HOME > 博物館情報

4月の体験学習室

今月の季節の行事は。+゜** お花見 **゜。+* です!

米沢ではまだまだ桜が咲きませんが、つぼみも膨らんできました。

今から桜がほころぶのが楽しみですね(*^-^*)

 

今月のものづくりは『春の折り紙』です。

色とりどりの折り紙で、桜やパンジー、テントウ虫や蜂などの昆虫を作って

にぎやかな春を楽しみましょう゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

わからないときはスタッフにどんどん来て下さいね!

体験期間は4月24日までです。

 

明日16日からは 5月17日 に行われるワークショップ

!カラーハンティング~春~

の募集開始です!

本物の色をどこまでつかまえることができるでしょうか?

どんどんハンティングしましょう!(っ`・ω・´)っ

5月17日(土)13:30~16:00

対象:小中学生親子   定員20名程度    参加費500円  

申込みは米沢市上杉博物館 0238-26-8001 まで

スタッフ一同心よりお待ちしております。

2014.04.15:denkoku:[博物館情報]

常設展示室 上杉文華館《 上杉家と秋月家 》

平成26年度の年間テーマは「 上杉鷹山をめぐる人々 」です\(>О<)/

 9代藩主上杉鷹山をめぐる様々な人々にスポットをあて藩政改革と鷹山の人物像、当時の武家社会について国宝「上杉家文書」の中から毎月展示資料を入れ替えながらご紹介いたします。

 

今年度1回目の上杉文華館  「上杉家と秋月家」

【展示期間】:平成26年4月1(火)~4月30日(水)まで。

【コレクショントーク(常設展示室展示解説)】:4月5日(土)14:00~。

 

国宝「上杉家文書」

榊原政堯撰伝名記(さかきばらまさたかせんてんめいき)

 

江戸時代 寛政12年(1800)7月

24.8×16.6

米沢市上杉博物館

 

〈 解 説 〉

鷹山の兄、秋月種茂の善政を、旗本の榊原政堯が漢文体でまとめ、その善政に合致する格言を補足したものです。

秋月種茂は宝暦一〇年(一七六〇)、高鍋藩の第七代藩主となり、文武の振興、藩校明倫堂の設置、困窮者の救済などを行いました。種茂と鷹山の政策には共通、類似するものも多いようです。

 この文書の大部分は、医者・橘南谿(たちばな なんけい)の旅行記「西遊記」仁政篇のうち、秋月種茂関係部分を漢文体に改めたものです。序によれば、榊原は「西遊記」を読んで感激し本書をまとめ、その善政が古代の聖人・君子の言葉と合致することを示すため、格言を補記した、とあります。「西遊記」では秋月種茂を「奥州上杉弾正殿の御舎弟(実際は兄)」と紹介しており、種茂・鷹山の兄弟が当時の知識階級によって、善政を行う領主として知られていた様子がうかがえます。なお、寛政七年に刊行された『西遊記』で、仁政篇は省略されています。このため、榊原が読んだのは写本の「西遊記」だったことが分かります。

このように、江戸時代中期以降、写本・刊本などの書物を通じて、諸国の善政の情報が全国に広められました。

 

<上杉家と秋月家>

 鷹山の生家・秋月家は戦国大名・秋月種実の子・種長が財部(のちに高鍋と改称)に入封、以後幕末まで11代に渡り同地を治めました。上杉家との縁は、4代藩主 鷹山の生家・秋月家は戦国大名・秋月種実の子・種長が財部(のちに高鍋と改称)に入封、以後幕末まで11代に渡り同地を治めました。上杉家との縁は、4代藩主家風を知り、家臣と信頼関係を築くことは大きな課題だったことでしょう。米沢藩江戸家老・竹俣当綱は家督前の治憲に意見書を提出し、2代藩主定勝の故事を引用しつつ、藩主が家臣と親しく接する重要性を説いています。米沢藩桜田屋敷の図からは、江戸での治憲の暮らしぶりがうかがわれます。 治憲の兄で秋月家を継いだ種茂は高鍋藩の隆盛期を築いた人物とされ、上杉家にもその善政録「伝名記」などが伝来しています。また上杉斉定の娘・雍(よう)は10代藩主秋月種殷(たねとみ)に嫁ぐなど、両家は血縁関係を重ねました。

 

次回、展示予定

《 上杉鷹山をめぐる人々 》

「 二人の父、秋月種美と上杉重定 」

【展示期間】:平成26年5月1(木)~5月27日(火)

【コレクショントーク(常設展示室解説)】:5月10日(土)14:00~

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238268001まで

 

2014.04.04:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「上杉家の未来 -鷹山の意志を継ぐ者たち-」。

上杉文華館 「上杉家の未来 -鷹山の意志を継ぐ者たち-」

展示期間は、平成26年2月25日(火)~平成26年3月30日(日)まで。

 

国宝「上杉家文書」を中心に藩政改革に取り組んだ上杉鷹山の生涯をテーマとした全十二回、今年度最後の展示です(●≧艸≦)

 

今回の資料紹介は

国宝「上杉家文書」

上杉斉定心付」(うえすぎなりさだこころつき)

 

江戸時代 (天保七年・一八三六)

一八・九×一五五・五

米沢市上杉博物館

 

 

〔 解 説 〕

天保七年四月、上杉斉定は将軍徳川家斉(とくがわいえなり)から鷹山以来の治世を称賛され、鞍(くら)と時服を下賜されました。本文書は、この賞賛を機に藩内の古い弊害を一掃するよう、斉定が家臣などに指示したものです。

鷹山は存世中の天明七年(一七八七)にも将軍から善政を称賛されています。その死後、子孫まで将軍から善政を賞賛されることは、ごく稀なことでしょう。しかし、この文書によれば賞賛されたからといって喜んでばかりもいられないようです。斉定は、賞賛された以上は落ち度がないよう、藩士から下々まで用心し恥を知るように、と述べています。また米沢の統治は有名だが内実が伴わないとし、この機会に古い弊害を改善するため重臣たちに助力を求めています。

当時、鷹山はすでに藩政改革の手本として全国的に有名であり、この将軍からの賞賛は亡き鷹山の名声をさらに高めたことでしょう。有名ゆえに失敗は許されないが、現状は問題点もある、そのような状況下で、斉定は鷹山の藩政改革を継承していったのです。

 

 

鷹山は文政5年(1822)2月に体調を崩し、3月12日に72歳で亡くなります。その遺志を継いで藩政改革を行ったのが斉定です。斉定は7歳から鷹山の元で育てられ、隠居所に住んで鷹山から直接、国政の手ほどきを受けました。天保10年(1839)に12代藩主となった斉憲は、幼児の時に鷹山が亡くなったため、直接にはその教育を受けていませんが、鷹山の治世を手本とし、幕末の動乱期に立ち向かいました。なお、天保7年(1836)には斉定が、安政元年(1852)には斉憲が、幕府から鷹山以来の善政を賞賛されています。

鷹山の政策や意思は、死後も歴代の藩主に受け継がれ、米沢藩の政治を方向付けていったのです。

 明治時代以降、鷹山を評価する視点は農政、民政、組織運営などと時代ごとに変化しつつ、現代まで理想のリーダーとして人々に敬愛され続けています。

 

学芸員による、コレクショントーク、3月22日(土)14:00~です☆*:.。.

 

スタッフ一同、ご来館お待ちしています。

 

次回、展示予定

《 上杉鷹山をめぐる人々 》

「 上杉家と秋月家 」

【展示期間】:平成26年4月1(火)~4月30日(水)

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238268001まで

 

 

2014.03.02:denkoku:[博物館情報]

コレクション展 「江戸時代 殿様の古文書」開催中!

国宝「上杉家文書」の世界Ⅴ

一挙公開 江戸時代 殿様の古文書 』が開催中です♪(^∇^*)*^∇^)♪

 

みなさんはどんなお願いごと.*:゚(・ω・人)゚:*.がありますか(?ω?`)

またいくつありますか(*???*).。.:*

 

 

国宝「上杉家文書」

上杉定勝願書

 

江戸時代(十七世紀)

40.1×54.0

米沢市上杉博物館

 

【 解 説 】

上杉定勝がたくさんの願いごとを書き上げた文書です。神仏に捧げた願文(がんもん)でしょうか。

成立時期は分かりませんが、「宗心」(景勝の法名)とあり、景勝が亡くなる元和九年(一六二三)

以降のものです。

上杉家当主と米沢藩主の立場からの願いごとを、順不同に記しています。個人的な願いとして、

健康や長寿、子孫や一族の繁栄などがあります。呪い・悪口・悪夢・怨念・悩みの除去といった願

いも見え、定勝はこれらに苦しんでいたのかもしれません。

米沢藩主、すなわち統治者としては、豊作や領民の幸福を願っています。軍勢の頑強や戦争の勝

利といった、未だ戦国の遺風が感じられる内容も…。

一方で、幕府の横目(諸国の情勢を見まわり将軍に報告する職)が来ないように、という願いもあ

ります。これは江戸時代の大名特有のものでしょう。

謙信・景勝の心に沿いたいという願いは、両者の治世を理想にするという注意のあらわれでしょう

か。名を天下に揚げる、天下に威勢を震わすといった願いも見え、上杉家の名声を維持拡大しよ

うとする定勝の意気込みが感じられます。

 

 

たくさんお願い事がありますね( ´艸`)

今も昔も願う人の気持ちは変わらないのかも知れません。

このような江戸時代を身近に感じる資料もたくさん展示しております(*ゝωб*)b

 

 

皆さまのご来館、お待ちしておりますm(_ _"m)

☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆☆*゚ ゜゜゚*☆☆*゚ ゜゜゚*☆☆*゚ ゜゜゚*☆

ギャラリートーク(当館学芸員による展示品解説)

3月1日(土)・3月8日(土)
 各14:00~ 当館学芸員 ※企画展示室観覧料が必要です。

 

~『 一挙公開 江戸時代 殿様の古文書 』~
【 期 間 】期 間:2/8(土)~3/9(日)
【休 館 日】休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)
【観 覧 料】一般200(160)円・高大生100(80)円・小中生50(40)円
      ※( )内20名以上の団体料金
☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆☆*゚ ゜゜゚*☆☆*゚ ゜゜゚*☆☆*゚ ゜゜゚*☆

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

 

 

2014.02.23:denkoku:[博物館情報]

コレクション展 「江戸時代 殿様の古文書」開催中!

ただいま、国宝「上杉家文書」の世界Ⅴ

『 一挙公開 江戸時代 殿様の古文書 』が好評開催中です♪(^∇^*)*^∇^)♪

展示期間は、2月8日(土)~3月9日(日)まで。

本展覧会では上杉家の当主(殿様)を軸に江戸時代の文書群の知られざる特徴と全体像を

ご紹介しております。

第一章から第六章に区分し、文書の基本と楽しみ方を分かりやすく解説!

第一章:上杉景勝・定勝親子

第二章:上杉鷹山の藩政

第三章:上杉家の当主として

第四章:幕末動乱の渦中で

第五章:殿様の文芸

第六章:家の由緒、藩主の正統性

 

展示室内はこのような感じです(*・_・*)ゞ

 

 

 

当館学芸員による展示解説があります。

おすすめ *・ω・)/です! 日程はこちら↓↓↓

 

☆*゚ ゜ ギャラリートーク(当館学芸員による展示品解説) ゜゚*☆

・3月1日(土)・3月8日(土)
 各14:00~ 当館学芸員 ※企画展示室観覧料が必要です。

☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ ☆*゚ ゜゜゚*☆ 

 

皆さまのご来館、お待ちしておりますm(_ _"m)

 

~『 一挙公開 江戸時代 殿様の古文書 』~
【 期  間 】期 間:2/8(土)~3/9(日)
【休 館 日】休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)
【観 覧 料】一般200(160)円・高大生100(80)円・小中生50(40)円
      ※( )内20名以上の団体料金
 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

 

 

2014.02.12:denkoku:[博物館情報]