上杉文華館 《 上杉鷹山をめぐる人々 》
「 朝廷と幕府 」
【展示期間】:平成26年8月29(金)~9月23日(火祝)まで。
今回の上杉文華館は、「朝廷と幕府」の展示です 。 (* ̄‥ ̄*)ゝ
展示物の中から1点ご紹介致します。 +.゚#。(*´Å`人・ω・人>ε<★)。#゚.+
上杉鷹山宛上意達書付
(うえすぎようざんあてじょういたっしかきつけ)
一通
19.3×38.9㎝
江戸時代(天明7年・1787)
米沢市上杉博物館
【 解 説 】
鷹山の政治を称賛する、第一一代将軍・徳川家斉の意向を記した文書です。
天明七年九月一五日、上杉鷹山は江戸城白書院において家斉に拝謁し、「年来国政宜シク致ス段、一段ニアル」と称賛され、この書付と羽織三着を賜りました(『上杉家御年譜 治憲公』)。鷹山は天明五年二月に隠居し藩主の座を治広に譲っていましたが、この時、藩主在任中の政治を将軍からも認められたのでした。将軍が治世の良さを理由に大名を称賛することは、稀な出来事です。この将軍による称賛がひとつの契機となり、鷹山の善政は全国に知れ渡っていったと考えられます。
【 現 代 語 訳 】
上杉越前守(鷹山)
藩主就任以来、隠居を仰せ付けられるまで、国政(藩の政治)が格別に良いということが将軍の耳にまで入り、(将軍は)格別のことと思っておられます。(上杉家の)家政のことに、なおまたよく留意するよう、仰せられました。
◆コレクショントーク
9月 6日(土)14:00~
講師:当館学芸主査 佐藤 正三郎
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
スタッフ一同、お待ちしておりますm(_ _"m)
次回、展示予定
《 上杉鷹山をめぐる人々 》
「 後継者を育てる 」
【展示期間】:平成26年9月25(木)~10月21日(火)
.。o○.。o○ お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで .。o○.。o○