10月5(土)より「特別展 忠臣蔵の真実 ~赤穂事件と米沢~」を開催しております。
主な展示資料が下記です。
・国宝「上杉家文書」後光明天皇口宣案(上杉綱勝/従四位下) (米沢市上杉博物館蔵)
・(明暦3年)11月25日千坂兵部宛上杉綱勝書状」 (市立米沢図書館蔵)
・西尾市指定文化財「職人歌合絵巻」 (華蔵寺(西尾市)蔵)
・「吉良上野介所用 茶道具一式」 (華蔵寺(西尾市)蔵)
・西尾市指定文化財「三十六歌仙絵巻」 (花岳寺(西尾市)蔵)
・西尾市指定文化財「木造七面大明神」 (真正寺(西尾市)蔵)
・柳原資廉関東下向道中記 (岩瀬文庫(西尾市)蔵)
・江戸城障壁画下巻のうち「黒書院 襖下絵」 (東京国立博物館蔵)
・池田月潭筆「赤穂義士討入図」 (長井市蔵)
・大熊弥一右衛門見聞書(大河原文書) (大河原重昭氏蔵)
どれもオススメですが、展示室入口近くに真正寺所蔵 西尾市指定文化財、木造七面大明神
(大天女)が展示されております。
木造七面大明神には吉良義央夫人富子(三姫)にまつわる伝説があります。
元年(一六八八)難病を患った富子の枕元に、七面大明神の死者を名乗る童子が現れ、甲斐国身延山の七面大明神に祈願するようお告げがありました。富子は滝に身を清め、「病が回復しましたら七面大明神を一生の守り本尊として崇め、御礼として、千石の新田を開発し、その氏神として祀ります。」と祈願しました。
一七日もしないうちに病は全快したと言います。
義央はこれに感謝して新田を築き、富子に因んで富好新田と名付け、大天女を氏神として祀ったといわれております。
展示資料の他、展示室内に・・・【松の廊下】が出現!?
展示室壁面の一部が「松の廊下」の襖絵パネルになっており事件の現場を体感できます。
松の廊下とは、江戸城本丸御殿大広間から将軍との対面所である白書院にいたる全長五〇メートル、幅 四メートルの畳敷の廊下です。
ぜひ、博物館に足を運んで展示をご覧いただきたいと思います。
皆さまのご来館、お待ちしております。
◆講演会
「討ち入りにかかわった人々とその人生」 講師:早稲田大学准教授 谷口 眞子氏
日時:11月10日(日)10:00~11:30
場所:伝国の杜 2階大会議室
*入場無料(定員120名)
◆講座
「領地吉良からみた吉良上野介」 講師:西尾市教育委員会文化振興課 三田 敦司氏
日時:10月14日(月祝)14:00~15:30
場所:伝国の杜 2階大会議室
*入場無料(定員120名)
◆ギャラリートーク ①10月 5日(土)10:00~ 「展覧会のみどころ」 終了致しました。
②11月 2日(土)14:00~ 「仮名手本忠臣蔵の世界」
講師:山形県立米沢女子短期大学教授 小林 文雄氏
③11月16日(土)14:00~ 「赤穂事件と米沢」
講師:当館学芸主査 角屋 由美子
場所:企画展示室
※特別展入館料が必要です。
『特別展 忠臣蔵の真実 ~赤穂事件と米沢~ 』
【 期 間 】10月 5日(土)~11月24日(日)
【休 館 日】10月23(水)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料 金 】一般600(480)円 高大生400(320)円 小中生250(200)円
※( )は20名以上の団体料金
※本展覧会は常設展示室と一体で開催しますのでこの金額で
全館ご覧いただけます。
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで