Jazz Cafe Live 2 終了いたしました☆
会場は満員!今回も多数のご来場ありがとうございました!
ボーカルの斎藤栞さんは、赤いドレスに身を包み、自然な低音の歌声と、優雅な身のこなしがとても美しい*:・(^∀^)・:*:!
夜のとばりが下りる頃、ライブは明るく華やかな「ビューティフル・ラブ」で始まりましたー。
この夜はポップスの選曲も。ネスカフェのCMでお馴染みの「やさしく歌って」や、ナット・キング・コールの「スター・ダスト」、16ビートのポップな「虹の彼方に」など、とっても親しみやすく華やかな雰囲気。カーペンターズの永遠の名曲「青春の輝き」を奏でる栞さんの歌がカレン・カーペンターにそっくり!感動の瞬間でした。
後半は、映画「追憶」の切ないテーマソング「THE WAY WE WERE」や、激しいリズムが強烈な「caravan」、など多彩な曲の数々。
アンコールはしっとりとした「見上げてごらん夜の星を」。
美しい栞さんの歌声と、渋江光晴トリオの熟練の演奏は、私達に素晴らしい時間を下さいました。
皆様本当にありがとうございました(*^▽^*)!更なるご活躍をご祈念申し上げます。
★Jazz Cafe Live、今年の企画は終了です。また来年もどうぞお楽しみに!
★国画会展示作品紹介★
今回は数ある中から2作品をご紹介させていただきたいと思います。(○・ω・)ノ
まずは椿貞雄の作品の「睡蓮図」をご紹介させていただきます。
蓮池を抑えた色調で表現し、重なり合った葉、湖面が重苦しくさえ感じられます。西洋では復活や生命力の象徴とされる蓮ですが、東洋では仏教的な主題を想起させます。椿の蓮も日本的視点に立脚し「油絵で日本の精神を描く」ことを目指した椿の姿勢を見ることができ、戦時下という制作時の状況を考えれば、戦地に赴く多くの命に対する椿の強い祈りと捉えることもできるかもしれません。美術統制が強化された1944(昭和19)年の9月から事実上公募展の開催が不可能になり、翌20年は唯一国画会展が開催されない年となりました。本作は昭和19年に制作したものに21年加筆し、いち早く展覧会を再開した国画会展に出品したものです。暗い色調の中、葉上や水中に描かれた蛙の存在がユーモアを醸し出しています。(展示解説より)
2つ目は土田文雄の「雨の前」。
海は土田文雄が継続して取り上げ続けた主題です。米沢に育った土田にとって海は常に新鮮な感動をもたらしてくれるモチーフであったでしょうし、梅原龍三郎の明るい色彩や対象の捉え方、平面的表現を自分の中で消化して再構築するのに適した画題であったと言えるかもしれません。感覚的な筆触で、不安定な空模様を表現しています。土田はこの2年前、国画会会友に推挙されており、着実にその実績をのばしていました。(展示解説より)
絵画のみではなく、彫刻・型染など魅力ある作家たちの作品が展示されております。
ぜひ、博物館に足を運んで展示をご覧いただきたいと思います。(∩´∀`∩)
皆さまのご来館、お待ちしております★
『企画展 美の系譜 国画会にみる山形ゆかりの美術』
【 期 間 】10月6日(土)~11月25日(日)
【休 館 日】10月24日(水)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料 金 】一般400(320)円 高大生300(240)円 小中生200(160)円
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
次回企画展情報
夏休み期間でもあり、たくさんの方にご来場いただけました♪
大変ご好評いただき、誠にありがとうございますm(_ _)m
さて、次回は「企画展 美の系譜 国画会にみる山形ゆかりの美術」です。
大正7年(1918)、日本画家の小野竹喬、土田麦僊らが理想的な作品発表の場を求めて結成した美術団体「国画創作協会」を前身とする国画会は、絵画・彫刻・版画・工芸・写真の5部による美術団体として日本最大級公募展(国展)を開催し、1926年(第1回国展相当)以来現在で86回を数えます。国画創作協会発足時から掲げられた「創作の自由」の精神は、多様化が進む現代の美術界にあって多くの支持を得ています。当地ゆかりの作家では、国画会の中心的作家の梅原龍三郎に強く傾倒した洋画家の土田文雄や同郷の画家たちが大正15年(1926)の国画創作協会時代から出品をはじめます。椿貞雄、彫刻家の桜井祐一らも長年国画会に出品し、その系譜に連なる多くの作家たちが作品発表の場としました。また、椿夏子(椿貞雄二女)と芹沢銈介、遠藤賢太郎と須田剋太のような師弟関係に代表されるように、国画会という場にまつわる人間関係、作品への影響も多く見られます。本展覧会では「国画会」というフィルターを通して、近現代の郷土の美術の流れ、中央美術界、作家同士のつながりを一望し、山形の美術の過去と現在を見つめようとするものです。
ギャラリートーク
10月6日(土)14:00~ 企画展示室
当館学芸員の展示解説と山形国展(絵画部)による作品解説
※要企画展入館券
講演会
11月4日(日)14;00~ 伝国の杜2階 第1・2小会議室
入場無料 申込不要(先着90名)
講師 遠藤賢太郎氏(山形大学名誉教授・国画会会員)
演題 「北の大地が育んだ芸術~国展と山形ゆかりの作家達~」
募集制ワークショップ
11月2日(金)19:00~
「ナイトツアー ようこそ夜の博物館へ 楽しむ美術」
*夜の展示室で企画展を楽しく観賞します
対象 どなたでも(中学生以下は保護者同伴) 定員20名程度
参加費 500円 ※申込受付開始 10月2日(火)~
『企画展 美の系譜 国画会にみる山形ゆかりの美術』
【 期 間 】10月6日(土)~11月25日(日)
【休 館 日】10月24日(水)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料 金 】一般400(320)円 高大生300(240)円 小中生200(160)円
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
今月の体験学習室
10月の季節企画、”ブルーノムナーリのさまざまなかたち”は体験学習室で体験できます。
用意されているさまざまなかたちの紙がみなさんにはどんなふうにみえるのでしょうか?
答えはありません。作品は十人十色!
感じたままにやってみてください★
9月29日(土)~10月25日(木)までできます!
無料でできちゃうのでお気軽に体験学習室へお越しください。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで☆
うらやましい~っ!原本展示「国宝 上杉本洛中洛外図屏風」!と展示替え上杉文華館(鷹いろいろ)
えっ!?なんで「うらやましい~っ!」の?…
まずは、ブログを読んでください。
今回は、すごいです!!
ぜひ、米沢市上杉博物館にお越しいただくことをおすすめします☆
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いよいよ、待望の原本展示!
国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」
原本展示10月12日(金)~11月8日(木)
※期間中10月24日(水)は休館日なのでご注意!
今回、見逃したら次は、来年になります。
みなさん、
しっかり手帳にメモしておいてください~( ..)φ
うっかり、わすれないようにして下さい。
がっかり!原本がみたくて来館したのだけれど、
期間外だったなんてことがないようにして下さい。
(休館日の10月24日(水)と11月9日(金)に原本
みたいといわれても、みれません!)
そして、ちゃっかり、博物館のミュージアムショップでショッピング!!
おみやげに洛中洛外図のミュージアムグッツをどうぞ!!
⇒ここをクリックhttp://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/museum_shop.htm
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さて、今回の上杉文華館は、
「鷹いろいろ」
展示期間は、9月27日(木)~10月23日(火)まで。
関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、
9月29日(土)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)
ぜひ、お越しください。
第17回目は「鷹いろいろ」です。鷹は、古代以来権威の象徴であり、
鷹による狩りは一部権力者の特権でした。戦国時代、鷹狩は武士に好
まれ、優れた鷹が広く求めれました。秀吉が天下統一を進めていく中
で鷹の所有や鷹狩は、秀吉を頂点とする秩序を維持する役割を担うよ
うになっていき、その役割は江戸幕府へ継承されていきました。この
ような中で鷹をめぐる贈答もまた重要な意義を持つようになっていっ
たのです。(展示目録より)
【今回の展示資料】
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(複製)
9月27日(木)~10月11日(木)
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(原本)
10月12日(金)~11月8日(木)
国宝「上杉家文書」
うらやましい~っ! (年未詳)10月21日長尾顕景書状
鷹を求めて (大永4年)10月9日斯波政綿書状
鷹狩を許す (元和元年)11月20日江戸幕府年寄衆連署奉書
ほか
●うらやましい~っ!
国宝「上杉家文書」長尾顕景書状●
(年未詳)一〇月二一日
三〇.八×三一.二㎝
米沢市上杉博物館
〔翻刻〕
就沼田之一義、先度令啓候き、?骨肉
事候上、於今度者、中務大輔越度之儀
無之候、発智越前守連々対中務大輔
慮外之義共、無其隠候、何篇可然様
御刷、於元昶可忝存候、仍平五所ヘ給候
大鷹、如御書中逸物候、早々雁二三合
申候、羨由申迄候、将亦、為鷹狩奥口へ御
越之由承及候、加用之時分参、致御供
度念願候、委曲期後音候、恐々謹言
知龍斎
十月廿一日 源昶(花押)
長尾信濃守殿
〔解説〕
上野国惣社(群馬県前橋市)の長尾顕景から長尾為景
(謙信父)への書状。近隣領主の紛争解決の仲介を為景に依
頼しています。
また、為景が息子孝景に贈ってきた大鷹(平五所ヘ給候大鷹)
について、お手紙通り優れ(如御書中逸物候)、早速鷹狩
をして雁二、三羽を仕留めた(早々雁二三合申候)ことに、
うらやましいかぎりだ(羨由申迄候)と述べ、大絶賛してい
ます。為景の鷹狩にお供したいとも述べ、鷹狩が好きでたま
らないという心情が強く感じられます。
鷹狩は南北朝期である一三世紀半ば頃から流行し、優れた
鷹が人気でした。そのような鷹を入手する機会の一つが贈答
で、戦国時代には盛んに行われ、上杉氏関係の文書にも数多
く見られます。「うらやましい」という表現には、優れた鷹
への渇望が率直に示されていると思われます。
今回、入口のパネルに洛中洛外図屏風からピックアップ
した場面は、鷹狩の一行です。
原本展示のときに凝視してください。
なるほど~。優れた鷹がうらやましかったのですね!
最後に、ショップで販売している図録の中には、
上杉文華館で紹介した文書は、全部載っていません。
ということは・・・
上杉文華館でしか、まず、みれない文書もあります。
ということは・・・
博物館に来てくださいということです!
ぜひ、お越しください。
では、また(・◇・)/
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで