様お待たせいたしました「国宝上杉本洛中洛外図屏風 原本展示」を開催します。

この秋は米沢市上杉博物館で、日本美術の魅力にじっくり触れてみませんか。
※上記展覧会についての情報は後日改めてアップいたします。

2008.09.11:denkoku:[博物館情報]

いよいよラスト。妖怪展

  • いよいよラスト。妖怪展
7月19日(土)から開催してまいりました、企画展「ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド」も、9月15日(月・祝)でいよいよ終了となります。この夏、米沢の皆様に水木しげる及び妖怪画の世界をお楽しみいただけた点で有意義な展覧会だったのではと思います。
 今週末は連休という方もいらっしゃると思います。夏とともに去っていく妖怪たちに是非会いにいらしてください。

最後に紹介する展示物は、公文教育研究所よりお借りしました「画本西遊記」です。
この絵の中には多くの妖怪達が描かれております。本展のテーマ「妖怪不思議ワールド」のイメージにぴったりの妖怪画の一つですね。

会期:~2008年9月15日(月・祝)
入館料:一般 400円(320円) 高・大学生 200円(160円)  
小・中学生 100円(80円) ( )内は20名以上の団体料金
問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2008.09.11:denkoku:[博物館情報]