谷川賢作さんにインタビュー①

  • 谷川賢作さんにインタビュー①
「谷川俊太郎・谷川賢作 語られる音と奏でられる言葉」がまもなく開催となります。仙台にDivaライブでいらした谷川賢作さんにインタビューさせていただきました。(6月7日ライブラリーホテル仙台東二番丁にて 聞き手:担当C)

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―そもそも俊太郎さんとの共演は、どんなきっかけで始まったのでしょうか?

「1995年に現代詩に曲をつけて演奏する、Divaというバンドの活動を始めました。そのライブに俊太郎にゲスト出演してもらったのがきっかけです。それがやってみたらよかったのと、周りからも声がかかるようになって」

―俊太郎さんの詩というのは、賢作さんにとってはやはり子供のころから身近だったんですか?

「いや、それがまったく読んでいなくて。」

―え!…じゃ、読みだしたのはいつごろから…

「35歳になってから、ですね。手にとったのは『よしなしうた』という詩集が、最初でした。それにはいくつか曲をつけました」

―そのときが、詩に曲をつける、というのは初めてだったのですか?

「いや、詩を歌う、ということをすでにしていた先輩がいらして、うたを(曲を)書いてほしい、と誘われたことが先ですね。詩は元々読まれるものだから、ここがAメロ、ここがサビというようには書かれていないんですよ。歌になることを前提として書かれてない。なので、初めて読んでみた時に、これは面白いものができるぞ、と思いましたね。」

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大人になってから、父親である俊太郎さんの詩を初めて手にとって読んだという話に驚きました。たしかに、身近すぎるとあらためて向かいあう機会というのは、なにかきっかけがないとないものかもしれませんね。つづきは、また明日に!

■公演情報
「谷川俊太郎・谷川賢作 語られる音と奏でられる言葉」
7/8(火)18:00開場 18:30開演
全席指定 一般2,500円 学生1,000円(当日券500円増)※未就学児はご遠慮ください
お問合せ・チケット予約:伝国の杜0238-26-2666 

2008.07.04:denkoku:[ホール情報]