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洛中洛外図屏風原本展示のお知らせ

当館では4月16日(土)~5月15日(日)までの期間で、

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示いたします!

 

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に送ったと伝えられるもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳に描かれました。

 

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

 

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※同時期に開催の、特別展「米沢中納言 上杉景勝」のチケットでご覧いただけます。

 

特別展「米沢中納言 上杉景勝」

【期間】

2016年4月16日(土)~2016年6月19日(日)

前期:4月16日(土)~5月15日(日)

※洛中洛外図屏風は前期の期間のみの展示です。

後期:5月21日(土)~6月19日(日)

※展示替え5月16日(月)~5月20日(金)

※休館日 5月25日(水)

【開館時間】

9:00~17:00(入館は16:30まで)

【入館料】

一般 620円(490円) 高大生 400円(320円) 小中生 250円(200円)

※( )は20名以上の団体料金

※常設展と企画展のセット

◎5月5日(こどもの日)/小中高生…無料

◎5月18日(国際博物館の日)/常設展…無料

2016.04.12:denkoku:[博物館情報]

ギャラリートークのお知らせ

特別展 「―開館15周年記念特別展― 米沢中納言 上杉景勝」が、

まもなく4月16日(土)からはじまります!

当館では10年ぶりとなる上杉景勝展です。

展示の開始にあわせた、オープニングギャラリートークのご案内をいたします。

企画展開催初日の4月16日(土)14:00から、当館学芸員による展示解説を行います。

ぜひご来館下さい!

※ギャラリートークに参加される際は、企画展示室入場券が必要です。

 

◎今後のギャラリートーク(展示解説)日程

各回14時から、企画展示室にて行います。

5月15日(日) ・ 5月21日(土) ・ 6月19日(日)

※当館学芸員による展示資料解説。

※企画展示室入館料が必要です。

 

◎原本展示

2016年 4月16日(土)~5月15日(日)

国宝 「上杉本洛中洛外図屏風」

※特別展にて展示

新山形県指定文化財「徒然草図屏風」

※常設展示室・上杉文華館にて展示

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております!

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 TEL 0238-26-8001

 

 

2016.04.10:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 「謙信を生んだ一族・長尾氏 ~長尾氏、越後へ~」

当館常設展示室では国宝上杉家文書を常時見ることができる上杉文華館があります。

2016年度の上杉文華館は「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な史料をご覧いただきたいと思います。

平成28年度、最初のテーマは…

「長尾氏、越後へ」 です。

【展示期間】 平成28年3月29日(火)~4月26日(火)

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。2016年度第1回目の上杉文華館は、「長尾氏、越後へ」と題し、長尾氏が守護代として越後で活動し始めるきっかけについて、国宝「上杉家文書」から紹介します。

 

国宝 「上杉家文書」

足利直義御教書

時代: 康永3年(1344)10月20日

法量: 34.7×55.5

所蔵: 上杉博物館

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族・長尾氏 ~長尾氏、越後へ~」

平成28年 4月2日(土)14:00~

場所: 常設展示室 上杉文華館

※入館料が必要です。

 

▼「徒然草図屏風」展示情報

【展示期間】 平成28年4月16日(土)~5月15日(日)

新たに山形県指定文化財となった「徒然草図屏風」を展示します。江戸時代の作であり、上杉家ゆかりの作品です。江戸時代の大名家の教養の一端を知ることのできる貴重な資料と言えます。

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

2016.03.31:denkoku:[博物館情報]

次回展示会のお知らせ

先日3月21日(日)で、企画展「上杉家の古写真」の展示が好評のうち終了致しました!

さて、次回の展示は、

―開館15周年記念特別展― 「米沢中納言 上杉景勝」 です。

 

米沢藩初代藩主上杉景勝は、有力戦国大名上杉謙信の跡を継ぎ、郡雄割拠の戦国時代から全国統一が進められ、完成に至る時代を生きました。

この特別展では、江戸時代の米沢藩上杉家の基礎を築くことにもなった景勝の歴史を、主に中央政権(織田政権・豊臣政権・徳川政権)との関係を中心に紹介していきます。

2006年春における「開館5周年記念特別展 上杉景勝 ~転換の時代を生きた人生~」の開催から10年。前回の展示では、紹介できなかったことや、この10年間のうちに研究が深められ、明らかになったこと、理解が大きく変わったことなど、さまざまな研究の成果が報告されています。このような動向を取り入れ新たな、より深く広い景勝のすがたを紹介していきます。

 

特別展 「―開館15周年記念特別展― 米沢中納言 上杉景勝」

【期間】

2016年4月16日(土)~2016年6月19日(日)

前期:4月16日(土)~5月15日(日)

後期:5月21日(土)~6月19日(日)

※展示替え5月16日(月)~5月20日(金)

※休館日 5月25日(水)

 

【開館時間】

9:00~17:00(入館は16:30まで)

【入館料】

一般 620円(490円) 高大生 400円(320円) 小中生 250円(200円)

※( )は20名以上の団体料金

※常設展とセットのみ

◎5月5日(こどもの日)/小中高生…無料

◎5月18日(国際博物館の日)/常設展…無料

 

【講演会】

「豊臣政権と上杉景勝」

講師/矢部 健太郎 氏(國學院大學文学部教授)

5月14日(土) 14:00~16:00

聴講無料!

 

【ギャラリートーク(展示解説)】

各回14時から、企画展示室にて行います。

4月16日(土)/5月15日(日)/5月21日(土)/6月19日(日)

※当館学芸員による展示資料解説。

※企画展示室入館料が必要です。

 

【展示】

「国宝上杉本洛中洛外図屏風の原本展示」

4月16日(土)~5月15日(日)

※特別展にて展示

 

【ワークショップ】

「ナイトツアーへようこそ夜の博物館へ 洛中洛外図をたのしむ」

5月13日(金) 19:00~20:30

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております!
 

お問い合わせ 上杉博物館 0238-26-8001

 

2016.03.24:denkoku:[博物館情報]

企画展「上杉家の古写真」 好評のうち終了致しました。

企画展「上杉家の古写真」は、3月21日(月・祝)で終了しました。

会期中には5987人の方にご覧いただきました。

ありがとうございました!

 

1、沖縄関係
開幕直後に、首里城内部はじめ沖縄の写真がテレビや新聞で取り上げられたこともあり、大きな反響がありました。地元沖縄の新聞でも大きく報じられ、遠路沖縄からの調査や見学者もみられました。

 

2、人物の推定
 今回、他家の写真や聞き取り調査などにより、写っている人物を調べ、集合写真の一部は壁面の拡大パネルに名前を書き入れ、展示しました。展示開始後も、上杉家の親戚の方や市民の皆様から情報や貴重な写真が寄せられ、さらに調査が進みました。

 

3、君の名は…
 まだまだ、被写体がわからない写真がたくさんあります。幕末から明治期の写真について、全国的に旧大名や有力者の写真類を調べる必要がありそうです。また、米沢や置賜の人物写真についても、さらなる調査が必要です。米沢藩士の写真情報などございましたら、お知らせください。

 

 展示は終了しましたが、今後とも上杉家所蔵写真の調査・整理を進めてまいります。

さて、どんな「発見」があるでしょう。お楽しみに。

 

お問い合わせ

米沢市上杉博物館 0238-26-8001

 

2016.03.24:denkoku:[博物館情報]