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次回展示案内 特別展「忠臣蔵の真実 」

米沢市上杉博物館では10月5日(土)から企画展示室にて、

「特別展 忠臣蔵の真実 ~赤穂事件と米沢~

を開催いたします。※休館日は10月23日(水)

 

赤穂藩主浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央の切りつけた刀傷事件は、

吉良義央や米沢藩にとって大変な災難でした。4代藩主上杉綱憲は、

吉良義央の実子だったからです。
 そもそも米沢藩主上杉定勝の娘三姫と吉良義央との縁組への

疑問がたびたび語られてきましたが、この度の展覧会でその解明にも努め、

上杉家の存続問題、吉良義央の真の人物像にも迫ります。

 刀傷事件に米沢藩はどのように対応したか。

また赤穂事件はどのような影響を及ぼしたのかも紹介します!!

講演会 
 「討ち入りにかかわった人々とその人生」

 講師:早稲田大学准教授 谷口 眞子氏
 日時:11月10日(日)10:00~11:30
 場所:伝国の杜 2階大会議室
 *入場無料(定員120名)

 

講座
 「領地吉良からみた吉良上野介」
 講師:西尾市教育委員会文化振興課 三田 敦司氏
 日時:10月14日(月祝)14:00~15:30
 場所:伝国の杜 2階大会議室
 *入場無料(定員120名)

 

ギャラリートーク 

 ①10月 5日(土)10:00~ 「展覧会のみどころ」

  講師:当館学芸主査 角屋 由美子


 ②11月 2日(土)14:00~ 「仮名手本忠臣蔵の世界」

  講師:山形県立米沢女子短期大学教授 小林 文雄氏


 ③11月16日(土)14:00~ 「赤穂事件と米沢」

  講師:当館学芸主査 角屋 由美子

 

 場所:企画展示室  ※特別展入館料が必要です。

 

 

『特別展 忠臣蔵の真実 ~赤穂事件と米沢~ 』

【 期 間 】10月 5日(土)~11月24日(日)
【休 館 日】10月23(水)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料 金 】一般600(480)円 高大生400(320)円 小中生250(200)円 
      ※( )は20名以上の団体料金

本展覧会は常設展示室と一体で開催しますのでこの金額で

全館ご覧いただけます。



お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238268001まで

 

2013.09.27:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「鷹山の家臣たち」

さて、今回の上杉文華館は、

《 国宝上杉家文書が伝える、上杉鷹山の生涯 ⑦》

 

「鷹山の家臣たち」

展示期間は、9月26日(木)~10月22(火)まで。

 

一部、資料紹介致します。

 

国宝「上杉家文書」

『神保容助(蘭室)意見書』

江戸時代(十八世紀)十一月十九日

十五.八×二二五.〇cm

米沢市上杉博物館

 

〔解説〕

藩校興譲館の提学(校長)神保蘭室が、政務担当の奉行(国家老)中条至資・莅戸

善政に宛てた長文の意見書です。上級者をはじめ武士の怠慢をそのままにしておいて

は、すっかり士風が失われ、藩主の志にも背いてしまう重大な事態になるだろうと、

節操を重んじた武士道の高揚策を箇条書で示しています。「執政中・莅二公」が中条・

莅戸を示しています。二人が揃うのは寛政六年(一七九四)前後です。

 

 

神保容助(蘭室)とは・・・!?

江戸時代(十九世紀) 作者不詳

六八.〇×三三.〇cm  紙本墨画

米沢市上杉博物館

※本資料は国宝「上杉家文書」に含まれません

 

幼名善弥、本名綱忠、通称容助。字は子廉、号は蘭室。治憲(鷹山)の学友で、

藩校興譲館の設立から発展へ、教育面で活躍しました。

寛政三年(一七九一)から政治にも参画しましたが莅戸善政・大石綱豊派と

対立し政治参与を解かれました。文政九年(一八二七)八四歳で死去。

 

その他、関係資料も展示しております。

ぜひ、歴史の秋に浸ってみてはいかがでしょうか?

 

◆コレクショントーク 
 
9月 28日(土)14:00~

講師:当館学芸主査 角屋 由美子

場所:常設展示室 上杉文華館

※入館料が必要です。
 

 

次回、展示予定

《 国宝上杉家文書が伝える、上杉鷹山の生涯 ⑧》

「上杉鷹山の苦悩」

【展示期間】:10月24日(木)~11月26日(火)

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

 

2013.09.27:denkoku:[博物館情報]

企画展 大正百年の浪漫 『夢二の夢』-竹久夢二の生涯-会期のこりわずか!!

  • 企画展 大正百年の浪漫 『夢二の夢』-竹久夢二の生涯-会期のこりわずか!!
  • 企画展 大正百年の浪漫 『夢二の夢』-竹久夢二の生涯-会期のこりわずか!!

 まだまだと思っていた企画展 大正百年の浪漫 『夢二の夢』-竹久夢二の生涯も9月23日で閉幕です。あと5日間です!!

 まだご覧いただいていない方は、是非是非ご覧ください。夢二の代名詞である美人画はもとより、皆さんが意外と知らない商業デザインの仕事では現代につながる先駆的な作品を制作。生活を豊かにするための芸術活動を実践し、夢二の名はデザイナーとしても轟きました。

 数多くの仕事を次々に成功させた夢二、夢から覚めると次の夢へ・・・とどまることをしらないその生涯はまさにコスモポリタンといえるかもしれません。

 展示室内では夢二を詩人としても有名にした「宵待草」や大正浪漫を髣髴とさせる音楽が流れています。ゆったりとした雰囲気の中で、夢二作品をじっくり味わってみてはいかがですか

  

 

2013.09.18:denkoku:[博物館情報]

竹久夢二展好評開催中

  • 竹久夢二展好評開催中
雑誌の中で花開く

明治末~大正期は美術の大衆化が進み、挿絵、コマ絵、漫画などの
大衆的ジャンルとの垣根が低くなっていきます。
その背景には美術雑誌等の出版事業の隆盛でさまざまな雑誌に作品が
掲載されるようになったことが挙げられます。
竹久夢二もそのような時流のなかで登場し、人気作家となっていったのです。
米沢市出身の本間国生(本名:国雄 1889~1973)もこの時代漫画や挿絵を
描き、夢二と同じく『中学世界』などに作品が掲載されています。

展覧会には本間国生旧蔵の竹久夢二作品「寂しき樹木」も出品されています。

伝国の杜 米沢市上杉博物館
企画展「大正百年の浪漫『夢二の夢』~竹久夢二の生涯~」
9月23日(月祝)まで開催中。
2013.09.05:denkoku:[博物館情報]

竹久夢二 大正浪漫のファッションにも注目

  • 竹久夢二 大正浪漫のファッションにも注目
大衆文化が豊かに花開いた時代

企画展「大正百年の浪漫『夢二の夢』~竹久夢二の生涯~」
にて展示中の作品には当時の女性の服飾文化が色濃く反映されています。
当時流行していた着物の柄や着こなし方、小物の類まで
モダンガールのファッションも見どころの一つです。

展覧会も早くも会期後半です。ぜひ足をお運びください。

<作品画像>
「牧場の少女」大正6年『令女界』口絵

米沢市上杉博物館
9月23日(月・祝)まで開催中 
開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで)

2013.08.29:denkoku:[博物館情報]