企画展示室、とてつもなく暗いです。
これは、浮世絵を光などによる退色から守るためです。
浮世絵の絵具は、植物、鉱物を原料として、それに水を加えたもの。
膠などは使用せず、和紙に絵具を摺り込んでいきます。
薄利多売だった浮世絵は、貴重な文化財となったのですね・・・
LED照明が普及し、展示室も明るくできると思われがちなのですが、
作品への影響データはまだ不足しています。
文化財保存は100年単位。
現状では照度を上げるのは難しいのです。
江戸時代の人たちのように、自然光でみてみたいなあ・・・と心から思います。
暗くて本当にごめんなさい。
展覧会詳細はこちら
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001