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「国持大名上杉家」後期&ギャラリートークのお知らせ

先日、5月17日(日)、「国持大名上杉家」前期の展示は好評のうちに終了いたしました。

ただいま企画展示室は展示替え作業中です。

「国持大名上杉家」後期明日、5月23日(土)からの開催となります。

開催当日の5月23日(土)午後2時より

当館学芸員による展示品解説を行います。

展示内容について、詳しく、分かりやすくご案内いたします。

ご質問等にもお答えできますので、ぜひお越しください!

 

【 特別展「国持大名上杉家」 】

会期: 前期 平成27年 4月18日(土)~ 5月 17日(日)終了しました。

     後期 平成27年 5月23日(土)~ 6月 21日(日)

休館日:5月27日(水)

【 料 金 】

 一般 620円(490円) 高・大学生 400円(320円) 小・中学生 250円(200円)

※( )は20名以上の団体料金  常設展示室と一体型料金

【 ギャラリートーク 】

日 時: 4月18日(土) 終了しました。

      5月17日(土) 終了しました。

      5月23日(土)

      6月20日(土)

時 間:14:00~15:00

場 所:企画展示室内 ※特別展入場券が必要です。

ご来館お待ちしております!

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

2015.05.20:denkoku:[博物館情報]

「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。

  • 「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。
  • 「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。
  • 「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。

野村万蔵さんはじめ、萬狂言一門の皆さまをお招きして、おこなわれた「仏師」「棒縛」を鑑賞しました。

初めに、こども狂言クラブの講師をしている山下浩一郎さんが、狂言を見る時のポイント、楽しみ方、さらには狂言衣装の秘密まで紹介。太郎冠者の腰帯ってネクタイのようなものだったんですね!!
続いて、「仏師」。田舎者と詐欺師が話をするところはちょっと難しそうな様子でしたが、お面をつけて仏像になりすました詐欺師が田舎者の注文に応じて、様々なポーズをとるところがおかしく、客席の中で笑いがおこりました。
そして、「棒縛」。さすが野村万蔵さん。棒で縛られながらお酒を飲もうとするところ。縛られたまま舞を舞うところ。最後に、棒で主人をからかうところと客席から笑い声が絶えることはありませんでした。

狂言の面白さを体験できた素晴らしい1日になれたと思います。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

次回の置賜文化ホールは、大人気のJazzCaféが6月6日19:00からございます。博物館の喫茶コーナーで毎年好評のジャズのひととき。入場料はドリンク付きで1,000円。是非おこしください。

2015.05.18:denkoku:[ホール情報]

「国宝 上杉本 洛中洛外図」展示中

現在、当館では5月17日(日)まで、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致しております。

「国宝上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったと伝えられるもので、桃山時代の代表的な画家である狩野永徳が作者とされています。

本図は京の市街地(洛中)郊外(洛外)の四季とそこに生活する人々の風俗を描き込んだもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。ぜひ、ご来館いただき洛中洛外図の魅力を感じていただけたらと思います。

また、ミュージアムショップにて図録 『国宝 上杉本洛中洛外図屏風』を販売しております。こちらの図録は大きな図版で見やすく鑑賞に最適です。また、修復の記録も掲載されており、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」の世界をより一層楽しんでいただけると思います。 

                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

2015.05.09:denkoku:[博物館情報]

置賜文化ホール 5月のイベントのご紹介

5月になりました。明日は上杉まつりの後半、武?式、明後日は川中島合戦と続きます。風薫る5月とは言いますが太陽が無駄に元気です。今年は暑い…熱中症にも気をつけながら楽しんでください。

さて、置賜文化ホールでは、5月に能・狂言のイベントが目白押しとなっております。

5月4日には地元の金剛流能楽愛好会の皆さまによる謡と仕舞のイベント「さくらに舞う会」がおこなわれます。上杉のお殿様の時代からずっと米沢の地で愛されてきた金剛流の能楽。その火をずっと守ってきた皆さまによる金剛流の公演です。
伝国の杜もこの火を伝えていきたい…その思いから始まった、こども狂言クラブに参加しているこども達も狂言で出演します。おとなの皆さまにまじって、元気よく日頃の成果を発表します。
場所はエントランスの能舞台、時間は13時から16時までを予定しています。博物館で楽しみながら是非、能の世界を体感してみてはいかがでしょうか。

その後、5月17日(日)には、こども狂言クラブで狂言を教えてくださっている萬狂言の一門の皆さまをお招きして狂言会を開催します。その名も「風の香狂言会in置賜」!!!!!13:30開場 14:00開演です。
狂言を楽しく教えてくださっている山下先生はもちろん、山下先生の師匠であり、狂言界の第1線でご活躍されている野村万蔵氏も米沢にいらっしゃって、一流の狂言を皆さまにご披露くださいます。

番組は「仏師」と「棒縛」。共に狂言の中では動きもあり、おかしさもあり、初めての方にもわかりやすい狂言でございます。
もちろん、狂言の前にわかりやすい解説もございます。大人から子供まで楽しめること間違いございません。
料金は1,500円(全席自由)!!! このお値段で狂言の世界を体感できるのはこの機会を除いて他にはございません。中学生以下の皆さまは無料となっています。どうぞ、ご自由にお越しください。

また、14日(木)の16:00からは狂言師の皆さまによる伝国の杜ファンクラブ会員むけの「おとな狂言教室」がおこなわれます。より深く狂言を楽しみたい方にはおすすめです。是非ご参加ください。(お問合せは0238-26-2666まで)

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

2015.05.01:denkoku:[ホール情報]

上杉文華館 「 天保の飢饉 」

「上杉文華館」の5月の展示をご紹介します。

当館常設展室内では国宝上杉家文書を常時見ることができ上杉文華館がございます。

今年度は「 国宝『上杉家文書』に見る幕末の米沢藩」です。

上杉家文書のうち幕末期のものは未だ大部分が活字化されておらず、初公開の資料もご紹介いたします。

平成27年度、全12シリーズの第2弾は…

「天保の飢饉 」

【展示期間】:平成27年4月28日(火)~5月26日(火)

 

天保の飢饉は、主に天保4年(1833)から同七年にかけて、天候
不順などによって生じた全国的飢饉です。米沢藩の正史「歴代年譜」によ
れば、米沢での不作は天保元年に始まり、同四年には冷害と洪水により14石弱にのぼる被害が出た、と幕府に報告しています。その後も、天保9
年頃までは不作がちの年が大半でした。
この飢饉に対し米沢藩では、備蓄米や他所で買い入れた米の廉価販売と
配給、困窮民雇用対策としての河川工事、大倹約といった種々の対策をとっ
ています。


お米どれだけ 残ってる?
国宝「上杉家文書」 当時有米見繕中勘取調 

天保8年(1837)2月)

法 量:15.5×100.8

所 蔵:米沢市上杉博物館

〔解説〕

米沢藩の御金蔵が、買い入れたり、備蓄してある米の残量の概略をまとめ、報告した文書です。秋の収穫まであと半年、いかに米不足を乗り切るか、天保八年という飢饉後半の米沢藩の状況がうかがえます。
この文書には、主に大坂方面へ運送途中の分、諸所で買い入れた分、「備籾」(備蓄米)、藩内の村方から集めた分、今年できた麦(米に換算)、という順番で書き上げられています。
米沢藩が、ひとつの方法に頼るのではなく、このような多彩な方策によって飢饉に対応していた様子がうかがえます。

 

 

◆コレクショントーク 
 平成27年5月9日(土)14:00~

講師:当館学芸員 佐藤 正三郎

場所:常設展示室 上杉文華館

※入館料が必要です。

 

次回、平成27年度予定

上杉文華館  《 国宝上杉家文書にみる幕末の動乱 》

「歌詠む心」

【展示期間】:平成27年5月28日(火)~6月23日(火)

◆コレクショントーク  平成27年5月30日(土)14:00~

  .。o○.。o○ お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで .。o○.。

 

全国的な困窮に陥った天保の飢饉。米沢藩も例外ではなかったようですね。

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

2015.04.30:denkoku:[博物館情報]