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次回展示予告!

  • 次回展示予告!
いよいよ明日12月8日(土)から企画展示室では、「米澤藩絵図の世界」を開催いたします。
 米澤藩で制作、もしくは収集したと考えられる絵図が米沢市上杉博物館所蔵「上杉文書」に伝わっています。領国絵図や城下絵図、領内の絵図などの米澤藩の支配と関わる絵図をはじめ、他大名の城郭絵図や戦国時代の合戦絵図など、内容は多岐にわたっています。この展覧会ではそれらの絵図を、その制作の背景や方針なども明らかにしながら、紹介していきたいと思います。歴史的意義をより明確にした展示を目指します。江戸時代の米澤藩領を描いた絵図、城下町米沢の絵図など、大画面でありながら、こまごまとした情報が書きこまれた絵図をはじめ、さまざまな目的で作成された絵図をその周辺の事情を示す史料とともにご覧ください。

 ギャラリートーク(当館学芸員による展示品解説)は、12月8日(土)1月19日(土)、どちらも14時からございます。場所は企画展示室にて♪企画展示室入館料が必要となりますのでチケットをお買い求めの上ご参加ください。

『企画展 米澤藩絵図の世界』
【 期 間 】12月8日(土)~2013年2月17日(日)
【休 館 日】毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末12月25日~31日、展示替 1月16日(水)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料 金 】一般200(160)円 高大生100(80)円 小中生50(40)円 ( )は20名以上の団体料金

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.12.07:denkoku:[博物館情報]

展示替えしました。上杉文華館「馬をめぐって」

今回は、
「馬をめぐって」展示期間は、11月29日(木)~12月24日(祝・月)まで。
関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、
12月1日(土)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)

ぜひ、お越しください。

第19回目は「馬をめぐって」です。
馬が武家にとって重要なものであったことはいうまでもありません。
そのために贈答品としても広くみられました。武家のよい馬を求める
姿勢や、贈答に供される馬などについて国宝「上杉家文書」から紹介
していきたいと思います。

どうぞ、お越し下さい。
スタッフ一同、みなさまのご来館をおまちしております。

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

2012.11.30:denkoku:[博物館情報]

12月季節企画「冬至」 ~体験学習室にて~

  • 12月季節企画「冬至」 ~体験学習室にて~
急にめっきり寒くなりましたね。。。
もうすぐ12月!雪が積もる季節がやってきます。
ついこの間まで雪が降っていたような気がするのですが・・・1年とは早いものですね(^-^;)

さてさて、12月の季節企画は”手で見るギャラリー デザイナーズチェアを楽しもうⅤ”です。
体験学習室内、入口付近にもデザイナーズチェア(所蔵:山形大学)を展示しております。
お座りいただけますので、ぜひ座り心地を体感ください。
さまざまな形の椅子にはそれぞれの持ち味があります。
見た目と座り心地の違いも感じられるかと思います★
形状も変わったものが多いです。
こちらは『ひもいす』
1952年、戦後のものが不足している時代に、材料の有効活用とローコストを考えて編み出されたいすです。座と背のひもの貼られた部分に座布団をおいて使います。それまで「いすにすわる」という生活習慣を持たなかった日本人によって考えられた最初のいすとして、国内外で注目されました。材料はナラ材・綿ひもです。 


段ボール!!?Σ( ̄□ ̄;)
これまた目を引く『ウィグルサイドチェア』!!
建築家フランク・O/ゲーリーによりデザインされた段ボール家具シリーズ「イージー・エッジズ」から、ヴィトラ社により復刻された椅子です。段ボール製ということで、強さが心配だと思いますが、実は、この椅子のコンセプトは強度の確保。見えない所にスチールロッドやウッドによる補強がされており、確かな強度が確保されています。実際に座ってみると、プラスチックや金属や木の椅子とは全く違う、優しい座り心地を楽しむことができます。材料は段ボール、硬質繊維板、丸木材です。

まずは座ってみてください!(*^▽^*)ゼヒ

今回は、体験いただけるものが多いですよ~♪
椅子デザインといろいろプレイングもできます。

 ↑こちらの椅子のデザインシートを準備しておりますのでそれに色鉛筆や色紙などで自由にデザイン♪

すでに個性的なたくさんの作品がズラリ ( ̄ー ̄)v☆

いろいろプレイングは下の画像にもあるように、色紙を使って(3枚まで)その色の中から工夫して作品を作ります。


完成した作品は、お持ち帰りできます☆

11月23日(土)~12月20日(木)まで!

寒くなり、外に出るのがおっくうになりがちですが、体験学習室では楽しい体験が待っていますよ!☆

お問い合わせは 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.11.29:denkoku:[博物館情報]

今月の体験学習室!

  • 今月の体験学習室!
11月”型絵染で年賀状づくり”は体験学習室で体験できます。
ハガキサイズの紙に型紙を使ってステンシル★☆
来年は巳年なので、それに合わせてへびの型紙も準備しております!
年賀状づくりは10月27日(土)~11月21日(水)まで!
無料でできますよ~♪
お気軽に体験学習室へお越しください。

お問い合わせは 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで☆
2012.11.01:denkoku:[博物館情報]

展示替えしました。米沢城のりんご。上杉文華館「秋の贈答」

秋ですね。秋といえば、上杉博物館の洛中洛外図の原本展示!
これを逃したら、また来年です!
お見逃しなく!!
原本展示
国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」
原本展示10月12日(金)~11月8日(木)


今回は、
「秋の贈物」展示期間は、10月25日(木)~11月27日(火)まで。
関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、
10月27日(土)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)

ぜひ、お越しください。

第18回目は「秋の贈答」です。自然の恵みや季節の区切りなど、
秋の季節感を表す、さまざまな贈答品を紹介するともに、それら
の背景にある時代的特徴等もあわせ国宝「上杉家文書」から紹介
していきたいと思います。(展示目録より)



【今回の展示資料】

●米沢城のリンゴ 国宝「上杉家文書」
 上杉景勝書状●

(年未詳)七月二八日
三四.二×四七.四㎝
米沢市上杉博物館
〔翻刻〕 黒(赤)字→紫字の順で読む
 已上
其以後者不申
越候、此方かわる事
無之候、可心安候、
庭之りんこ、
重而さし越候、
しやうくわん候へく候、
其元そくさいにて、
あそひ候や、明年ハ
のほり候て、あい
可申候、猶かさねて
可申越候条、早々、以上
  七月廿八日 かけかつ
  千徳殿
     参
〔解説〕
 景勝が米沢から江戸の上杉定勝(千徳)へ
庭のリンゴ(庭之りんこ)を贈った際の書状。
米沢城の庭になったリンゴを景勝や定勝が食
べていたとみられます。
リンゴは鎌倉時代の文献に菓子として登場し
、江戸時代に栽培が盛んになったとされます。
当時のリンゴは、現在我々が食べる西洋リン
ゴよりも小さい直径三㎝程度の、酸味の強い
「ワリンゴ(ジリンゴ)」という品種です。
景勝が定勝に旧暦七月二六日付でリンゴを贈
った書状もあり、定勝が千徳を名乗った旧暦
七月下旬は、慶長一六年(一六一一)以降元
和五年(一六一九)頃までの間に該当します
が、西暦八月末から九月半ば頃に当り、米沢
城のリンゴは晩夏から初秋の味覚と認識され
ていたと思われます。
なお、日本における西洋リンゴの栽培は明治
以降、産業として本格化します。


それから、
今回、パネルにピックアップした洛中洛外図屏風から、
ピックアップした場面は…もみじを持って歩いてる人々です☆
どうやら、もみじ狩りにお出かけしているご様子。
なんだか、微笑ましいですね~☆




上杉文華館の展示内容は、月一でテーマを決めて資料展示しています。
まるで、月刊誌のようですね。
常設展示室内で、ツキイチ上杉文華館!!(すごいでしょう?)

今年度は昨年に引き続き、贈答です。
国宝「上杉家文書」に伝わった贈答に関わる資料を、テーマを定めて
展示していきます。戦国時代・江戸時代初期の文書を中心に上記のよ
うな課題にアプローチしていきます。
(ほら!沢山の文書の中から、すごいでしょう?)

1年分のテーマは、年度初めに、
予告として発表されます。
でも、
数か月前…、担当学芸員が、
「うーん。国宝上杉文書の中に、
秋らしい贈答品がないかもしれない…」
と言っていました。(たしか…)

どうなる!秋の贈答、その行方は?!

でも、今回は米沢城のりんごが出てきます。
あったようでした☆秋の贈答品。

(もう一回書きますが、10月27日(土)は、
担当学芸員のギャラリートークです。)


この、ブログを読んだら、
上杉博物館へ行ってみよう♪
ご来館をおまちしています☆

それでは、また。
次回は馬が出てきます。


お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

 

2012.10.25:denkoku:[博物館情報]