本日より特別展「国持大名 上杉家」後期が始まりました。
本展覧会は米沢藩主上杉家の国持大名としてのすがたを紹介していきます。
国持大名の条件、特権、そして義務や負担などを示す多様な文化財を通して、具体的に上杉家の江戸時代における社会的位置を明らかにしていきます。
そして、展示をご覧いただいて江戸時代の社会の中での上杉家の存在意義を考えるきっかけになっていただければと思います。
後期は前期の展示資料1点を残し全て新しい資料になっております。後期展覧会の展示資料では東北初公開となる「弘化度大広間模型」が展示されています。
この資料は弘化2年(1845年)2月に再建がなった本丸御殿の図面をもとに作られました。大広間では大名の家格によって儀礼の際の席が決まってました。資料をご覧になっていただき当時の情景を思い浮かべていただけたらと思います。
「弘化度大広間模型」
244.5×296.0 東京工業大学博物館所蔵
《ギャラリートークのお知らせ》
後期がスタートする本日、5月23日(土)午後2時より
当館学芸員による展示品解説を行います。
展示内容について、詳しく、分かりやすくご案内いたします。
【 特別展「国持大名上杉家」 】
会期: 前期 平成27年 4月18日(土)~ 5月 17日(日)終了しました。
後期 平成27年 5月23日(土)~ 6月 21日(日)
休館日:5月27日(水)
【 料 金 】
一般 620円(490円) 高・大学生 400円(320円) 小・中学生 250円(200円)
※( )は20名以上の団体料金 常設展示室と一体型料金
【 ギャラリートーク 】
日 時: 5月23日(土)
6月20日(土)
時 間:14:00~15:00
場 所:企画展示室内 ※特別展入場券が必要です。
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで