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上杉文華館 「謙信を生んだ一族・長尾氏⑧」

上杉文華館 「謙信を生んだ一族・長尾氏⑧」

紛争の調停~長尾能景②

 

2016年度の上杉文華館は「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な史料をご覧いただきたいと思います。

平成28年度、第8回目のテーマは… 「紛争の調停~長尾能景②」 です。

 

【展示期間】 平成28年10月31日(月)~11月23日(水・祝)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。

2016年度第8回目の上杉文華館は、「紛争の調停」と題し、上杉謙信の祖父長尾能景が、現在の長岡市にある普済寺と古志長尾氏との関係をふまえて、抗争を調停していたことについて紹介していきます。

 

「上杉本洛中洛外図屏風」は、1995年に制作した複製Aです。

狩野永徳が描いた際を想定された複製です。

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

2016.10.31:denkoku:[博物館情報]

講演会のご案内

ただいま当館では、開館15周年記念特別展「伊達氏と上杉氏―舘山城跡国史跡指定記念―」を開催中です。

本展覧会では、文献資料や国史跡に指定された舘山城跡の発掘成果など、伊達氏およびその家臣団が米沢に生きた痕跡を辿るとともに、上杉氏との関わりを探っていきます。

 

講演会のご案内です。

10月22日(土)13:30~16:00まで、伝国の杜大会議室におきまして、

舘山城跡国史跡指定記念講演会

「ここまでわかった!国史跡舘山城跡―その実像とこれからの活用にむけて―」を行います。

ぜひご来館下さい。

 

 

【講演会】

◇10月22日(土)

ここまでわかった!国史跡舘山城跡―その実像とこれからの活用にむけて―

「館山城と山形の中世城舘」

山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館前館長 佐藤鎭雄氏

「文献史料からみえる舘山城」

山形大学名誉教授 伊藤清郎氏

「国史跡舘山城跡の発掘調査成果について」

米沢市教育委員会教育管理部文化課主任 佐藤公保氏

「国史跡舘山城跡の整備活動に向けて」

文化庁文化財部記念物課文化財調査官 近江俊秀氏

 

場所:伝国の杜2階大会議室 入場無料

時間:13時30分~16時30分

主催:米沢市教育委員会

共催:米沢市上杉博物館

問い合わせ:米沢市教育委員会文化課文化財担当 0238-21-6111

2016.10.09:denkoku:[博物館情報]

ギャラリートークのお知らせ

ただいま当館では開館15周年記念特別展「伊達氏と上杉氏―舘山城跡国史跡指定記念―」を開催中です。

本展覧会では、文献資料や国史跡に指定された舘山城跡の発掘成果など、伊達氏およびその家臣団が米沢に生きた痕跡を辿るとともに、上杉氏との関わりを探っていきます。

ギャラリートークのご案内です。

10月8日(土)14時から、米沢女子短期大学教授、吉田歓氏による展示解説を行います。

今回のテーマは「伊達郡から見た伊達氏」です。

ぜひご来館下さい。

※特別展入館券が必要です。

 

写真:竹に雀三ツ引両紋蒔絵箱(部分) 仙台市立博物館蔵

後期のギャラリートークの予定

11月5日(土)「伊達氏と家臣団―米沢時代―」当館学芸員 角屋由美子

11月12日(土)「米沢時代の政宗」福島県立博物館専門学芸員 髙橋充氏

※各回14時から

※特別展入館料が必要です

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

2016.10.04:denkoku:[博物館情報]

ギャラリートークのご案内

10月1日(土)から、開館15周年記念特別展「伊達氏と上杉氏―舘山城跡国史跡指定記念―」を開催致します。

本展覧会では、文献資料や国史跡に指定された舘山城跡の発掘成果など、伊達氏およびその家臣団が米沢に生きた痕跡を辿るとともに、上杉氏との関わりを探っていきます。

オープニングギャラリートークのご案内です。

10月1日(土)14時から、担当学芸員による展示解説を行います。

今回のテーマは「中世伊達氏」です。

※特別展入館券が必要です。

ぜひご来館下さい。

 

覚範寺跡出土「一字一切経」(米沢市教育委員会)

 

◆次回以降のギャラリートークの予定

10月8日(土)「伊達郡から見た伊達氏」 米沢女子短期大学教授 吉田歓

11月5日(土)「伊達氏と家臣団―米沢時代―」当館学芸員 角屋由美子

11月12日(土)「米沢時代の政宗」福島県立博物館専門学芸員 髙橋充

※各回14時から

※特別展入館料が必要です

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

2016.09.27:denkoku:[博物館情報]

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示のご案内

10月1日(土)から、10月14日(金)の期間で、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致します。

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に送ったとされるもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

※同時期に開催の、特別展「伊達氏と上杉氏―舘山城跡国史跡指定記念―」のチケットでご覧いただけます。

開館15周年記念特別展「伊達氏と上杉氏―舘山城跡国史跡指定記念―」

【期間】

前期:10月1日(土)~10月30日(日)

後期:11月3日(木祝)~10月27日(日)

展示替え:10月31日(月)~11月2日(水)

休館日:10月26日(水)・11月24日(木)

【料金】

一般 620円(490円) 高大生 400円(320円) 小中生250円(200円)

※常設展示室と一体型での料金です。

◎11月3日(木祝)東北文化の日推進事業/入館料無料

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0283-26-8001

 

2016.09.25:denkoku:[博物館情報]