令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。
《上杉禅秀の乱》
【展示期間】10月27日(木)~11月23日(水祝)
第8回目は、「上杉禅秀の乱」をテーマとして関連文書を紹介します。上杉禅秀の乱とは、応永23年(1416)10月、前関東管領上杉禅秀(氏憲)が、鎌倉公方足利持氏に対して起こしたクーデターで、成功するかに見えましたが、幕府の持氏支持表明を転機に、翌年正月禅秀らが自害に追い込まれ、終結しました。この乱は地域社会の対立が鎌倉府構成者の対立に発展した結果起こり、東国を二分する抗争となったとされます。禅秀が出た犬懸上杉氏と山内上杉氏も対立しました。
この乱の戦後処理の一コマを、足利持氏と関東管領上杉憲基の動きから紹介します。
「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も展示します。2000年制作の複製で、現状を複製したものです。
また、10月22日(土)~11月20日(日)の期間中は、原本を展示します。
▼ コレクショントーク
日時:11月6日(日) 10:00、15:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001