開催中の特別展「上杉鷹山の生涯」では、山形大学附属博物館さんからお借りして
小鵜飼船の模型を展示中です。
鷹山の時代に、最上川の上流域で利用された小型船です。普段は同館で常設展示されています。
小さな船ですが、だからこそ浅く川幅の狭い上流域でも利用可能でした。
模型では、帆や船室も丁寧に再現されています。
鷹山の時代と言えば、飢饉、食糧不足のイメージがありますが、実際は多くの年は領内では米は余り気味。
輸送力を強化して領外に米を売り払い、藩の収入にするために、小鵜飼船の導入などが進められました。
重要な輸送拠点だった正部(白鷹町)の船着き場周辺を描いた絵図パネルとあわせて展示中です。
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米沢市上杉博物館 0238-26-8001