直江兼続の生涯 幕府と兼続① ~幕府からの諸負担~

  • 直江兼続の生涯 幕府と兼続① ~幕府からの諸負担~
直江兼続に関する古文書を紹介している、常設展示室内・上杉文華館「直江兼続の生涯」。先週より展示内容を変更しており、テーマはいよいよ米沢移封後の上杉家および直江兼続に関係した内容になっていきます。今回は「幕府と兼続①~幕府からの諸負担~」

関ヶ原の戦いを経て天下人となり、江戸に幕府を開いた徳川家康。江戸幕府の日本の統治に地方の諸大名は組み込まれ、軍事・普請の面で重い負担を課されていきます。米沢藩30万石の大名となった上杉家も同様で、兼続は米沢藩の執政として、それらへの対応を担っていくのです。
 今回は兼続が将軍や幕府の重臣との間でやりとりした書状や、兼続が米沢藩が参勤交代を免除されたことを息子の景明に報告している書状など、幕府との関係の強さや幕府からの負担がいかに重かったかをリアルに表す史料を紹介します。

 NHK大河ドラマ「天地人」もいよいよ撮影がスタート。ほぼ目前にまで迫った「天地人」放映に向け、予習も兼ねてぜひ見にいらしてください。
 
※今回の展示内容による「直江トーク」は9月13日(土)になります。展示共々よろしくお願いします。

展示期間 ~9月15日(月・祝) 
直江トーク(学芸員による解説) 9月13日(土)14:00~
問い合わせ 0238-26-8001 
2008.09.02:denkoku:[博物館情報]