9/8(日)、
山形県能楽の祭典が開催されました。
当日は朝早くから、出演者や地域の方が多数訪れ、会場は活気づいていました。
楽しみにしてくださっていた方の中には、開場前からホールへいらした方も!
最初の番組は米沢金剛会による
金剛流 連吟「龍田」。
続いて
観世流、
喜多流など、県内の能楽愛好団体各会の皆さんが舞台へ登場し、
連吟、仕舞、舞囃子、連調など、さまざまな形式で能の名シーンが上演されました。
出演者の衣装に注目してみると、
男性は黒紋付に半袴を、
女性も仕舞袴を美しく着こなし、
背筋をすっと伸ばし歩く姿がとても印象的(*vωv)☆
能楽を10年、20年と続けて来られたとおっしゃる方は
佇まいにも気品と、年月を重ねた風格が表れていました。
着姿の美しさだけではなく、皆さん、舞台に上がるとさらに
エネルギッシュ。
客席にまで気迫が伝わってきました。
力強く、豊かな謡いの声がホールに響き渡ります。
.jpg)
秘訣は、舞台に上がる直前にのどを引き締める
氷水とか。
ほどよい緊張とリラックスがうまれるそうです。
舞台を終えた後は、皆さん一様にいい表情。
お昼には米沢牛の牛丼弁当。好評だったようです☆
そして、
伝国の杜こども狂言クラブもがんばりました。
午後からの舞台で
小舞「宇治の晒」「暁」、狂言「佐渡狐」を演じ、日頃の稽古の成果を発表できたようです♪
小舞ではいつもより大きな拍手が、
狂言ではあちこちからクスクスッと和やかな笑いが起こっていました+゚。*(*´∀`*)*。゚+
.jpg)
中には近くに立ち寄って公演の情報を知り、興味を持って下さったお客様も。
そんな方にも能楽を知ってお帰りいただくため
ホールでは「能楽 はてなのみちしるべ」と題して、用語解説や豆知識などをまとめた
オリジナルしおりをご用意してみました。
初めて能楽に触れる方からご好評をいただきましたので、これからも手を加えるなどして訪れた方に配布していこうと思いました♪
そして意外にもベテランの出演陣の皆さんにも大好評でした(*^∇^*)
ご出演くださった皆さま、お越しくださった皆さま、ありがとうございました!!
来年またお会いしましょう!