さて、今回の上杉文華館は、
《 国宝上杉家文書が伝える、上杉鷹山の生涯 ③》
「上杉治憲、初入部」
展示期間は、5月23日(木)~6月25日(火)まで。
一部、資料紹介致します。
初入部の図
狩野文信
大正~昭和時代(二〇世紀)
五九.九×七五.二cm
米沢市上杉博物館
〔解説〕
狩野文信は明治二三年(一八九〇)、米沢に
生まれた日本画家です。
狩野探令に学び、狩野派の技法による作品を
数多く残しました。
文信は上杉鷹山の事跡を絵画として残してお
り、これは明和六年(一七六九)一〇月末の
鷹山の初入部の様子を描いたものです。
旧暦一〇月であるため、雪中の山道での大名
行列が描かれています。
※なお、本資料は国宝上杉家文書には含みません。
その他、関係資料も展示しております。
ぜひ、お越し下さい。
次回、展示予定
《 国宝上杉家文書が伝える、上杉鷹山の生涯 ④》
「上杉治憲の試練 ―七家騒動―」
【展示期間】:6月27日(木)~7月23日(火)
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
上杉文華館「上杉治憲、初入部」
2013.06.16:denkoku:[博物館情報]