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Jazz Cafe1~林宏樹カルテット~チケット完売です!!

4月26日より発売しておりましたJazz Cafe Live1~林宏樹カルテット~
のチケットが、おかげさまで完売となりましたヽ( ^∀^)ノ *☆祝☆*。
お買い上げの皆様、誠にありがとうございました!!

※なお、当日券は販売いたしません。今後チケットのキャンセル待ちなどはお受けできませんのでご了承ください。

Jazz Cafe Live1~林宏樹カルテット~
6月29日(金)18:30開場19:00開演
入場料:全席自由1ドリンク付800円
※未就学児不可、託児あり・申込締切6/22(金)
出演:林宏樹(サックス)、鈴木次郎(ギター)、佐藤弘基(ベース)、秋保太郎(ドラム)
2012.05.21:denkoku:[ホール情報]

上杉文華館展示替えしました。今回は「海外の文物」です。

 五月に入りましたが、米沢では、寒い日もありました。例年ですと、上杉まつりが開催される頃、満開の桜が散っていきます。そして、気温が上がり暑くなっていきます。今年は、なんだか、違うようですね。

(๑´∀`)σさて、この度の展示は≪海外の文物≫
展示期間は、5月24日(木)~6月26日(火)まで。
関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、5月26日(土)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)
第13回目は「海外の文物」です。戦国時代や近世初頭において、海外からもたらされた文物が贈答品としてよくみられます。海外からの渡来品は古代以来、珍重されてきましたが、特に鎌倉時代の終わりごろからより広く受容されていきました。国宝「上杉家文書」にもそのような海外からの文物を確認できます。今回はどのようなやりとりされていたのか、その文物が持った意味などを紹介していきたいと思います。(展示目録より)

前回、このブログで触れましたが、パネルの上杉本洛中洛外図からピックアップした部分を紹介します。o( ´_ゝ`)ノ今回は、祇園祭りの場面です。展示した資料の内容に「虎」がありました。mミ@x@ミmこの「虎」にちなんで函谷鉾(かんこぼこ)を選びました。

おやっ。屏風のなかの虎さんは、びろーんとしていますね…。虎の皮でしょうか…。実は、織物だそうです。それと合わせて、展示資料のご紹介をします。




 [展示資料紹介]
●武威の象徴「虎皮」 国宝 上杉家文書「徳川秀忠書状」●
(慶長三年)九月二〇日
三七.九×五三.二㎝
米沢市上杉博物館
〔解説〕
 徳川秀忠が上杉景勝の会津移封の祝儀を贈った書状。その品々の中には「虎皮」が含まれていました。
 虎皮は、虎が生息する沿海州や朝鮮半島、中国などで産出されます。日本では奈良時代にはその移入が確認され、儀礼などの調度品や装飾品に、また武具などにも使われていたとみられます。戦国時代の天文一七年(一五四八)には一枚=四貫文とする記録があり、現在の価格で六〇万円ほどとみられています。室町時代以降は博多商人が朝鮮から入手し、国内で流通させ、武具のほか、茶道における敷物などにも使用されました。
 虎皮は、中世・近世において武威の象徴とみられ、上杉氏をめぐる贈答品としても散見されます。近世には馬の鞍にかける鞍覆に用いられ、権威を象徴したと指摘されています。
 

 上杉文華館では、約ひと月ごとに上杉家文書からテーマを決めて、展示しております。常設展示室の一部の空間にありますが、テーマごとに展示している資料はかわっているということです。毎回見たい!という方もいらっしゃると思います。次回は、6月28日(木)~「美術品はいかが」です。お楽しみに!どうぞ、これからも、上杉文華館をよろしくお願いします。
 ひょっとしたら、「毎回見たいけれど、入館料がかかるから…」とためらっている方がいらっしゃるかもしれません。そんな方へは伝国の杜ファン・クラブ会員をおススメします!!!ファン・クラブの平成24年度特典は
会員証の提示で米沢市上杉博物館の常設展示室・企画展示室に何度でも自由に入館できます。(同伴者1名は団体割引で入場いただけます。)


◆ 置賜文化ホール自主事業チケットの先行予約・割引販売(会員1名につき2枚まで・一部事業のぞく)
       
◆ 「伝国の杜だより」、ファンクラブ会報の送付(年5回程度)
 
◆ ファンクラブ会員向けの講座・イベントへの参加(年2回程度)
 
◆ ミュージアムショップでの展覧会図録・オリジナル商品5%割引
 
◆ ミュージアムカフェでの10%割引(同伴者3名までご利用いただけます。)
 
年会費 は、
 
◆ 一般   2,500円
 
◆ 学生会員 1,000円 (高校・大学生)
 

◆ ジュニア会員 500円 (小・中学生)
 
※ 会員期間は4月1日から翌年の3月末日までです。
 
 お申込方法は、ファンクラブ申込書(HPよりダウンロード可)に年会費を添えて、伝国の杜事務室にてお申込ください。
(遠方の方はお問い合わせください。)ファンクラブにはいつでも入会いただけます。
☆ お申込・お問合せ先
〒992-0052
米沢市丸の内1-2-1
伝国の杜・ファンクラブ担当
TEL0238-26-8000
FAX 0238-26-2660
E-Mail welcome@denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp
みなさまのご入会をお待ちしております。

それでは、また(・ɜ・)/w
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.05.17:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 [贈答と「春」] にて、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示中!

 ここ最近、ぽかぽかな陽気につつまれて伝国の杜の広場は、子どもたちが、かけまわりにぎやかです。米沢も、そろそろ桜が咲く季節になりました。桜が満開になる日までが待ち遠しいです!





4月25日(水)から常設展示室内の文華館展示が変わりました。
この度の展示は≪贈答と「春」≫
展示期間は、4月25日(水)~5月22日(火)まで。
そして、期間中に、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」を展示しています。
こちらも、5月22日(火)まで。
5月5日(土)は、こどもの日ですので、中学生以下のお子さんは、入場無料です!

関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、5月6日(日)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)


上杉文華館では、いつも、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」複製の資料を展示しておりますが、年に「2回」、春と秋に原本を展示しています。今が、ちょうどその季節です。米沢ゆかりの世界に誇れる文化財、国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」。この機会を、お見逃しなく☆どうぞ、お越しください。m(_ _)m

 [展示資料紹介]
●国宝「上杉本洛中洛外図屏風」●

 6曲1双 紙本金地著色 狩野永徳筆
 160.4×365.2㎝
 永禄8(1565)年ヵ/国宝
 米沢市上杉博物館蔵

 
 室町幕府13代将軍足利義輝が上杉謙信に贈るために狩野永徳に発注して描かせるも,完成前に横死,後に入手した織田信長が,天正2(1574)年謙信に贈ったとされる屏風である。米沢藩上杉家に伝来し,平成元(1989)年米沢市に寄贈された。
 画面は戦国時代の京都市中および郊外を対象に,権力者から庶民の屋敷,寺社をはじめとする名所,人々の生活や季節の行事などを約2,500人の人々ともに,四季を交えながら金雲を効果的に用いて巧みに配置している。また,現実の光景に回想などを加えた複合的な景観によって構成され,天文から永禄年間(1550年代~60年代初)ごろの景観が強く出ているといわれる。
主題は戦国時代の室町幕府の政治体制であり,義輝による将軍を中心とした政治構想の描写とする説が通説的位置にある。従前の洛中洛外図の季節の配置が崩され,秋となるべき公方邸を意図的に正月の光景に描いて寿いでいることがその理由の一つである。また,謙信に上洛して幕府再興への尽力を求める意図が込められており,内裏の詳細な書き込みでその関心を引き,公方邸脇の貴人の行列に謙信自身の姿を重ね合わせることでその実現を図ったと考えられている。




最後に、みなさん、お気づきでしょうか?上杉文華館の入口のパネルには、小さいですが、屏風の絵を載せています!いつも展示のテーマごとに屏風から、関係ある人物や場面を選んでいます。今回は、春にちなんで左隻の第三扇より「鶯合わせ」です。地味かもしれませんが、定期的にかわっていきますので注目してみて下さい(・∨・)ゞ

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.04.25:denkoku:[博物館情報]

特別展 展示品紹介

  • 特別展 展示品紹介
まだまだ夜は冷え込みますがやっと春らしいあたたかさになってきましたね♪
花粉も飛びはじめて、”春がキター!”というかんじです
ハッ--ッ(*゚Д゜)(っ*`з´)っ・:∴クション

さて!4月14日(土)から『特別展 上杉鷹山の財政改革 ~国と民のしあわせ~』開催中です☆
今回展示中のものをいくつかご紹介いたします。
まずは、『上杉鷹山書状』(「なせばなる」)

  思ったより長い・・・(;´゚Д゚)ゞ


 著名な和歌「成せば成る・・・」が記された文書です。国宝「上杉家文書」に伝わったもので、一般的に知られているものと使われている文字に一部違いがあります。天明五年(1785)、上杉鷹山は35歳の若さで隠居し、世子(跡継ぎ)顕孝、側室お豊の方とともに、米沢城三の丸の屋敷に移りました。そこは餐霞館あるいは城の南にあたるので南亭と呼ばれました。餐霞館に移ると、鷹山は11代藩主になる予定の実子顕孝の教育係に指導方針として一篇の書を示しました。「壁書」と呼ばれるものです。本資料はその写と考えられます。孟子の故事を引き、若殿顕孝に接する時の基準にせよと、14カ条を挙げて説明しています。慎みを持つことや立派な武士、重臣の先祖、農民の苦労など聞かせてやってほしい話、7カ条、一方で聞かせない話として損得をめぐることや食べ物の味など7カ条を挙げています。その最後に、
 成せば成る 成さねば成らぬ
 何事も 成らぬは人の
 成さぬ成けり
の和歌がありました。

自らの心得・教養、家臣や民衆の気持ちを理解することなどを重視し、一方で贅沢につながることや、根拠がよく分からないようなことに興味を持たせないように配慮した内容となっています。(展示解説より)

さてさて次は~♪

『遊具・弾弓(上杉鷹山拝領)』

 天明5年(1785)、6代善富の死によって、養子の万之丞(7代三左衛門善映)が10歳で家督を継ぎました。翌6年10月7日、万之丞は上関分家の渡辺儀右衛門と米沢城に登城しました。その折、万之丞が幼少で退屈であろうと、鷹山が幼い時に使用した遊具「弾弓」を一揃贈りました。さすが大名家の遊具で、精巧なミニチュアです。鷹山の心遣いと金主渡辺家へ対する厚遇が窺えます。万之丞は相続した際養父善富と同じく、知行250石、5人扶持を米澤藩から支給されましたが、翌6年12月13日には、450石と禄高が倍増されました。それには『上杉家御年譜』が「重キ御内用御頼ニ付」と伝える理由が推測されます。重き御頼みとは、この年以前に藩が借金していた、金1万1360両を無利息、年賦償還にするということでしょうか。(展示解説より)

この他にもご紹介したい展示がたくさんございます!

また、今年のGW中、「国宝 上杉本 洛中洛外図屏風原本」の展示もしております☆
原本展示は4月21日(土)から5月22日(火)まで!ぜひ上杉博物館に足を運んでみてください。

『特別展 上杉鷹山の財政改革 ~国と民のしあわせ~』
< 期 間 >4月14日(土)~6月3日(日)
<休 館 日>5月23日(水) ※4月25日は開館予定
<開館時間>9:00~17:00(入館は16:30まで)
<入 館 料(企画・常設展示室一体型)>
一般600(480)円 高・大学生400(320)円 小・中学生250(200)円  ( )団体20名以上
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.04.19:denkoku:[博物館情報]

特別展 上杉鷹山の財政改革

追悼 特別展示「米沢が生んだ日本画の巨星 遠藤桑珠と福王寺法林」は、4月8日(日)に終了いたしました。ご来館くださいました皆さま、ありがとうございます。
 次回は4月14日(土)から特別展 上杉鷹山の財政改革 ~国と民のしあわせ~』が始まります!
 財政難に苦しむ米澤藩の改革を成功に導いた九代藩主上杉鷹山について、博物館の常設展示室でも多くのスペースとさまざまな手法を用い概要紹介をしています。このたびの展覧会では概括的な展示から、テーマを掘り下げてその実像に迫れるよう、財政改革に焦点をあててご紹介いたします。誰のための改革かを念頭におき、危機への備えと対応、産業の創出と流通、豪農・商人の力、養老と養育の時代等の内容で、鷹山の取り組みを検証していきます。

『特別展 上杉鷹山の財政改革 ~国と民のしあわせ~』
< 期 間 >4月14日(土)~6月3日(日)
<休 館 日>5月23日(水) ※4月25日は開館予定
<開館時間>9:00~17:00(入館は16:30まで)
<入 館 料(企画・常設展示室一体型)>
 一般600(480)円 高・大学生400(320)円 小・中学生250(200)円 ()は20名以上の団体料金

そして、なんと!!
4月21日(土)から5月22日(火)までの期間

国宝上杉本洛中洛外図屏風の原本を展示いたします!!!

”国宝”が展示される貴重な機会をお見逃しなく!!

お問い合わせは米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.04.12:denkoku:[博物館情報]